おこのみ会

愛知県安城市で学校が苦手な子と親の居場所をやってます! ■毎週木曜日&第一土曜日 ■愛知県安城市 青少年の家 不登校の親が中心となって運営しています。 居場所の運営の話、不登校の親としての話などなど

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愛知県安城市で学校が苦手な子と親の居場所をやってます! ■毎週木曜日&第一土曜日 ■愛知県安城市 青少年の家 不登校の親が中心となって運営しています。 居場所の運営の話、不登校の親としての話などなど

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居場所を運営してきて思うこと

私自身、不登校の子どもを育てる親として、日々悩みながら、時には間違えながら、何とか一日一日を過ごしてきました。 だからこそ、「こうしたら再登校できますよ!」とか、「この時期には次のステップに進めますよ!」といった、明確な『答え』や『時期』をお伝えすることはできません。 正確に言うと、その『答え』や『時期』は、一人ひとりの子どもによって違うのだということが、我が子や「おこのみ会」の子どもたちを見ていて、少しずつ実感として分かってきたのです。 ですから、子どもたち一人ひとり

    • 【不登校の親 体験記】夫の話

      おこのみ会代表の国賀です。 私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。 自分自身の不登校児の子育て経験を書いています。 不登校の息子と夫「息子さんが学校行かなくなった時、お父さんはなんて言ってましたか?」とよく聞かれます。 親の会でもお父さんと子どもの関係で悩むお母さんが多いように感じます。 子育てでの価値観の違いは夫婦の関係にも大きな影響を与えますよね。 私も同じように悩んできました。 夫に「お父さんの話しを聞きたい人多いみたい

      • 【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて⑥

        おこのみ会代表の国賀です。 私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。 自分自身の不登校児の子育て経験を書いています。 ◆①のリンク 中学生になった息子息子は現在中1になりました。 今は学びの多様化学校(不登校特例校)に通っています。 通学には電車を使って一時間以上かかります。 通うことになったきっかけは高学年になった時に電車ブームがやってきたことです。 毎日電車に乗って学校に通えること、鉄道部があることが息子にとっては魅力的に写

        • 【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて⑤

          おこのみ会代表の国賀です。 私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。 自分自身の不登校児の子育て経験を書いています。 息子の居場所を探す 不登校の息子と娘と、日中3人で過ごす毎日は、私にとってとても辛いものでした。 心に余裕がなく、息子も度々癇癪を起こしたり、私と離れることを嫌がったりと、不安定な様子を見せていました。小学校一年生の息子を家に残して買い物に行くこともできず、息子は用事に付き合うのを嫌がっていたので、簡単な用事を済ますこ

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        居場所を運営してきて思うこと

          子どもたちにとっての学生サポーターの存在【おこのみ会】

          みなさん、こんにちは。おこのみ会でサポーターをしています、田中です。 保育士・ペアレントトレーナーとして、運営などお手伝いさせていただいています。 おこのみ会では、大学生サポーターが子ども達と遊ぶために来てくれることがあります。 大学生サポーターの役割と具体的な活動 大学生サポーターは、親でも先生でもない立場で子どもたちと関わってくれます。 簡単に言えば、子どもたちのお兄さんお姉さん的存在です。 外で思いっきり体を動かして遊んだり、ゲームで一緒に遊んだり、年齢が近いか

          子どもたちにとっての学生サポーターの存在【おこのみ会】

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて④

          おこのみ会代表の国賀です。 私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。 自分自身の不登校児の子育て経験を書いています。 悩みを受け入れてくれる場所息子との日々に限界を感じていた私は、誰かに悩みを相談できる場所を探しました。 インターネットで調べた結果、近くの福祉センターで不登校の親の会が開かれていることを知り、一歩踏み出すことにしました。 しかし、その一歩を踏み出すのはとても不安でした。当時の私は精神的に追い詰められていて、親の会で『

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて④

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて③

          おこのみ会代表の国賀です。 私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。 自分自身の不登校児の子育て経験を書いています。 不登校になってからの葛藤 学校に行かなくなってから、私はプレッシャーを感じていました。 小学校1年生で不登校、まだひらがなの読み書きも、たし算引き算も出来ません。 学校に行っていれば先生にお任せできる部分がたくさんありますが、学校に行かないとなると、勉強も経験も私が教えなければ何も出来ないまま、知らないままになって

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて③

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて②

          おこのみ会代表の国賀です。 私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。 前回から自分自身の不登校児の子育て経験を書いています。 行き渋りから母子登校…そして不登校へ学校への行き渋りはほぼ毎日ありました。 毎日話を聞くのですが、その日学校で嫌だったことが次から次に出てきます。 『友達が意地悪する。』 『ひらがな書けない。』 『計算がわからない。』 『お直しが嫌だ。』 『教室がうるさい。』 初めての子でしたし、親としてはどうし

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて②

          不登校の子どもの気持ち

          こんにちは。 おこのみ会でサポーターをしています、田中です。 保育士・ペアレントトレーナーとして、運営などお手伝いさせていただいています。 定期的に、サポーターから見たおこのみ会のことや不登校に関することを綴ります。 不登校の要因について、子どもと教員の間に認識のずれ2024年3月に、不登校の要因について、子どもと教員の間に認識のずれがあるという記事が出ました。 これは、公益社団法人子どもの発達科学研究所が行った、「文部科学省委託事業 不登校の要因分析に関する調査研究」の

          不登校の子どもの気持ち

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて①

          私は愛知県安城市で不登校の小中学生と親の居場所『おこのみ会』を運営しています。   今回から自分自身の不登校児の子育て経験を書いてみようと思います。 はじめに最初にご理解いただきたいのは、自分の体験を話すのは、こうすれば上手くいきますよという方法をお伝えするのが目的ではありません。   うちの息子と今これを読んでくださっている皆さんのお子さんや向き合っているお子さん(支援しているお子さん)は個性も状況も違います。   私自身の子育てがとても良いものだとも思っていません。反省

          【不登校の親 体験記】不登校の息子を育てて①

          おこのみ会の始まり

          「おこのみ会」は、2018 年に不登校の子どもと親御さんのための居場所としてスタートしました。 今日はおこのみ会の成り立ちについて書いてみようと思います。 不登校の子どもの居場所がない当時は不登校の子どもたちが急激に増え、安城市内でも多くの子どもたちが行き場を失っていました。その頃の安城市にはフリースクールがなく、市が運営する適応指導教室以外で不登校の子どもたちが集まれる場所はほとんどありませんでした。 不登校の子ども同士の交流も少なかったため、家以外の安心できる場所を

          おこのみ会の始まり

          はじめまして!おこのみ会です!

          はじめまして! 私は愛知県安城市で、不登校の小中学生とその親御さんが安心して過ごせる居場所「おこのみ会」を 運営しています。代表の国賀夕奈です。 この記事では、「おこのみ会」を初めて知っていただいた方に向けて、どんな活動をしている団体なのか、 そしてこの note でどんな情報を発信していくのかをお伝えします。 おこのみ会ってどんな団体?「おこのみ会」は、毎週木曜日に安城市青少年の家で、不登校のお子さんと親御さんのための居場所を 提供している任意団体です。 運営メンバー

          はじめまして!おこのみ会です!