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日々の呟き 思いつき

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ふと浮かんだ言葉の備忘録
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#田んぼ

私たちの新しい物語を紡ぐ〜稲の多年草化栽培*それは野生に還る新たな旅。

私たちの新しい物語を紡ぐ〜稲の多年草化栽培*それは野生に還る新たな旅。

「耕作放棄地を耕す」という有志のグループの仲間が松山から東京にやってきた。理由は相模原で今、静かに注目を浴びる「稲の多年草化栽培」の実験を重ねてい小川誠さんの圃場の見学会があると。以前から私も興味を持っていて、小川さんの著書を読み、いつかこの圃場を見てみたいと思っていたので、即、私も参加すると決めた。

「自然の理に沿うことで、自然の力を最大限に活かす」という目線で「なごみ農」をうたう小川さんはま

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田んぼにてEMと共に『繋がり』を見つめ直す

田んぼにてEMと共に『繋がり』を見つめ直す

@南房総・安房浜田

田植えを終え、草取りに通う日々。
そんな中、私たちがEMを学ぶグループを
牽引するEM親善大使の野本千津子先生を
松山から迎え、わたしたちの田んぼでの
さまざまな実習が行われました。

関東を中心に、各地から田んぼに
20人余りの実習をする人たちが来る、
ということは
実はえらいことだ!と気づき
迎え入れる準備を始めて2ヶ月。

通う度に、田んぼの草刈りはもとより
田んぼ取り

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わたしがEMグラビトロン農法を学ぼうとしたわけ。

わたしがEMグラビトロン農法を学ぼうとしたわけ。

EMとはEffectively (有益な)Microorgnisms(微生物群)。
つまり、良い働きをする微生物たち、乳酸菌や酵母、そして光合成細菌を集めたもの。有機物を発酵に導き、人間と自然界が心地良い関係を築き、有益な働きをしてくれる菌の集合体です。

乳酸菌が発酵を助け、光合成細菌は主に太陽の光を生命力に転換し、酵母もまた発酵と旨味を醸します。

この三者が揃うと、あらゆるものが美味しくなっ

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今年も田んぼが始まります。コロナ禍で生まれた小さなコミュニティの仲間と共に、再び一万粒の種を蒔きました。

今年も田んぼが始まります。コロナ禍で生まれた小さなコミュニティの仲間と共に、再び一万粒の種を蒔きました。

桜が散ると我が家は田んぼの準備が始まります。
ここ数年は、東京の郊外にある我が家のガレージで水田プールを作り、そこで館山の田んぼに植える苗を育てています。ご近所のご理解を得つつ、今年も種蒔きが完了しました。これもコロナ禍のギフト。人は窮地に立つと、できるうる限りのことを工夫して新しい試みをすることができるものです。
自宅ガレージでの苗づくりについては2年前の日記より。

種蒔きをする前には、種籾の

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夏至の日に田んぼで想う。お互いに愛しあうために。

夏至の日に田んぼで想う。お互いに愛しあうために。

夏至、そして日食という
天体の壮大なイベントが展開する中
田んぼでアース・キーピング✨

2週間ぶりの田んぼは水が抜けて草叢に😅
いつものことながらごめんねー🙏
と、ニシキクンに謝るところから始まる。

そんなこちらの引け目をよそに
こなぎやらなんやらの草と共生しながら
彼らはたくましく大地に根を下ろし
扇形に茎を分蘖させて威風堂々たるもの。

そのたくましさに
今年も元気をいただきます。

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田んぼダイアリー 7.7 〜草取り瞑想の時間〜

田んぼダイアリー 7.7 〜草取り瞑想の時間〜

先週末。土曜日の早朝に出発し、日曜にかけて田仕事へ。
この時期は終わりなき水管理と草取りの時間。
とはいえ、東京⇆南房総の通いながらの管理のため、
できることは限られるのだけど。

今年は、とってもありがたいことに、田植えだけでなく、
継続的に田仕事に参加してくださる方々が現れた。
みんなで田仕事して、宿で美味しいものを作って食べて、
語ってぐっすり寝る!というフェス。
いつかは田んぼの周りで大地

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自祝生活徒然*田んぼで想うこと 6.24

自祝生活徒然*田んぼで想うこと 6.24

今朝は、自転車で15分ほど行ったところにある、有機農家さんの田んぼのお手伝い。もはや住宅地に囲まれているものの東京とは思えないのどかさにいつも癒される。

今年はコロナさんのお陰様で時間もあり、千葉にある自分たちの田んぼだけでなく、いつもコミュニティ農園の活動でお世話になる農家さんの田んぼも、お手伝いさせていただいている。

今朝は田植えをして2週間後の草取り。有志の方々も集まり5人で一反弱の田ん

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