子どもたちにとっての学生サポーターの存在【おこのみ会】
みなさん、こんにちは。おこのみ会でサポーターをしています、田中です。
保育士・ペアレントトレーナーとして、運営などお手伝いさせていただいています。
おこのみ会では、大学生サポーターが子ども達と遊ぶために来てくれることがあります。
大学生サポーターの役割と具体的な活動
大学生サポーターは、親でも先生でもない立場で子どもたちと関わってくれます。
簡単に言えば、子どもたちのお兄さんお姉さん的存在です。
外で思いっきり体を動かして遊んだり、ゲームで一緒に遊んだり、年齢が近いからこそできる関わり方をしてくれています。
子どもたちへのメリット
親でもなく、大人でもない同年代に近い大学生サポーターと一緒に遊ぶことで、子どもたちは楽しい時間を過ごして活力を得ることができます。
また、いろいろな人と接することで、人との関わりを体験して学んでいます。
社会的なスキルの向上や自己肯定感の育成にも繋がります。
学生サポーター自身へのメリット
大学生サポーターは、子どもたちとの関わりを通じて、教育や心理の実践的な学びを得ることができます。
子どもたちの成長に寄り添うことで、自らの成長も感じられる場となっています。
親へのメリット
親にとっては、子どもが信頼できる大学生サポーターと過ごすことで、安心して自分の時間を持つことができます。
学生サポーターと子どもが楽しく遊ぶ姿は、親にとってもうれしいものです。
サポーターの存在が、親にとっても心の支えとなっています。
大学生サポーターと子どもたちを見ていて
大学生サポーターと子どもたちの関わりを見ていると、その存在の大きさを強く感じる瞬間があります。
親や先生は、立場上どうしても子どもたちと対等に関わるのが難しい場面もあります。しかし、大学生サポーターは年齢が近いこともあり、子どもたちにとって心を許せる大人です。
親でも先生でもない、年齢の近い「第三の大人」とも言えます。
活動に誘う際も、わたしたち大人や親が声をかけるより、大学生サポーターの方が自然と子どもたちが応じやすいように感じます。
大人が声をかけると「やらない」と一言で終わってしまうことも、学生サポーターだと「えー」「やだー」などとコミュニケーションを取りながら「やめる」や「しょうがない、やるかぁ」と返事をしています。
活動に参加するしないはともかくとして、この何気ないやり取りこそが、実はとても大切だと感じています。
親が子どもに対して心配する事のひとつに、「コミュニケーション」に関するものがあります。
学校に行っていれば、学校の中で良いことも悪いこともたくさん経験し、その中でコミュニケーション力を鍛えるものだと思います。
しかし、不登校という選択をした子、学校に行けていない子にはこのコミュニケーションを学ぶ機会が減少します。
人との関わり方を学ぶためにも、子どもにとって大学生サポーターの存在はとても大きいと感じています。