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キリンビールサロンで触れた、一杯のビールと一瞬のきらめきについて。
はじめてビールを飲んだとき、「苦酸っぱいな」と思ったのを覚えている。
大学のサークルで山奥の合宿所に行き、あーでもないこーでもないと議論を重ねた後、ダンボールの中から少し温くなったビールを取り出して飲んだ。あとであの日飲んだのはビールではなく、発泡酒だったと知ったのだけど。
僕はもうすぐ30歳をむかえるのだけど、あの日からいったい何杯のビールを飲んだのだろう。生活の中に突如登場した(主に)金色
他人への期待と個々人のOSアップデートについての話
もうすぐ僕は30歳になる。
20代ラストの年ということで、何か思うことがあるかと言われると、1月が誕生日でまだ猶予があるせいか、これといった感慨深さみたいなものはそれほど覚えていない。
今年の夏、30歳を記念して、地元で同窓会があると同級生の巨大LINEグループで連絡があった。実際は例のウイルスの影響で開催されるかどうかはわからないのだけど。
ずばり、これに参加するか悩んでいる。
というの
「なんとなく」で生まれた価値によせて
インターネットが好きだ。
SNSを通じて、たくさんの友達ができた。中には対面で会ったことはないけど、リアルでよく会う人以上に親近感を持っている人も多くいる。
さとうさんはそんな「出会ったことないけど好きな人」のひとりだ。
さとうさんは猫のアイコンでTwitterをやっているので、僕は彼のお顔を知らないし、ビジネスの発信を積極的にされているさとうさんであっても、ものすごく具体的な仕事内容までは知
【3万字】2019年、新しく出会った100人に感謝する
どうも、Mr.大晦日ことせっちん丸です。なにそれ?
2019年が終わりますね。めっちゃ終わりますね。終わるよ。
令和元年のはじまり、めでたい一年ということもあってか、今年は本当にたくさんの新しい人と出会うことができました。
友達や妻の紹介だったり、こうやってnoteを書いたことから繋がった縁であったり、仕事を通じて出会えた人だったり。
出会いは数が大事なわけではないけれど、総じて、なんとも気持
100人のコミュニティを1個作るか、10人のコミュニティを10個作るか
世はまさに大コミュニティ時代。
オンラインで、オフラインで、人の集まる「場」をいかに作るかは永遠の課題である。
唐突だが、
「もしも自分が何かしらのコミュニティを作るとしたら、どんなやり方を取るだろうか?」
そんなことを考えていた。妄想である。妄想人類諸君、こんにちは。
もちろん、大前提としてどんな世界観を描きたいか、どんな目的なのかによってやり方は変わる。
そこで浮かんだのが「100
「何者であるか」より「何が好きか」で繋がれることの尊さについて
人と人との繋がり方の話をする。
社会人になってからいつの間にか5年が経った。
あの頃はただの画像加工用アプリだったインスタグラムは立派なコミュニケーションインフラと化し、かつてmixiの掲示板だったWeb上のコミュニティはある領域に特化したオンラインサロンが主流となりつつある。
思えば「コミュニケーション」とか「コミュニティ」みたいな「コミュコミュ」した言葉が急速に浸透したのもここ5年くら
ひとりぼっちを作らないためには「線引き」をしないことが大事だよなという話
「コミュニティ」という言葉をはっきりと認識したのは2011年のことだった。
友達の「ランボー」という屈強なあだ名の割にひょろっとした体格の青年が、「コミュニティデザイン」という言葉が表紙に書かれた本を持っていたのを見たのがきっかけだ。
当時はいわゆるアーリーアダプター的なカタカナが好きそうな人たちが好んで使っていたが、8年経って飛騨に住んでる実家の母が日常的に使うほど、かなり浸透した言葉となった
メディア!コミュニティ!の時代だからこそプロダクト作りが一番大事だよなという話
先日、とある「コミュニティ×飲食」を謳ったお店に行ってきた。
ネットで情報を見て楽しみにしていたのだけど、結果的に少しがっかりした気持ちでお店を去ることになってしまった。
その要因について、帰り道に自分なりに考えたのでまとめてみようと思う。
前提として、このお店のことを批判したいわけではないし、ネガティブな感情を吐露して誰かに共感してもらいたいわけでもない。
今回のケースはきっといろんなことに通