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お酒 記事まとめ

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日本酒、ワイン、ビールなど、お酒について書かれたすてきなnoteをまとめていく公式マガジンです。
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2023年12月の記事一覧

ビールで振り返る2023年。

私の2023年の初アルコールは1月3日に沖縄で飲んだオリオンビール。 元旦からパートナーと大喧嘩して、最初の2日間はずっとホテルに引きこもってNetflixを観て過ごした。両親からの遠隔フォローもあり、3日目になってようやく重い腰を上げ、沖縄の地を歩く。この日のビールはいつもより苦く感じた。 今思い返すと、とても幼稚な自分が滑稽で、呆れる。今年の元旦は何事もなく平和に過ごせますように。 2023年の初お鮨は恵比寿にある「すし さとる」を訪れた。専門学生時代の先輩と久しぶ

ボーリング🎳とワインな忘年会

2023年12月30日(土)のド年末、Xの東京ワイン界隈のボーリングとワイン忘年会に参加させていただきました。ボーリングなんて久しぶり… 初めましての方は3人(とは言っても普段からxでお話ししてるので、初対面感はないはず) [メンバー紹介] 1.ハッピーなつみちゃん(企画者、ジントニックを飲むとしゃっくり出るタイプ) 2.まささん(企画補佐役、ボーリング部部長らしい) 3.あいさん(東のクレオパトラ、酒豪伝説) 4.KC &おじおじさん(玉山鉄二似のイケメン、まつ毛超

台湾ラムフェスティバル2023を振り返る

こんにちは、Rum club japan の三上です。 国産ラムが盛り上りを見せた2023年ですが、日本だけではなくお隣の台湾でもラム酒を巡るめざましい動きがありました。 サトウキビ大国、台湾。 実はそのルーツは日本にあるということはあまり知られていないのではないでしょうか。 この記事によれば、新渡戸稲造の貢献により、サトウキビの品種改良がなされ、台湾の精糖工場は年間を通じた安定稼働を実現することになったとあります。さすが5千円札の顔。 そう考えると、台湾のラム酒の歴

お魚ブッシュドノエル 本マグロかま照り焼きの暴れる脂に深淵なバローロの世界を展開

年の瀬のデパ地下をウロウロと。お魚惣菜を物色しているとまるでブッシュドノエルのような見た目、豪快な本マグロかま照り焼きを発見。550gで1,071円。クロアチア産の養殖。 ちょうど先日の我が家でのクリスマスパーティーでビーフシチューに合わせたバローロが残っていたので、このかま焼きに合わせてみよう。せっかくなのでサルディーニャ島の赤ワインも開けてみよう。 まずはバローロから。8年ほど前にピエモンテの銘醸を訪問してからすっかりファンになったルチアーノ・サンドローネ。神の雫には

【2023年総決算】行って良かった蒲田の飲み屋10選

こんばんは。 蒲田で緑茶ハイです。 大晦日なので今年も行ってよかった蒲田の飲み屋さんをご紹介したいと思います。(一年早すぎ) ※本記事は、我々が立ち上げたサイト「カマタノミWeb」でも公開中です。こちらのサイトの方が各飲み屋の詳細が見れるので、是非こちらのサイトからご覧ください! https://kamatanomi.com/2024/06/02/kessan2023/ はじめましての方へ※超絶暇な人以外読み飛ばしてもらって大丈夫! 私は昨年の夏から猛烈に蒲田での飲みに

あの時、覚えたことは。

#いい時間とお酒 昔と今のお酒の違いを個人的な目線で書いてみようと思う。 今でこそコンビニやスーパーで買えるようになったお酒。 昔はお酒を売ってくれるお店、つまり酒屋さんだけがお酒を売る事が出来ていた。 お酒を売るためには販売権なる権利を持っている必要があった。 その権利を持つことでお店を構え、お酒を売るというシステムだったと思う。 販売方法の規制が時代の流れとともに緩やかになり、今ではどこでも売れるようになったと聞いた事がある。   父は酒屋を営んでいた。 その頃、

【韓国留学生の日常】ソウル新村の『日本』で、ちょっと一杯やってきた。

数日前、私用があり、久々に他所行きの化粧と服装をバッチリきめ、遠出をした。 午後5時頃に用事は全て終わったものの、このまま寮に戻って夕食を摂ってジムに行ってシャワーを浴びて、普段通り1日を終わらせてしまうのは、あまりにも惜しい。無事に(?)今学期も終業し、晴れて自由の身となったと言うのに。 それに、やや募り気味なストレスを何かで解消したい。 そうだ、1人でお酒でも呑もう!! 何を隠そう、この冬休みの私の「やりたいことリスト」のうちの1つが、バーで1人でお酒を呑むことなのだ

