泣くことが最高のストレス解消法かもしれない
昨夜、めっちゃ泣きました。
ひくくらい泣きました。
泣きすぎて、過呼吸おこしかけました。
こんなに泣いたのは、大人になってから初めてです。
退院して3週間。
家での療養生活も、段々と落ち着いてきた。
少しずつだけど、体調に合わせてご飯を作ったり洗濯をしたりできるようになってきた。
でも今まではパパッとできたことも、休み休みしかできないから1日がかり。
立ちっぱなしでいられないので、家中に椅子を置いて座ったまま家事をする。
買い物にも行けないから、ネットに頼る。
ここ最近は、こういう毎日。
こういう日々が続くと、それが当たり前になっていく。
家事は、私の仕事。
別に直接言われた訳ではないけど、そう思っていることが伝わってくる。
家族の生活リズムも、段々と以前と同じに戻りつつある。
そうなると、病気になる前と同じことを求められているような気がしてくる。
夫が毎日子供達にイライラしているのを見るのが辛い。
私のせいだ。
私が何もできないからだ。
私が夫に負担をかけているからだ。
そう思っていたら、段々と自分の存在意義がわからなくなってきた。
私が入院していた時の方が、家族みんな助け合って上手くいっていたのではないか。
今のような生活がいつまで続くのかわからない不安。
病気がいつ良くなるのかわからない不安。
家族を巻き込んでしまっている申し訳なさ。
すべてがいっきに溢れてしまった。
夫の前で子供みたいに泣いた。
夫は驚いていた。
ずっと明るく振る舞ってきたから。
心配かけたくなかったから。
身体が思うようにいかない分、メンタルだけでも明るく元気にいようと思っていたから。
でも限界だった。
1人で抱えられるキャパを超えてしまった。
病気の不安。
未来への不安。
周囲に気を遣いながら生きていくことの息苦しさ。
全部吐き出した。
涙とともに、自分の気持ちを夫にぶつけた。
そしたら、不思議なことにいっきにスッキリした。
病気になってからずっとモヤモヤしていたものが、全てなくなった。
なんでもう少し早く素直になれなかったのかな。
そしたら、お互いモヤモヤすることなく過ごせたのに。
これからは、モヤモヤを小出しにしよう。
素直に生きよう。
今更、格好つけてもしょうがないもんね。
夫とはもう15年のお付き合い。
人生の半分近くを共に過ごしてきたんだから、ありのままの自分を見せたところで驚かない。
私の1番の理解者でいてほしいし、私も夫の1番の理解者でいたい。
夫婦のあり方についても考えさせられた日。
病気になってから大変なことが圧倒的に多いけど、気付きも多すぎてたまに病気になって良かったのかもという錯覚に陥ります。
さて、今日は泣きすぎて腫れた目を必死に見開きながら、溜め込んでいる家族アルバム作りを頑張ります。