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伝統芸能 記事まとめ

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伝統芸能について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#伝統芸能」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2022年7月の記事一覧

小倉祇園太鼓に参加して価値観が変わった話

3年ぶりに行われるという、小倉祇園太鼓なるものに参加。 一応説明すると、 伝統あるお祭りなんですが、これまた珍しいのが110近くもの団体が山車を引き、太鼓を叩いて練り歩くというの見もの。 今日は、参加してみよっかなぁーという心構えから、感動と学びに至るまでを書いてみました。 きっかけはポストインのチラシ できる限り子どもに体験をしてもらい、感情豊かに育ってほしいという私の子育てのモットー。 町内会からのポストインされたチラシを見て、子供たちに日本の伝統をなんとなく感じても

【イベント情報】第76回夏期阿波人形浄瑠璃大会&徳島民俗芸能フェスティバル開催!

あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)へは「ひょうたん島水上タクシー」でお越しください! ご予約はこちらから👉 さあ、今年の夏休みは故郷を知る旅に出かけよう♪本日より2日間にわたって繰り広げられる阿波人形浄瑠璃をめぐる熱い💦熱い💦夏の祭典がいよいよ始まります。 徳島県内の人形座・太夫部屋が一同に会し、人形浄瑠璃作品の発表はもちろん、人形浄瑠璃の名作をメドレー形式でつなぐ「義太夫節メドレー」や、世界で活躍するコンテンポラリーダンサー・髙瀬譜希子✖︎和太鼓に選ばれた男・佐藤健作

変わり者の中ではスタンダード

少し前、とある方に 「アナタ、自分がかなりの変わり者だっていう自覚ないの?」と言われて落ち込む凹む悲しいガッカリ、とてもとてもオヨヨになりました 子供のころから「変わり者」と言われ続けてきたけれど、学校では「目指せ!優等生!!!」で頑張ってきたし、社会人になってからは「会社の中のお見本となるべき人事総務」で一生懸命配慮して生きてきたのにっ!!! まだ言うか、という気持ちですシクシク 三連休の中日、大阪万博1000日前イベントとして薪能があったので行ってきました 18

[2022.7]【沖縄・奄美の島々を彩る歌と踊り24(最終回)】 奄美・沖縄の民俗芸能にみる性別と歌唱法 −島々の踊り歌を例として−

文:久万田 晋(沖縄県立芸術大学・教授)  これまで本連載において、奄美・沖縄の島々に伝わる様々な祭りや歌、芸能について紹介してきた。今回はそれらの中から、特に各地の踊り歌を例にとって男女の役割分担や歌い方(歌唱形式)の問題について考えてみたい。 【事例1】奄美諸島北部の八月踊り  奄美大島では旧八月のアラセツ、シバサシ行事や八月十五夜を中心として、地域の老若男女によって八月踊りが踊られる。踊り方には、ヤサガシ(家探し)といって集落の各家を回り踊る方法と、公民館などの広

【浅草】日本最大級の打楽器天国!世界の太鼓資料館 太皷館が想像以上にヤバイ!

多くの観光客でにぎわう街、浅草。 浅草に観光に行くとしたら何を思い浮かべるだろうか? 浅草寺を訪れて、仲見世商店街で江戸の風情と名物グルメめぐり。 御朱印もいいかもしれない。 洋食を食べ、シブい店と路地裏の情緒を感じる。かっぱ橋道具街で「食」に関する巨大な厨房器具と店舗用品に、カッパ探しも楽しい。 川沿いには「隅田川テラス」という親水テラスが整備され、かの有名な”金の炎”が見える。 通りを歩けば、大衆酒場で昼間っからテーブルを店の外まで並べて飲んでいる人たち。 朝4

たくさん歩く(清州城2) #281

前回からの続きです。 清須城内の日本庭園ほら貝を吹く門番さんの横を通って清州城の敷地に入りました。 中は日本庭園風です。白い石の上には入ってはいけないので道に沿って歩きます。 そこまでは近づいて良かったのかな? ここにも信長塀を模したものがある。 熱田神宮に行けば本物があるがね。 今にも雨が降り出しそうだけど、何とか濡れずに正面から撮れました。 お城の中に入る前に反対側からも見てみよう。 ということで脇を通過。 上から石を落とされないように注意しながら歩きます

