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多くの日本人が不足!ビタミンDの重要性と豊富な食材

✅ 必要な栄養がとれているか不安
✅ ビタミン・ミネラルが不足してそう
✅ 自分に不足しがちな栄養素を知りたい

そんなお悩みはありませんか?


多くの皆様が
同じお悩みをもっている
ということを感じています。

お食事サポートをしていても

「私、絶対ビタミン足りてないと思うんです」
「やっぱり栄養とれてないですよね?」

そう、ご質問されることが多いです。


そして、少し前にも

一般的に不足しがちな栄養素と
それが多く含まれている食材を知りたい!

というコメントをいただいたので

今回は、その疑問を
解消していきたいと思います(^^)✨



解説する前に、
不足しがちな栄養素についての「定義」
をお話しさせてください🙇


不足しがちな栄養素の「定義」は

一般的に、多くの日本人が不足している栄養素

といたします。


厚生労働省が、
約18,000人の日本人の食事を調査し、
日本人の食事や栄養摂取量の平均
出してくれています。
(「国民健康・栄養調査」と言います)


今回の記事は、この調査をもとに

一般的に、多くの日本人が不足している栄養素

について、解説していきます。


不足しているか、足りているかは
1人1人違うので、

「自分に当てはまるか?」

を考えながら
お読みいただけると幸いです。


それではいってみよう!



不足が多くて、かつ重要性が大きい!ビタミンD

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今回の記事では

不足が多くて、かつ重要性が高いビタミンD

について解説していきます!


令和元年の国民健康・栄養調査によると
日本人のビタミンD摂取量は

平均値:7.9 μg/日(20歳以上)
中央値:3.6 μg/日(20歳以上)

でした。


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※平均値と中央値について
 知りたい方だけ読んでください!


「平均値」と「中央値」の違いを
簡単に言うと、

平均値は、「めっちゃビタミンDをとってる人」と「全然とってない人」も含めた平均です。なので、多くの人がその平均値というわけではないのです。例えば、年収1億円の人と年収200万の人がいっぱいいると、平均値は5100万円ですが、年収5100万円の人は実際は少ないという感じですね。上と下がめっちゃひっぱるんです。

中央値は、多くの人がその値であることを示します。例えば、同じく年収1億円の人と年収200万の人がいたとしても、年収400万円の人が多いとすると、中央値は400万円になります。

ざっくり言うと、そんな感じです。


わかりにくい人は、

中央値=その数字に当てはまる人の数が多い

と思っていただけると良いです💡

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中央値が「3.6 μg/日」なので、

ビタミンDの摂取量が
「3.6 μg/日」前後の日本人が多い

と考えられます。


国が「これくらい摂ってくださいね」
と指定している目安量は

目安量:8.5 μg/日(18歳以上の男女)

なので、
半分以下しかとれていない人が多い!


不足している人がかなり多いのが
ビタミンDなのです💡



ビタミンDが不足すると、どうなる?

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ビタミンDは、カルシウムの吸収や
骨を作るのを助ける働きがあるので、
不足すると骨に関わってきます。


なので、ビタミンDが欠乏すると

子ども:くる病
大人:骨軟化症

という病気になります。


どちらも、うまく骨を作れなくなり
骨強度や骨密度が低くなる病気。

骨や関節の痛みがひどく、
歩行できなくなったり、骨折したり
本当に大変な病気です💦


病気までいかなくても、
軽度のビタミンD不足であっても
骨折のリスクがかなり高くなる

ことがわかっています( >< )💦


観察研究ではありますが、

血中のビタミンD濃度が少ないと
2.2倍も骨折リスクが上がる(※)

という結果もあるので

病気までいかずとも
ビタミンD不足は怖いですね。



ビタミンDの働きと効果

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ビタミンDは、
骨折予防だけでなく

✅ がんや糖尿病の予防
✅ 免疫力アップ
✅ 筋力低下の予防効果

などの効果もわかってきています💡

ビタミンDが、
がん細胞の増殖を抑制するのではないか

と、考えられています。

まだ研究段階のようですが!


そして、感染症についても

コロナ重傷者は
ビタミンD不足の人が多い

という研究もあるくらいで、
ビタミンDは免疫力強化に重要
ということが言われています💡


このように、

ビタミンDは、不足しやすくて
かつ重要性が高い栄養素。


あなたは、ビタミンDを
しっかりとれているでしょうか(^^)?



ビタミンDをしっかりとる方法

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ビタミンDをしっかりとるには
何をどれくらい食べればよいか?


ビタミンDの供給源は、2つあります。

✅ 食べ物からとる
✅ 皮膚で作る

です。




食べ物からとる

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じつは、ビタミンDは
摂取量の8割近くが「魚」からの摂取
という変わった栄養素です。

ビタミンDは、魚かキノコにしか
ほとんど含まれていませんが・・・

キノコも微々たる量なので、
魚からしか、ほぼほぼとれません!


魚を食べない(週1~2回くらい)の人は、
不足している可能性が大ですね💦

少なくても2日に1回は
魚を食べるようにしてみてください。


▶ ビタミンDが特に多い魚

鮭、いわし、にしん、さんま、うなぎ、さば、ブリ


キノコ類では「きくらげ」
ビタミンDがダントツに多いです。

野菜炒めやスープに、きくらげを
ちょこちょこ入れてみてください。




皮膚で作る

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じつは、人の皮膚には
ビタミンDの前段階の物質が存在しており、

日光を浴びることで
ビタミンDを作り出すことができます!


ビタミンDの目安量は
8.5 μg/日(18歳以上の男女)
とご紹介しましたが、

この数字は、
日光をちゃんと浴びた上での目安量!

なので、
食事と同時に日光浴も欠かせません。


日光を浴びる時間については、

強い根拠のある研究はないので
はっきりとは言えないのですが、

✅ 夏場は30分
✅ 冬場は1時間

の日光浴が目安
と考えている学会が多いようです。


ちなみに、

沖縄など日光が強いところでは
5分くらいでも
多くのビタミンDが作られますが

冬場の北海道では、60分以上でないと
同じ量のビタミンDが作られません。


地域や季節にもよるので
一概に言えませんが、一つの目安として
外で散歩する機会を作りたいですね!



まとめ

■ ビタミンDは、不足している日本人が多い。

■ ビタミンDが不足すると、骨折のリスクが高くなる。

■ ビタミンDは、骨以外にも、免疫力アップやがん・糖尿病の予防、筋力低下の予防効果がわかっている。

■ ビタミンD摂取量の8割は、魚由来。魚を食べない人は不足の可能性が高い。

■ 少なくても2日に1回、以下の魚を食べよう。

鮭、いわし、にしん、さんま、うなぎ、さば、ブリ

■ ビタミンDは日光を浴びることで、皮膚からも作られる。

✅ 夏場は30分
✅ 冬場は1時間

の日光浴をめざそう。


▶参考文献
※)Serum 25-hydroxyvitamin D below 25 ng/mL is a risk factor for long bone fracture comparable to bone mineral density in Japanese postmenopausal women. 2014 Sep. 32(5) : 514-23.


最後までご覧いただき、
ありがとうございました!


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