居場所を続けていくということ ~横浜市港南区のお菓子屋さん 手作りおやつ工房とさか~
色んな居場所があっていい。一人一人が自分で選択できる地域社会に
今週は、空き家を活用した地域の居場所にあちこち行ってきました。「居場所」って言葉があちこちで聞かれるようになりましたが、「居場所」の指す意味って使う人や状況によって結構バラバラなのかな?時々違和感を覚えたりしながら、私も使ってしまう「居場所」という言葉。
「居場所とは?」なんて話すとこじれてきそうだから、色んな解釈があっていいんじゃないのかな~ってスタンスでいたいと思います(^-^)
色んな居場所があって、居心地のいい居場所を自分で選べばいいし、「こうじゃなきゃいけない」ってことはないかなと思います。ありのままの自分でいられるお気に入りの居場所を見つけたい♪
お店も居場所なんだな
手作りおやつ工房とさかは、ただの個人店だけれど、まず第一に店主の私が自分らしくいられる大切な居場所です。自分が店を始めてからわかったけれど、小さなカフェや個人でやってる居酒屋なんかも「居場所」なんだなって。「ここは子どもの居場所ですよ~」とか「生きづらさを感じている人のための居場所です」なんか謳わずとも、常連さんがいたり、店主さんやお客さん同士が自然と打ち解けたり…。
行くと誰かと話ができたり、自分のことを覚えてくれてる人が声をかけてくれる居場所。便利な世の中になって、地域のつながりも希薄になって、家族以外に身近に話せる人がいなくて困っている人はたくさんいる。
「居場所」と言われる居場所
チェーンのコーヒー屋さんに一人で行って、隣の席に一人で座っている人に声をかけたら変な人だと思われるかもしれないし、嫌な顔されてこちらが傷つくかもしれないけれど、「地域の居場所」とか「みんなの居場所」という所に行けば、声をかけてくれる人がいたり、ちょっと勇気を出して話しかけてみると「私も~」と意気投合することもある(^-^)もちろん、無理に他人と話すことを強要されることはない。
だけど、ここなら受け止めてもらえるかなっておしゃべりに来る方や、私も何か役に立ちたいなって方、話はしないけれど人がいる空間の中にいたいなって方など、誰かとつながりたいと思ってる方が結構多いのかな。
そんな「居場所」が地域にたくさんあったらな。自分の存在が誰かに認められて、行けば自分のこと覚えてくれていて、逆に自分もふとした時にそこで出会った人の顔を思い浮かべたり。誰かのことを思ったり思われたりって、なんだかあったかいなって私は思います(^-^)
色んな居場所が地域にたくさんあるように、手作りおやつ工房とさかはがんばるぞ~☆