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新型コロナで再認識した都会暮らしの危うさ
6月20日現在、新型コロナウイルス感染者数が少ない県は、岩手(0人)、鳥取(3人)、徳島(5人)、鹿児島(10人)、秋田(16人)。すべてが県土の大半を過疎地域が占める。岩手県は本州で最も面積が広い。1㎢あたり人口密度は80.29人で、本州で最も少ない。だから、「三密」にはなりにくい。これは、農業現場でも同様だ。田畑での農作業のみならず、農村社会で「三密」になるケースはほとんどない。農民作家の山下
もっとみる臨時休校の学校給食への影響
安倍首相が唐突に打ち出した、全国の小中高校に対する春休み開始までの臨時休校要請について、各方面から異論が出ている。専門家の意見を反映したものではなく、右派系勢力にも広がりつつある批判にあせった首相の思いつきだろう(産経新聞とフジテレビグループが2月22・23日に行った世論調査では、支持率36.2%、不支持率46.7%)。
以下のコメントが的を射ている。
「休校は地方自治体が主体的に判断すべき
保守とリベラルを考える
先日、東京・生活者ネットワークの「新春の集い」で、政治学者の中島岳志さんの講演を聞いた。ぼくは、「リベラル保守による現実主義」をモットーとする彼に、もともと一目置いている。最近は、ファンと言ってもよい。このときの話も非常に示唆に富む内容だったので、紹介したい。
最初に結論を書こう。リベラルの反対概念は保守ではない。リベラルと保守は、相性が良い。
意外に思う人がけっこういるかもしれない。だが、
オーガニックスーパーで感じた疑問
9月19日、「パリ発のオーガニックスーパーマーケット」と銘打つBio c’ Bon(ビオセボン)に、ぼくが理事を務めるコミュニティスクールまちデザインの講座で、初めて行った。訪れたのは2016年に一号店としてオープンした麻布十番店(港区)だ。
ホームページの「私たちがめざすもの」には「普段使いできる幅広いオーガニック商品の品揃え」「話して、納得して購入できるコミュニケーションのあるお店」などと書
都市に農業はいらないか?
いっこうに晴れない日々が続いていますが、今年もぼくが大好きな練馬の夏野菜の美味しさは変わりません。先日も枝豆とトウモロコシを堪能しました。もちろん、ビールと一緒に!
実は、都市農業をめぐる状況はこの30年間でとても大きく変わりました。1980年代の半ばは似非評論家やマスメディアが「都市に農地はいらない」の大攻撃。都市部の農業者は肩身が狭い想いをしたものです。「都市にこそ農業が大切だ」と一貫して思