目玉屋ぬい

魔女になりたい成人。 絵を描いたり、詩を書いたり、ハンドメイドをしたりしています。

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最近の記事

断捨離リメイク計画①トレーナーをリメイク

断捨離が流行ってますが、私のクローゼットにも断捨離できてない服が沢山…。 なので私も断捨離しようとしましたが、ケチな性分なため、なかなか捨てられず…。ということでリメイクすることにしました。 今回はこちらのトレーナー 大好きなナイトメアビフォアクリスマスのトレーナーですが、着古した感満載。 もったいないですがハサミを入れました! できたのがこちらです。 袖はレッグカバー、後ろは布ポスター、前のポイントはパッチ、裾のリブ部分はヘアバンドにしました。 う〜ん。やっぱ

    • 私は銀河系の中の小さな小部屋にいると考える

      自分の師匠から教えられた、悩み事をした際のおすすめの解決法がある。 まず、視界を広げてみるのだ。 自分がいる小部屋から、家、町、都道府県、国、地球、宇宙、太陽系、銀河系、それ以上と視界を広げてみるのだ。 すると、自分という存在が、いかにちっぽけで、そんな人間が小さな胸に抱く問題や悩みが、いかにくだらないか、がわかるのだ。 本人にとっては、自分自身が全てなので、その中の悩みだから小さい悩みと言われると心外かもしれない。だが、窓の外を見てみると、街に繰り出してみると、世界

      • 年齢や年月に焦りがあっても

        私は常に焦りがある。この年齢で上手く仕事が得られていない、とか、お金がない、とか、自分の表現しているものが全然認められない、とか、いろいろである。 でも、大丈夫、と自分に言い聞かせる。評判になって、持ち上げられて、賞を取って、お金をもらって、テレビに取り上げられて、だけが人生の成功ではない。人生の成功は、自分が生まれついてしまった、「自分」という人間をいかに好きになれるか、だと思うのだ。うわっつらの他者の評価など関係ないのだ。 私は私のことがあまり好きではない。だが、好き

        • 過去の嫌なことをグルグル思い出してしまう君へ

          私は変に記憶力が良いところがある。良いことや重要なことはすぐに忘れるのに、嫌なことは小さい頃のことでも、いつまでも根に持つというか、とにかく忘れようとしても忘れられないのだ。 それを見抜かれたのか、小中学校くらいの時に、クラスメートに「○○ちゃんって根に持つタイプでしょ」と言われたことがある。甘く見るな、と私は思った。根に持つタイプというのは、その「根に持つタイプでしょ」という言葉すらいつまでも根に持つのだからな、と。 まあそれは置いといて、私は生粋の「根に持ち人間」なの

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        • 迷走ノート
          2本
        • お金がなくてもゴスロリがしたい!
          2本
        • 魔女修行
          5本
        • 色彩ダイエット
          1本
        • 鬱日記
          1本
        • ブックオフとかで格安で買って来たオカルト系の本紹介
          2本

        記事

          自分を奮い立たせて

          何もできない時がある 頑張っても何も意味がないと挫折しそうに くじけそうになる時がある だけど意味のないことなんてない くじけそうになってにも なにくそと踏ん張って 心を前に前に押し上げて 自分を奮い立たせる 誰にも届かないかもしれない でも一人にでも届くかもしれない その一人の支えにもしかしたらなっているかもしれない 自分をそう勇気づける 明日もまた生きている保証は誰にもない そんな毎日に必死に食らいついている 周りがどんどん遠ざかっていく 周りの景色がどんどん変わっていく

          自分を奮い立たせて

          牛は行きたくない

           小学校5,6年生の時だった。図工の時間で、ある一枚の絵を先生から生徒の私たちは見せられた。それは、男の子が牛に繋がれた綱を持って歩いている絵。題名は「牛は行きたくない」。何故行きたくないのか?というのが、授業で出された質問だった。  内容は覚えていないが様々な意見が出された。私も発言したが、先生は首を振る。実はこの牛の行先が問題だった。大人の方は薄々気づいているだろうが、牛の行先は「屠殺場」だったのである。それが分かった牛は、当然ながらそこに行きたくない、と抵抗している。そ

          牛は行きたくない

          眠れない夜も起きられない朝も

          眠れない夜も、起きれない朝も、 月はあなたを静かに照らし、太陽はあなたを温かく祝福する それは世界中の全ての人に平等に与えられた、 自然からの優しさ コンクリート塀に囲まれた受刑者も 瓦礫に埋もれた戦争や紛争の被害者も 閉鎖的なテントに閉じ込められた兵隊たちも 皆、平等に月と太陽に愛されている 眠れない夜は、 地球の裏側に耳を澄ませ 太陽の温かさを心に感じよう 起きられない朝は、 背中や足の裏をなでる 月の爽やかな風を心に吹かそう 眠れなくても起きれなくても あなたは悪

          眠れない夜も起きられない朝も

          あなたに謝りたくて

          小学校の頃の話だ。 私は家の方向が同じ男子と一緒に下校していたが、ある一学年下の女の子が頭を隠しながら走っているのを見かけた。 私は気にせず真っすぐ歩いていたが、一緒の男子はその子(Mちゃんと言おう)を見てこう笑った。 「若きハゲ、若きハゲ」 と。 Mちゃんは、病気のせいかわからないが、頭に髪の毛がなかった。 そしてその瞬間、私はその言葉に噴出してしまったのだ。 Mちゃんは泣きながら、なお頭を隠して走り去っていった。 髪の毛があった時かは忘れたが、その前は私はMちゃんと仲

