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フライ返しが腰痛を治すためのカギだって知ってました?
皆さん、腰痛に悩まされた経験はありますか?
突然の腰痛で、日常生活が一変してしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
私も今週の月曜日から、これまでの人生で経験したことがないレベルの腰痛に見舞われてしまいました。
痛みのあまり、整骨院には週6で通い詰める状態に。
さらには水曜日には会社を早退して、整骨院の後に整形外科にまで足を運ぶことになってしまいました。
待合室での長い戦い
ところが、整形外科は想像以上の混雑ぶり。
夕方4時40分に到着したものの、診察室に呼ばれたのは実に夜の6時40分。
激しい腰痛を抱えながら、2時間もの間、待合室の固い椅子に座り続けることになってしまいました。
正直なところ、痛みと、このような混雑日に来てしまった自分の運のなさに、涙が出そうになりましたね。
しかし、幸いなことに、レントゲン検査の結果、骨には異常がなく、ヘルニアや脊柱管狭窄症の心配もないことがわかりました。
ほっと胸をなでおろしたのもつかの間、お会計を済ませて整形外科を後にしたのは夜の7時10分過ぎ。
実に2時間半もの長丁場でした。
さらに困ったことに、私の行きつけの薬局は夜7時で受付終了。
結局、処方された湿布と鎮痛剤は翌日まで手に入れることができませんでした。
一人で湿布を貼る難しさ
湿布を手に入れた後も、新たな困難が待ち受けていました。
一人で背中や腰に湿布を貼ろうとすると、どうしてもシワになってしまい、患部に上手く貼ることができないのです。
あわてて貼ろうとすると、たちまち湿布はクチャクチャになり、見た目も触り心地も、まるでモツのような状態に。
結局、妻に手伝ってもらうことになりました。
しかし、これって一人暮らしの高齢者の方々は、いったいどうしているのだろう?
そんな疑問が湧いてきて、色々と調べてみることにしました。
湿布貼りのプロフェッショナルに学ぶ、一人で貼るコツ
調べてみると、医療の現場では、患者さんに向けて、実に丁寧な湿布の貼り方指導が行われていることがわかりました。
特に、一人暮らしの方や、家族の助けを得られない方向けに、さまざまな工夫が重ねられているんですよ。
まず大切なのは、湿布を扱う際の基本的な心構えです。
あせって早く貼ろうとすると、必ずと言っていいほど失敗してしまいます。
ゆっくりと、深呼吸をして、落ち着いて取り組むことから始めましょう。
具体的な手順をご紹介させていただきますね。
まず、利き手が右手の方を例に説明させていただきます。
左手で湿布をしっかりと持ち、右手で真ん中のシールを丁寧に剥がします。
この時、湿布全体が曲がったりよれたりしないように、優しく扱うのがポイントです。
次に、とても重要な「縦持ち」という技があります。
これは、医療現場でも推奨されている方法なんですよ。
なぜ縦に持つのかというと、重力に逆らわない形で湿布を扱えるからなんです。
横向きに持つと、湿布の自重で歪んでしまいやすいのですが、縦に持つことで、自然な状態を保ったまま貼ることができるんです。
湿布を縦に持った状態で、体の後ろに手を回し、最も痛みを感じる部分に、まず中央部分を優しく貼り付けます。
この時、鏡を使うと、より正確に位置を確認できますよ。
私も最初は戸惑いましたが、何度か練習するうちに、体の感覚だけでも、おおよその位置を把握できるようになりました。
中央部分を貼り終えたら、次は上部のセロハンを剥がしていきます。この時、左手で中央部分をしっかりと押さえたまま、右手でゆっくりとセロハンを剥がしていきます。
剥がしながら、左手でなぞるように、優しく肌に密着させていくんです。
最後に下部も同じように処理します。
この一連の動作を行う際、急いで剥がそうとせず、「ゆっくり」「丁寧に」を心がけることが、きれいに貼るコツなんです。
便利グッズとの出会い
そんな中、さらに調べていくと、驚くべき発見がありました。
なんと、一人で湿布を貼るための専用グッズが開発されているんです!
「しっぷ貼り 一人でペッタンコ」という商品は、まさに私のような腰痛持ちにとって、救世主のような存在かもしれません。
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この「しっぷ貼り 一人でペッタンコ」という商品を見つけた時、正直「なるほど!」と、私は感動してしまいました。
背中にスライドさせるだけで、シワなくきれいに湿布が貼れる仕組みなんですよ。
私自身は今回、妻のサポートがあるため購入はしませんでしたが、この商品の存在を知って、強く印象に残ったことが二つあります。
一つは、誰かが「一人で湿布を貼る」という困りごとに真摯に向き合い、解決策を考え抜いたということ。
もう一つは、そういった不便さや困りごとがあるからこそ、新しいアイデアや工夫が生まれるということです。
創意工夫は身近なところにも
さらに調べを進めていくと、もっと身近な発見がありました。
なんと100円ショップで売っているフライ返しを使って、器用に湿布を貼っている方がいらっしゃるというではありませんか!
これには本当に驚きました。
台所用品として使われるフライ返しが、まさか腰痛対策の道具として活躍するなんて。
考えた方の発想力に感服すると同時に、人間の知恵の素晴らしさを実感しました。
困ったときの工夫は、案外、私たちの身近なところにヒントがあるのかもしれません。
気づきと感謝
この一週間の腰痛との闘いを通じて、多くの気づきを得ることができました。
整形外科での長い待ち時間、一人では上手く貼れない湿布、そしてさまざまな対処法を探る過程。
一見すると、どれもネガティブな経験のように思えます。
でも、考えてみれば、こういった不便さがあるからこそ、より良い解決策が生まれるのかもしれません。
湿布を貼る専用グッズが開発されたり、フライ返しを使うアイデアが生まれたり。
不便だからこそ、人は知恵を絞り、より良い方法を考え出すんですね。
そして何より、毎日快く湿布を貼ってくれる妻の存在のありがたさを、改めて実感することができました。
彼女の助けがあってこそ、この痛みに耐えられているんだと思います。
時には、困りごとがあることで、普段当たり前に感じている周りの人々の、サポートの大切さに気づかされることもあるんですね。
腰痛は確かにツラいものです。
でも、この経験を通じて、
不便さや困りごとは必ずしも悪いことばかりではない
ということに気づくことができました。
それは新しいアイデアを生み出すきっかけとなり、また、普段気づかない感謝の気持ちに目を向けさせてくれる機会にもなるのです。
今回の経験を、単なるツラい思い出として終わらせるのではなく、新しい気づきを得られた貴重な機会として、前向きに捉えていきたいと思います。
これを読んでくださっている方の中にも、同じような経験をされている方がいらっしゃるかもしれません。
どうか、諦めずに、色々な工夫を試してみてください。
きっと、あなたに合った解決策が見つかるはずです。
そして、もし周りにサポートしてくれる人がいらっしゃるなら、その存在の大切さを実感する良い機会かもしれませんね。
もしも皆さまの中に、腰痛でお悩みの方がいらっしゃいましたら、その痛みが少しでも和らぎますよう、心からお祈りしております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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