イワシのキャベツとガーリックレモンパスタ サルディーニャとラインガウのミネラルに

ノルウェー産干しいわしの半身を四つほど解凍し、今晩はパスタに。オリーブオイルでニンニクを炒め、続いてざく切りキャベツを投入。並行してパスタを茹で、フライパンの具材と合わせる。仕上げに塩、黒コショウ、さらにレモン果汁をたっぷりと振る。と説明しつつ、こちらは妻が料理してくれたもの。 合わせたのはイタリア サルディーニャ島の白ワインと、ドイツのリースリング。まずはサルディーニャから。 テヌーテ・マゾーネ・マンヌ, ペトリッツァ, ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ, 2022

【口笛BAR開店!】推し“飲むリエ”と、「お酒と幸せ」について考える年末年始

いらっしゃいませ!本日は、口笛BARにご来店ありがとうございます!! 当店では、お客様が「いい時間とお酒」について想いを巡らせるのに最適な環境をご用意しました。ぜひ今宵は「武相の地元食材」を使うシェフの創作料理,当店の「飲むリエ」が料理一皿ごとに相性が最適と選んだお酒たち,そしてこの私が奏でる口笛の「ピアノ弾き吹き」をお供に、お客様と存分に語り合えれば幸いです。 ちなみに料理とお酒は、こちらのお店が創作した品&チョイスとなります。2ヶ月熟成した肉を薪焼きで楽しむのが定番で、

冬の夜のお楽しみ。

2023年12月30日。 晩秋から初春にかけて、夕暮れ時の、鮮やかなピンクから、オレンジ、金色、黄緑色、水色、青・・少しくすんだグラデーションの空に映える、葉の落ちた樹木の、黒々とした幹や枝にいつも見惚れてしまう。 それが夜空に変わっても、ミッドナイトブルーの世界に影絵のように浮かぶ木々のシルエットと、その隙間から見える星にときめきを感じる。 そんな詩的な情景が好きだ。 子供のように「うわーー!綺麗!」と感嘆の声が出てしまう。 地球に生まれたことに喜びを感じる瞬間だ。 私は

2023年 特に印象に残ったワイン10選

はじめに いよいよ2023年も残すところあとわずかとなりました。 賑やかな年末のシーズンも穏やかな空気へと変わり、皆様も久しぶりにゆっくりとした時間をお過ごしかと思います。 私は昨日、年内最後のイベントを終えました。本日より少しの間ではありますが充電期間へと入らせていただきます。 先日、このnoteで2023年の振り返りをお話ししましたが、最後の締めくくりと致しまして、今回は今年一年間で特に印象に残ったワインをご紹介致します。 まさに、2023年にテイスティング

¥500

【ビールレビュー】2023年を振り返り

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。 私は、東証プライム市場上場のIT企業を昨年退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。 2022年11月20日から、投稿を始めた「クラフトビール初心者シニアのビールレビュー」ですが、これまで228本の記事を投稿しました。 ということはだいたい228本の違うビールを飲んでいるわけで、そろそろこれまで飲んだビールのそれぞれのベストを語ってみたいと思います。 2022年11月からこのビールレビューの記事を上げはじめましたから、20

サッポロビールの「ヱビス ホップドリップ」

【2023/12/23】 2023年12月19日セブン&アイグループ限定発売の 「ヱビス ホップドリップ」。 これは、「CREATIVE BREW」シリーズだけど、第三弾という扱いではないのかな? 香りは少しフルーティさがある。 味わいは、麦芽由来の味はあまり感じられず、ホップ由来のフルーティさの後にしっかりとした苦味が後味として残る。 このシリーズは難しいよね。 【満足度】★★★★★★★☆☆☆ 7/10点 【ビール名】ヱビス ホップドリップ 【スタイル】LAGER 【ブ

青ヶ島特産品『あおちゅう』ができるまで🍠

青ヶ島には『あおちゅう』と呼ばれる有名ないも焼酎があります。 自然麹で造られる焼酎は世にも珍しく、現在この作り方でやっているのは1割にも満たない?ここしかない?そうで、とにかく昔ながらの造り方が受け継がれている貴重な地域の特産品です! 今回その焼酎造りのお手伝いをさせていただきましたので、『あおちゅう』できるまでを一緒に追っていけたらと思います! ※だいぶ長い記事となりましたのでお時間のある時にお読みください! ⚫︎原料作り ①-1 芋掘り ①-2 芋削り ①-3 芋