          あなたに謝りたくて

          死にたいほど辛い夜

          死にたいほど辛い夜 世界など滅んでしまえと嘆き 自分の心と体を搔きむしり 枕さえ怖くなる夜 死にたいほど辛い夜 あの国の誰かが死ぬならば 私が代わりに命をあげたいと 心臓を募金したいと思う夜 花は好きだよ 言葉を話さずに美しいから 木は好きだよ 真っすぐに生きる凛々しさがあるから 動物は好きだよ 嘘をつかないから 嫌いなのは人間だけさ 死にたいほど辛い夜 幸せの中にいることにも気づかずに 明日プレゼントを渡そうとこっそりが準備している誰かが どこかにいるかもしれないのに

          死にたいほど辛い夜

          いいねの数はあなたの人生の価値ではない

           日本人が潜在的に自分自身を人と比べるのは、まず第一に学校教育のせいとも言えるだろう。学力、体力など、有り合わせで集まったような他人と測っても何の意味のないものをランク付けし、スクールカーストを作るのだ。それだけではない。日本人特有の謙虚さを美徳とする謎の性質から、私なんてあの人と比べてまだまだ、と謙遜するのだ。私もそうだ。そうやれば人間関係において軋轢が生まれ辛く、よりスムーズに生きやすいと本能的に日本社会で学んできたからだ。  またSNSの発展も、人と比べる性質を増幅さ

          いいねの数はあなたの人生の価値ではない

          今日も明日も必ず良い日になる

           仕事前や人と会う用事前、必ずといっていいほど不安に駆られる。始まってもいないのに上手くいかないことを想像して怯え、何かしらのトラブルに震えるのだ。  だが最近は違ってきた。いつも心の中で「今日は絶対に良い日になる」と唱えることにしたのだ。  その言葉のきっかけはジブリ映画魔女の宅急便の「元気になれそう」という曲からである。元気になれそうと思い、それを信じることで人は本当に活力を取り戻せることがある。  人生に不安はつきものであり、死ぬまで影のように後ろにいる。だが不安

          今日も明日も必ず良い日になる

          日常に起きる”スレ”

           日常を生きていると、どうしても、「スレ」というものがある。小さな間違いや、すれ違い、勘違いにより怒られたり、注意されたり、嫌われたりなど、ちょっとしたスレが発生する。  在宅ではない仕事を始めて、そういう小さなスレが人間関係の中ではよく起こりやすいことがわかった。上手くいくこともあるが、そういったスレがどこかに必ずと言っていいほど発生するのだ。  私は長年このスレに苦しめられてきた。脇見恐怖症という、自分が向けた視線が相手を不快にさせているのではないかと苦しくなる症状が

          日常に起きる”スレ”

          「九相詩絵巻」や松井冬子「浄相の持続」を観て想うこと

           毎日人間は、布団から起きるとご飯を食べ、排泄し、無意識の内に呼吸し、勉強や仕事をこなし、遊び、家に帰るとまた食べ、身体を洗い、布団に戻る。同じ日は決してないにしても、基本的には人間は毎日同じ生活行動を繰り返している。当たり前のようなその生活に死の影は微塵もないように見えるし、明日も同じ朝が来ると人は思っている。いや、思い込んでいる。  しかし、生は常に死と隣り合わせで、いつまでも元気なままではいかない。突然病気や事故や事件、災害などで命を落とす可能性は誰にでも有る。生きる

          「九相詩絵巻」や松井冬子「浄相の持続」を観て想うこと

          【迷走ノート】白の闇ー白ゴスの世界ー

           今年も実家の庭に、深紅に染まった薔薇が一本、孤高に咲いた。この薔薇は冬の間、重い雪の下で黙って辛抱しているのだが、6月の下旬くらいに蕾から少しずつ花開く。その様子を花好きの母はよく観察していて、咲いた時には私に嬉しそうに教えてくれる。  ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」では、白薔薇をハートの女王のために赤いペンキで塗り替えるシーンが描かれているが、何故なのか。これについては、15世紀イギリスの「薔薇戦争」といった争いが背景にあるのでは、という考察がある。白薔薇

          【迷走ノート】白の闇ー白ゴスの世界ー

          【迷走ノート】影というアイデンティティ-もう一人の自分探し-

           小学生の頃に遊んだ鬼ごっこ遊びで「影踏み」というものがある。木の影や人の影など、影しか踏まずに鬼ごっこをする遊びで、私はその謎のルールに従順に従い遊びに参加していた。  影は何故できるのだろう。小さな私はふと不思議に思うことがあった。太陽があるところには必ず影ができる。それは誰もが承知の事実だが、なかなかその理屈を理解できない私は「影はもう一人の私自身なのではないだろうか」と結論付けていた。  小学六年生の頃に放映されたジブリ映画、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」を友達同士で

          【迷走ノート】影というアイデンティティ-もう一人の自分探し-

          貧乏ロリィタ道.前座

          おはこんばんにちわんこそば。 最近実写版のライオンキングの映画を観て、改めてスカー様にまた惚れ直したヴィラン信者のnuiです。 今日は! 貧乏ロリィタ道の前座ということで(いや、自分で勝手に設定して書いてるだけですけど)。 ここからちょっと自分語りになってしまいますが、私はロリィタファッションやゴシックファッションやスチームパンクファッションなど、原宿系というか青文字系ファッションが好きで、街に着て行ったり、たまにロリィタのお茶会に参加させていただいたりしています。

          貧乏ロリィタ道.前座