もしももクロの「行くぜっ!怪盗少女」が古典和歌だったら
「ももいろクローバーZ」といえば、紅白出場経験もあるいわば“国民的アイドル”。
2022年にはメンバーの高城れにちゃんが結婚したことでも話題になりましたね。
アイドルという職業柄、結婚や恋愛のニュースは炎上しやすいもの。
しかしそういったマイナスの声もほとんど聞こえてこないほど、ももクロはファンの人たちに深く愛されているイメージがあります。
ハロプロやAKB48グループなど、数多くのライバルが活躍する時代を、全力で駆け抜けた彼女たち。
3年連続で呼ばれていた紅白歌合戦の出場を逃すと、なんと自ら「ももいろ歌合戦」という番組を立ち上げたのだそうです。
番組では毎年、紅白に負けない豪華なアーティストを集めて年越しを盛り上げているのだとか。
いつまでもファンを飽きさせない大胆さと行動力のある、面白いグループですよね!
「目に見えないもの」とは?
そんな彼女たちを一躍有名にさせたデビュー曲、「行くぜっ!怪盗少女」。
タイトルに「怪盗」と入っているぐらいなので、何かを盗もうとしている歌のようです。
今回、この2番の歌詞に着目して和歌にしてみました。
しかし「目に見えないもの」とは一体何なのか…!?
その答えは、1番の歌詞で既に出てきています。
そう、彼女たちが盗もうとしているのは、ファンの心なのですね。
確かに「心」は目に見えません。
そして盗んでしまえば、“いつか消えていく”こともない。
なぜなら一度虜にすれば、いつまでも夢中にさせ続ける自信があるから…!
そんなメッセージにも聞こえます。
この歌詞の通り、ももクロは目に見える実績や数字というより、ファンを楽しませることを第一にいつも動いているように見えます。(圧倒的主観!)
だからこそ、ファンとの絆が他のアイドルグループより固く感じられるのかもしれません。
たとえメンバーが結婚しても、ずっと応援し続けたい…!
そんな熱い思いを持っている「モノノフ」ことももクロファンは、きっと彼女たちに心を盗まれてしまっているのでしょうね!
「盗む」から連想する和歌
「盗む」といえば、こんな古典和歌を思い出します。
この真っ白な卯の花、まさか雪の色を盗んで咲いているのか?
寒くないからすぐ疑われるぞ!
…と、妄想力あふれる一首です。笑
「色を盗む」という発想が、なかなかユニークで面白いと思いませんか??
“盗み”という単語だけを聞くと、どうしても極悪なイメージが先行します。
しかしこの世には、誰も困らない“ハッピーな盗み”もあるのかもしれませんね…!
もろひとの 心盗みて 集めばや
目に見ゆるもの やがて消ゆれば
※解説は冒頭のインスタ参照
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