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海外旅行 記事まとめ

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海外旅行の観光・グルメ・宿泊体験などのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2021年12月の記事一覧

イラクでチャリ爆走してたらシーア派の高位ウラマーに謁見したりテレビ出演する事になった話①

皆さんこんにちはご機嫌よう。2ヶ月ほど前、外務省と色々ゴタゴタがあった後、暫く普通にツイートしていたツイ廃の僕がほとんどツイートしなくなったので一部の人は気付いてたと思う。僕はイラク旅行を強行していた。 外務省に何回も渡航中止勧告を受けた。両親からも祖母からも電話がガンガン飛んできた。外務省のやった事は仕事だし正しいのは否定しない。でも僕は好奇心に抗えなかった。ただ僕はどこぞのフリージャーナリストみたく紛争地帯の真実を届ける責務があるんだ!みたいな高尚な正義感は持ち合わせて

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(21)/忘れないために残すこと

「西側」の風景も変えた「ベルリンの壁」  運河沿いの道を進んでゆくと、周りに見える風景が変わっていきます。見渡すと「西側」に建物群が目に飛び込んできました。これは「オイローパシティー(Europacity)」と呼ばれる大規模再開発によって建てられた建物。この場所は、東西ドイツ時代に壁による分断のため中心地から離れた倉庫街と空き地となっていました。しかし開発されることがなかった僻地は、ドイツ再統一によって街の中心地へと変わります。今では広大な敷地は個別に再開発されることなく、

地理旅#6「カタール編〜描かれない国を目指して」

2014年の暮れ、僕は世界の宗教対立の中心に立っていた。イスラエルの事実上の首都・エルサレムだ。この都市には、ユダヤ教徒とイスラム教徒、キリスト教徒の3つの宗教の聖地がある。とりわけ、イスラム教徒のパレスチナ人とユダヤ教徒(ユダヤ人)との間に勃発しているのが「パレスチナ問題」である。 ただし、問題の本質は、宗教の対立だけではない。中東周辺国や欧米諸国も巻き込んだ利害関係が、複雑に絡み合っている。 …というのは、教科書に書いてあること。お恥ずかしい話だが、社会科を教えている

タイでのエピソード・その39

—その38の続き— ビザ取得の日まではまだ時間がある。 その間、私は思い出を拾うかの様に、バンコク内の各デパートを巡って歩いた。 今回紹介するのは「サイアム・パラゴン」。 一時期は「東南アジア最大の高級デパート」として知られていた。バンコクでも屈指の広さと知名度を誇る。 もちろん、こんな所に来れるのは、「ハイソ」なタイ人だけ。主に中華系。 この国は貴族の国である。そして、共産党の国でもある…そう強く思わせてくれるデパート。 内部をじっくりと見て回ると、それだけで

総延長およそ150キロ!「ベルリンの壁」跡地を自転車で辿ってみた。(22)/鉄道の受難

墓地に残された壁  「ベルリンの壁」跡に整備された「壁の道」は住宅街を抜けて、静かな路地へと入っていきます。そこに見えるのは、通りに沿って伸びる壁。壁の裏側は墓地となっていますが、これは墓地の外壁ではなく、残された「ベルリンの壁」です。墓地の中に入ってゆくと、墓石の間にもコンクリートの壁があります。こちらは壁への接近を妨げる第二の壁の一部。一般的に、壁が築かれた場所には新しい建物が建てられるため、壁や壁に関連するものが残されるのは稀です。再開発されることのない墓地だからこそ

タイでのエピソード・その40

—その39の続き— サイアム・パラゴンは、私にとって休日を充実させてくれるとても貴重な存在だ。 ほとんど買い物をしないが、時折、食べ物をつまんだり、コーヒーを飲みながら仕事をしたりする。また、バンコク内でも人気の定番スポットという事で、タイの有名人が来ている事も多い。 何らかのお祭りを行っていたりするので、部屋に篭って気が滅入っている時なんかは、元気を貰えるのだ。 パラゴンを冷やかした後、すぐ隣にあるサイアムセンターに入っていくのが私の定番の過ごし方。 サイアムセン

ひさしぶりの小さな旅🚊オックスフォード旅行①

ちょっと前の話になるのですが、11月上旬にロンドンから列車で1時間強のオックスフォードへ日帰り旅行をしてきました。パンデミックが始まってから、日本への一時帰国以外は「旅」らしきことをしたことがなくて。えーん、トラベルライターなのにぃ🤣 近距離とはいえ、ひさびさの旅はやっぱり素晴らしかった!これから何回かに分け、その様子を綴りたいと思います。ご一緒にいざ、小さな旅へ♪

