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本について思うこと

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幼少期から本の虫でした。最近は離れていましたがやっぱ腐れ縁ですね。本を通して人はつながれる、そして本は時として人を変えると本気で信じています。
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#本好きな人と繋がりたい

地上9階!ビジネス資料も充実!神保町帰りに立ち寄りたい、千代田区立千代田図書館

地上9階!ビジネス資料も充実!神保町帰りに立ち寄りたい、千代田区立千代田図書館

神保町で友人と会った帰り道。
時刻は13:30。直近行われる資格試験のために参考書籍も読みたいけど、家ではなかなか集中できない。カフェに行くのもいいけれど、先ほど珈琲を飲んでしまったし、どこか静かで集中できる場所があればいいのに。

そんなとき、重宝するのが図書館だ。周りを本に囲まれているのもよいし、静かな環境の中で学習の内容も自然と頭に入ってくる。わからない用語があれば、すぐに書架の書籍で調べら

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ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力②~本題~

ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力②~本題~

前回に引き続き、中央林間図書館についてのお話。
なお、前回は思いのほか「導入」で筆が進みすぎた結果、本題に入ることができなかった。

既にご存じだった方には完全に蛇足。すみません。
今回こそは中央林間図書館の魅力をご紹介したい。
なお、たまたま今回の投稿が目に留まった方、よろしければ前回の投稿もご覧ください。目次の番号は連番としています。

4.前提:商業施設内の図書館

中央林間図書館の概要につ

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ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力①~導入~

ちょっと遠くても通ってしまう!大和市立中央林間図書館の魅力①~導入~

本のある空間が好きな僕にとって、「地域の図書館」はひとつの注目ポイントだ。

その場で(開館時間中は)好きなだけ読むことができる。その場で読み切れなくても、地域住民で貸出手続きを行えば続きを家でも味わえる。図書館は、僕にとって「未知なる本(書籍)との出会いの場」であり、「好奇心をはぐくむ場」であり、また「自分と向き合う場」でもある。

そんな図書館だが、最近は「目的地となる」図書館が増えているよう

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「本に選ばれる」経験ー古本屋さんー

「本に選ばれる」経験ー古本屋さんー

先日、中学生に国語を教えていると、教材となるエッセイに惹かれる部分があった。

「本は古本屋で三冊同時に買うようにしている」
「多様なジャンルから本を3冊、選び抜くことは今の自分にしかできないため、それがピンポイントに個性を表現しているのが心地よい」

普段なら何気なく読み飛ばしてしまうようなエッセイの一つだが、妙に記憶に残っている。

「3」という数字の得も言わぬ魅力からか、「古本屋」という居心

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本は人生のおやつです!(2)

本は人生のおやつです!(2)

本は人生に彩を添えてくれるもの、という意味合いで、尊敬する書店の名前を拝借したこのシリーズ。ちなみに前回はこちら。
今回は「小説と地域活性化」について、最近読んだ本から感じたことを書いてみようと思います。

「京都寺町三条のホームズ」という小説をご存じでしょうか。北海道出身、京都市在住の望月麻衣さんにより、2015年以降双葉社から出版されているシリーズ小説です。
内容はざっくり言えば「ホームズ」と

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「本は人生のおやつです!!」(1)

「本は人生のおやつです!!」(1)

この言葉を聞いてピンとくる人は、おそらく関西在住の読書家さんが多いのではないでしょうか。
そうです、大阪駅からすぐ近くのビルの一角にある小さな部屋に、新刊も古本も絶版本もごちゃまぜに所狭しと置いてあるあの本屋さんです。
一度訪れた人ならわかるとは思いますが。店主さんがとっても気さくな方で、「今日こんな気分でこんな本が読みたいです!」と言ったら、おすすめの本を熱意と愛情たっぷりに語ってくださります。

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