ソウル大生ずはの韓国生活ポートフォリオ
暮秋の大田紀行。
2022年3月に日本の高校を卒業してから同年9月に韓国の大学に入学するまで意図せず生じてしまったギャップタームを名実共に「自分のもの」にするべくヨーロッパで過ごすことにした私の備忘録です。(ここまで一息)
3連休を利用して日本に逆旅行に来た韓国正規留学生2人の、福岡での「気まずい」思い出。番外編で釜山も。
大田滞在2日目。この日は同じ大学の日本人の後輩ちゃんと一緒に観光。 プレゼンの準備やら試験勉強やらがそろそろ本格的にヤバいので、写真を中心に駆け足で振り返ろうと思う。(これがK-留学生のリアル) 朝から大田の魅力をまた1つ発見。「大田の鳩は、白い羽の含有率が高い。」 おかげで鳩嫌いの私でも、近寄って写真に収めることに成功。 ベトナムコーヒーショップ『콩카페   大田滞在2日目。この日は同じ大学の日本人の後輩ちゃんと一緒に観光。 プレゼンの準備やら試験勉強やらが
聖心堂文化院 流石に食べ歩きは品がない。というかそろそろ歩き疲れたぞ。ということで、どこか座れる場所を探していた矢先、『성심당문화원(聖心堂文化院)』なるものの案内が目に留まった。 「聖心堂 ”文化院”とは何ぞや。」 文化院なんて、駐日韓国文化院以外聞いたことがない。「文化院」とは何を指す概念なのか。 ということで、Chat GPT先生に訊いてみた。 らしい。 つまるところ、聖心堂文化院とは、聖心堂の文化を韓国全国ひいては世界に広め、理解を深めてもらうことを目的とした機
昼食を摂った食堂からほど近い場所に성심당(聖心堂)本店があったので、ここで寄っていくことに。 聖心堂は大田ローカルの老舗ベーカリーで、1956年の創業以来65年以上の長きに亘り大田市民に愛され続けてきた、大田を代表する「郷土企業」。 創業者のご夫妻は、北朝鮮・咸鏡南道出身で、1950年の朝鮮戦争中、興南埠頭撤収作戦を経て、韓国・慶尚南道に避難してきた。その後、ソウルに移住しようと列車に乗って移動していた際、列車の故障で意図せず大田に留まることになった。大興洞聖堂から援助され
11月半ば、週末を利用して韓国・忠清道は大田に足を運んできた。 漢字で「大田」と書いて「テジョン(대전)」。 韓国のほぼ中心部に位置する広域市で、交通と科学の要所として知られる。 学部で最もよくしていただいている先輩や、所属している学会(≒ゼミ)のメンバーをはじめ、周囲に大田出身の方々が多く、留学中に1度は足を運んでみたいと思っていた。 それと、もう1つ。大田は「밀가루의 도시(小麦粉の都市)」としても広く知られる。その中でも、칼국수(カルグクス)と呼ばれる手打ち麺と『성
今年は秋が長くて良いなって。 秋の深まりを感じる度にせかせかと前に進めていた歩を止めて、1日たりとも同じ景色の日なんてない今この瞬間の「秋」をスマホに収めて。 ふと見返してみては、夏にはあんなに憎くて仕方がなかった山中のキャンパスと、韓国の秋への愛を少しずつ育んでいって。 そんな些細なことに幸せを感じているご機嫌な自分を見つけて、まだ間もないのに。 気づけば、冬の足音が聞こえてくるようになっていた。 「今年の秋が長かったのは、私が秋を見つけるのが早かったからか!」 そ
日に日に深まる秋に、至極上機嫌な今日この頃。大自然に囲まれた冠岳キャンパスが、1年で最も輝く時季。昨年やその前の年の秋はこんなにも深く、長かっただろうか?とふと思ったが、そういえば、今年は例年比3倍で外に出ている気がする。こんなに素敵な景色に囲まれるなら、アウトドア派も悪くない。
土曜の昼下がり。昨夜とある友人が「カフェで見つけてズハを思い出した」と買って寮まで持って来てくれた無花果のミルクレープと共に、終わりが見えない発表準備に奮闘中。大好物の無花果=私というイメージが定着しつつあることも、気遣ってくれる温かい人が周囲にいることも、とても嬉しいな。
ソウル大学国際大学院で開催された、日韓関係研究のフォーラムを拝聴してきた。来年は日韓国交正常化から60周年となる、節目の年。それに際して開催される多様な行事に目を向けて、日韓関係に対する学びを深めていきたい。
今年もこの季節がやってきた。幸せ。
寮から市街地まで降りる途中の道に、ハナミズキの実が生っているのを発見。秋の深まりを感じて嬉しくなった。
「その地域を最も愛する人こそ、その地域を最も憎む人でもある」 今学期履修中の世界地域研究概論の講義にて、教授が仰った言葉。私は地域研究者でも何でもないけど、なんだか救われた気がした。 韓国生活も4年目。時にはここでの日々に嫌気が差すこともあるけど、腐らず愛を忘れず頑張りたいな。