¥100

科学技術への感謝を深めた博物館

家族みんなで、ハイド・パークの下のほうにあるScience Museumにいってきました。 ここも基本入場料は無料ですが、無料の展示だけでも、じっくり見ていけば一日ではわまりきれないくらい充実しています。 ホリデイシーズンは、事前予約がなければ入場できない大賑わい。(冬のロンドンは連日「曇時々雨」なので、屋内施設なのも人気の理由よね…。) 機関車、車、船、飛行機、数学、時計、通信、宇宙などの歴史を辿る常設展だけでも、大人も(あるいは大人の方が)楽しめちゃう充実っぷり。 

イースタッド動物園

週末の天気予報は、秋晴れだった。スウェーデンに住んでいると、天気の良い日に外に出ずにはいられない(特に長い長い冬が訪れる前)ので、日曜日はイースタッド動物園に行くことにした。前日の土曜日は終日を費やして翌日の準備と心構えをして、心身を備える。しっかり身構えてから出かけないと、子ども二人連れの外出ともなれば、身が持たないのだ。そして日曜日の昼に近い午前、まずはリーデルに寄って昼食とおやつを買い込んでから、動物園へと出発した。小さな規模の動物園なのでレストランは園内に一つしかない

サンコームドルト 〜フランスの最も美しい村その1〜【ルピュイの道2019#10】

世界には「最も美しい場所」が無数に存在している。「最も」なのにいくつもある。 「フランスの最も美しい村」と呼ばれる村もいくつもある。どれが本当のベスト1なのかなんて、そんなのは気にしなくていい。もともと特別なオンリーワン!である。 そんな訳で、ルピュイの道を歩く旅の続きなのだが、ここからは「フランスの最も美しい村」認定された村をいくつも通り抜けるという素晴らしいゾーンが始まる。 「フランスの最も美しい村」とは一応認定基準がある。 パリのような大都市ではなく村というところが

街に響く、鐘の音色。

今週は冬至でしたが、今年の冬至は、イタリアでは12月21日、日本では12月22日だったそうで、国により、冬至の日が異なることを初めて知りました。 今回は、時を告げる鐘楼の鐘にまつわる話しを、お伝えしたいと思います。 鐘のメインテナンス11月中旬、大聖堂の隣に建つ鐘楼、通称「ジョットの鐘楼」の鐘が鳴りませんでした。鐘楼が鐘楼であるために、もっとも重要な役割である、時を告げるための、鐘のメインテナンスが行われたためです。 鐘楼は「鐘が鳴るもの」と当然に思っていたけど、それを

俺とめぐる、パリのクリスマス

メリークリスマス! クリスマス前日の前日の夜(in FR)は、お久しぶりにミルじょりこと俺のおでまし🐶 今日は、先週から撮り貯めてきたパリのクリスマス(&俺)特集をしたかったらしいんだけどね。 昨年同様、かーちゃんってばイブのイブに朝から色々とこさえてた。まあただのイベント好きだからね。どうにも抑えきれない3分の1の純情な衝動ってやつで。集中しすぎて俺のことガン放置だから困っちゃうよね。 9割型計画を終えて、現在分厚いまぶたがマジで落ちる3秒前くらいな感じだから、一人称

プチトリップさんぽ! 〜 〈アルデッシュ〉血湧き肉踊る、靴の町

いよいよアルデッシュの旅も佳境。 靴フェチ👠美脚フェチ🦵の皆さん、そしてステキなお靴をお探しのシンデレラ、お待たせ致しました。 ずばり! 今回はどっぷり、『靴』を堪能するトリップでございますん。 行き先は、Romains sur Isère (ロマン・シュール・イゼール)。 一旦列車でヴァランスまで戻った乗り鉄姐さん。 そこから今度は行き先の違う列車へ乗り換えようとしたところ、乗り継ぎ時間2時間超え。 確かにさっきの町からは悩まし気なV字カット。 黄金の三角地帯、車で直行

世界遺産×クリスマスマーケットがとっても魅力的

メリークリスマス!!🎄🎄🎄 皆さん今年のクリスマスはいかがお過ごしでしょうか。 私は毎年秋~冬にかけて、埼玉県の子供たちと演劇のワークショップをしているのですが今回みんなが書いた脚本のテーマがクリスマスのお話なので、今、すごーくクリスマス気分を味わっています!(笑) 日本でクリスマスといえば、ホームパーティが主流なのかな?と思います。私は昨日、ケーキを食べましたしたが、チキンを食べなかったので今、とってもチキンを食べたい気分です…🐣笑 さて、そんなクリスマス、ヨーロッ