「紅葉狩」における小烏丸

歌舞伎や文楽においても、小烏丸は平家の名刀であり また不思議な力のある神剣としても描かれており、 江戸時代以降、広く民間にもその名が広まっていたことがわかる。 ここでは日本における伝統芸能の中で、 どのように描かれてきたのか紹介をしていこう。 能「紅葉狩」の概要、背景について 歌舞伎、文楽共に物語のベースになっているのはいずれも能における「紅葉狩」である。 主人公は平安時代中期の武将である平維茂。 ※維茂は小烏丸を朝廷から受け取った貞盛の養子 作品を産んだのは、室町時代の猿

教養としての能楽

こんにちは、kuniです。 本日は仁和能楽學舎が毎月主催しているトークセッション企画「教養としての能楽」から加藤洋輝先生をお招きした回の内容をお送りします。 加藤先生が思う能楽の魅力や、囃子方の仕事と楽器について大変詳しく掘り下げて頂きました。能が日本を代表する総合芸術たる所以を具体的に語っていただいた内容は必見です。 パートは大きく分けて4つです。長い文章になっているので興味があるパートをご覧になって頂けますと幸いです。 それでは。 能楽に出会いプロになるまで

地元民が地元の魅力を再発見!八尾曳山まつりに初めて行ってきた

ゴールデンウィーク、ふと思い立って県内旅行をすることにした僕。 行き先は富山県富山市八尾(やつお)。 市町村合併の前は「八尾町」だったこのまちは、石畳の残る風情ある街並みが魅力で、「越中おわら風の盆」で有名なところです。 「おわら風の盆」とは、毎年9月1日から3日にかけて行われる行事。哀愁を帯びた三味線と胡弓、太鼓の音色と、味わいのある唄に合わせて踊り手たちが情緒豊かに踊りながら街をねり歩きます。根強いファンが多く、人口2000人のまちに20万人もの人が訪れる行事なんです

淡路・高知県での展示会

こんにちは。まちこうば案内人の岡村です。 私は関西に住んでいますが、明石海峡大橋は有料でそれを渡り、淡路島や四国に行くことに有料なこともありロマンを感じます。 (片道普通車900円・大鳴門橋は680円) 今回は2019年11月に淡路島での文化探訪と高知県の展示会などに行ったことについてお話をしようかと思っております。 淡路島 洲本市淡路文化史料館 まず淡路島洲本市にある洲本市立淡路文化史料館に行きました。 洲本城跡にあります。 3階まであり、やはり大展示場には大きな船

7月は「夏詣」特別期間! 七夕と神社の特別な関係🎋

夏詣期間中の7月7日は「七夕」。 織姫と彦星の二星の恋愛成就に自らの願いを重ね、人々が夜空を見上げて祈る日です。 季節の節目である節句は、むかしの日本人が大切な祈りの機会と捉え、神様への感謝と繁栄の祈りを捧げてきました。七夕の日もそんな五節句のひとつにも数えられる大切な「祈りの日」です。 当社ご祭神、小野篁公の御孫にあたる小野美材は、七夕を詠んだ、この時期にぴったりな「二星」という雅楽の朗詠曲にも採られた詩を残されているのでご紹介します。 小野美材《おののよしき》が詠ん

ロンドンでの能楽ワークショップにイギリス人も大興奮!@『Noh Reimagined 2022』2日目

「ロンドンにお能が来るの、Oh no~💓」と英語で言っていたら、日本人の方に「それって洒落ですよね?」と冷静に突っ込まれてハッとしました(笑)。 そんなスペシャルイベント『Noh Reimagined 2022: Spirits of Flowers』いよいよ2日目!この日の午前中はなんと能楽師の方々に型を教わるワークショップが行われました(日英通訳付き)。参加者はおそらく50人くらいで、うち日本人は1割程度。わたしは能楽ワークショップは初めて!ワクワクしながらお着物で参加

¥200