青ヶ島特産品『あおちゅう』ができるまで🍠
青ヶ島には『あおちゅう』と呼ばれる有名ないも焼酎があります。
自然麹で造られる焼酎は世にも珍しく、現在この作り方でやっているのは1割にも満たない?ここしかない?そうで、とにかく昔ながらの造り方が受け継がれている貴重な地域の特産品です!
今回その焼酎造りのお手伝いをさせていただきましたので、『あおちゅう』できるまでを一緒に追っていけたらと思います!
※だいぶ長い記事となりましたのでお時間のある時にお読みください!
⚫︎原料作り
①-1 芋掘り
①-2 芋削り
①-3 芋蒸し
⚫︎麹作り
②-1 大麦混ぜ
②-2 大麦蒸し
②-3 大麦混ぜ
②-4 麹寝かせ
③ ①と②を混ぜ合わせ、3週間ほど寝かせる
④ 蒸留
最終工程です。
仕込んだものを単式蒸留機で蒸留します。
ここはお手伝いしていません。
⑤完成!!
蒸留したものは、3年以上寝かせてから商品として瓶詰めを行います。
ちなみに今回紹介した工程を1クールとし、今年は4クール行いました。
本当に体力が凄まじいですね。。
青ヶ島に来て初めて飲んだ時の『あおちゅう』と焼酎作りを経験してから飲んだ『あおちゅう』の味は全然違いました。
焼酎を口に含んだ時に広がる香りが、あの工程の時に嗅いだ香りと重なり、味により深みを持たせてくれました。
経験と味の結び付きは興味深いものがありますね。
本当にいい経験をさせていただきました。
ありがとうございました!
青ヶ島村民 石川蒼馬