好奇心旺盛 〜台湾ラーメン〜
どうも西尾です。
今日は朝から雨がじゃじゃ降りです。
早く止んで欲しいなとも思います。
昨日は母の日で、今では離れて暮らす母ですが、日頃から生活のことなど気にかけてくれており感謝でいっぱいです。
贈り物は出来ませんでしたが、メッセージで感謝を伝え、次帰省する時にでも贈り物をしようと思います。
好奇心旺盛 〜台湾ラーメン〜
小さい時は何でも知りたくて、気になって色々と触ってみたりした。
いつからだろう。
大きくなるにつれて、まるでこの世界が分かったかのようになり、好奇心というのが薄れていく。
実際は何も分かっていないはずなのに。
分かっていたとしても、それは全体のほんの数%程度にしかすぎない。
赤ちゃんや小さな子供は何でも触って、匂いを嗅いでみたり、手に取って食べてみようとする。
未だ文字が読めないというのもあるけれど。
犬や猫も何でも匂いを嗅いだり、舐めてみようとする。
赤ちゃんや小さな子供、犬や猫と比較するのも何だけど、私はと言うと、あれは何だろうと思ってみても、実際に触ってみたりはせずに先ずは考えてしまう。
例えば食べたことの無い料理や何でも。
最近、初めて食べた料理。
それは台湾ラーメン。
先ず、名前からイメージすると台湾で食べられている国民的料理か何かなんだろうと考えた。
きっと香辛料が効いていて、その中にも甘味や旨味が混ざったラーメンなんだろうと。
次に実際のイメージとして見てみる。
実際に見てみると見た目は担々麺のよう。
担々麺の汁ありという感じだろうか。
担々麺に似ているってことはやはり辛さが付き物なのかな。
そう言えば、台湾混ぜそばを一度食べたことがあるけどすごく辛かった記憶がある。
しかし辛さの中に旨味が詰まっており卵黄で辛味をマイルドにすると食べやすかった。
追い飯(麺を食べ終わった後に白米を追加して食べる)をすると更に美味しかった。
台湾ラーメンは食べたことが無い。
きっと台湾ラーメンも辛いのだろう。
食べなくとも見た目からして辛そうなのは素人にでも分かる。
この時点で大方辛い料理であることは分かった。
だからと言って実際に食べないでいいのか。
大人になると色々と経験する。
もちろん、大人になる前から色々と経験するけれども、子供の時よりは明らかに行動範囲だって広がるし、考え方や価値観だって多種多様な人と関わり合う。
すると、つい今まで経験したことから何でも判断してしまう。
食べ物でもそう。
実際に食べなくとも分かった気になってしまう。
あ〜あれは辛い料理だ。
食べなくとも分かるよ。
見た目もそうだし、お店の看板にも辛いと書いてあるし。
私はそれが多かった。
食べなくとも外見上や今までの経験から判断していた。
辛い食べ物は嫌いでは無いが、得意というわけでも無い。
それもあってか、余計に自分で実際に食べてみようとしなかった。
いつからだろうか。
昔は好奇心旺盛で色々と見て、触れて、感じて、時には食べていたのに。
何かつまらない大人になってしまったような気になり嫌になる。
つまらない大人は嫌だ。
面白く、楽しい大人、人間でいたい。
いつまでも好奇心旺盛でいたい。
そう思った。
ということで実際に台湾ラーメンを食べてみた。
麺は中太麺で挽肉とニラが添えられており美味しかった。
でも想像以上に辛かった。
私は辛いものが得意では無いし、食べ切れずに残してしまうとお店の方にも申し訳ないと思い、辛さがマイルドなタイプの台湾ラーメンを注文していた。
それでも驚くほど辛かった。
顔中の毛穴が全て開いているのではないかというくらいに額から汗が溢れ出す。
これが逆に気持ちよく感じた。
舌のヒリヒリ感もすごい。
口から炎を吐いている気分だ。
レンゲでスープを掬い飲んでみる。
まるで溶岩が食道を通り、胃に落ちていっているかのよう。
胃の中もすごく熱くなっているのが分かる。
少し大袈裟かもしれないけど、私にはそう感じた。
机の上に置いてある水も自然とたくさん飲んでしまう。
それでも辛さの中に旨味があって美味しい。
何とか食べ終わった。
ただ、スープを全部飲み干すことまでは出来なかった。
食べ終わると無性にソフトクリームを欲する。
甘さとミルク感で口の中と胃を中和したい気分になる。
今回、実際に台湾ラーメンを食べてみて良かった。
自分で経験してみることは大事。
好奇心を持ち続けて何事も経験してみよう、そう思った。
美味しくも、想像以上に辛かった台湾ラーメン。
まあ。
次も食べるかと問われると、次は炒飯や唐揚げなどのサイドメニューを注文させて貰おうかなと思うけども。
うむ。
これも経験。
何事も好奇心旺盛に。
ご馳走様でした。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。