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日記#7 陸前交通を振り返る(中編)
引き続き陸前交通を振り返る。
昨日は創作の動機から架空仙台誕生までを語った。今日は架空仙台の挫折から現在に至るまでの話をしたい。
仙台産業化という思考実験架空仙台の方針は仙台を重工業化し、人口を300万に増大させることで大手私鉄 陸前交通を現出させることであった。この状況を作り出すために私は二つの問いを立てた。一つ目は「いつの時点から改変すべきか」二つ目は「基幹産業は何が必要か」である。
一つ
日記#5 深秦メモ①
なんか思ったけど、鎖国令のとき最初から深秦を切り離すんじゃなくて、スペインと陸上国境を引いて深秦にも鎖国令を強いるけど、どうしようもない力学によって破壊されて独立するってルートのほうがしっくりくるな。
律令制に取り込まれず蕃太と和人が混じるよくわからないモヤッとした部分を国境の外側にして手打ちにするけど、日本側とスペイン側の交流を全然制限できず、キリシタン弾圧も徹底できない。
いや、今までの話
日記#3 琉球鉄道ウラ話
琉球鉄道の電車が着々と仕上がっている。
電車が最新まで追いつき次第、他にも着手したいところだ。今回は1975年にコーポレート・アイデンティティが制定された設定なので、ロゴやサインシステム、停車駅案内のデザインは車両と繋がりのあるものとしたい。
日本の鉄道はコーポレート・アイデンティティ(CI)の導入が西欧、米国、南米に対して遅れていて、各国が1960年代から導入を試みている中、日本が本腰を入れ
はすま電車論#1 貫通扉とデザイン
Mr.Densha氏のこのツイートを見て、私の関心とも重なるところがあり色々想起したため書き留める。
私はライフワークとして架空電車を考えており、日本の電車のデザインの変遷や傾向について注目してきた。特に貫通扉はこれから述べるように日本の電車を特徴づけるパーツだと考えていたから、Mr.Densha氏も似たところに着眼していることが嬉しくなり、こうして文を書くに至った。
貫通扉はマイノリティ貫通扉
日記#2 余剰とバブルと展望車
季節の変わり目で自律神経がおかしくなってきた。どうやらこれは避けられないらしい。眠りの質が目に見えて落ちている。
寝不足は一時の集中力を高める効果があると最近分かった、戦略的に寝不足状態を活用して創作にブーストをかけていることがある。この季節はどうやっても寝不足だから創作が捗るかもしれない。
今日は琉球鉄道の2000形を考えていたがまだ決まらない。大窓の展望車というのにあまり縁がなく、また思い入
陸前交通についての基礎情報
私の中で最も古い架空鉄道である陸前交通と、その舞台装置である架空仙台について基礎情報をまとめる。今までの私といえばサイトを持たない架空鉄道作者であり情報の体系化が全くされていなかった。今からその流れを断ち切り、体系化を進めていきたい
概要陸前交通は宮城県仙台市に本社を置く鉄道会社である。
一般には大手私鉄に分類され、鉄道業以外にもコンビニ、スーパー、ショッピングセンター、賃貸マンション、住宅販売