ダメよ、ダメよ、ダメなのよ
どうも西尾です。
連休が終わり今日からまた平日の始まりです。
ここ大阪では朝から雨が降っております。
午後からの降水確率は10%となっているので雨は止みそうですが、曇天が続くと、ただでさえ平日の始まりで憂鬱な気分なのに、さらに気分が落ち込んでしまいそうになります。
今日からお仕事や学校がスタートの方も多いと思いますが、無理に気張らずに肩の力を抜いて過ごしていきましょう。
ダメよ、ダメよ、ダメなのよ
近所の猫の○○に遭遇
昨日はずっと雨だと思っていた。
実際に午後からの降水確率も高かった。
でも、午後から降った雨は時たまポツリポツリと短時間だけ降るくらいで、本格的に降り出したのは夜になってからだった。
なんだ、そんなに降らないじゃ無いかと思い夕方近所を散歩してきた。
ずっと家に篭りっぱなしはしんどいし、体も動かしたくなる。
昨日も曇天の1日だったけど気温は高くて湿気でジメジメとしていた。
外を散歩しに行くのに服を着替えたが、半袖長ズボンにスリッパでも十分だった。
玄関扉を開けて空を見上げてみると今にも雨が降り出しそうな曇天模様。
上空に巨大なこんにゃくが浮いているかのような気分である。
このまま上空のこんにゃくが地面に落ちてきたらどうしようかと一瞬頭を過ぎったが、その時は味噌こんにゃくにでもして食べようかと思う。
近くの小川沿いの遊歩道にやってきた。
天気が曇天なだけあっていつもより人が少ない。
それでも、散歩している人やランニングをしている人、犬を散歩させている人がいてた。
桜の木を見ると、すっかり若葉に覆われていた。
ああ、この感じ以前にもあったな。
曇天の休みの日に午後から散歩に出掛けて若葉の生い茂る桜の木を見上げた。
こういったものをデジャブと言うのだろうか。
桜の木が等間隔で並ぶ遊歩道をスリッパのパタパタ音を響かせながら歩いた。
私の前を行くのは芝犬を散歩させているお婆ちゃん。
未だ若い芝犬なのか分からないが、芝犬の方が我先にと歩んでしまうので、芝犬が散歩させられているのか、お婆ちゃんが散歩させられているのか分からない状態で、後ろから見ていて面白い。
少し歩いて学校の側までやってきた。
遊歩道から校庭が見えるが、祝日ということで学校もお休みのようだ。
いつもは多くの生徒さんが部活動に勤しんでいるが、この日は静寂に包まれていた。
また歩き出そうとした時だった。
何処からかニャーニャーと猫の鳴き声が聞こえてきた。
周囲を見渡してみても見つからなかったが、よく見ると学校へ通じる通用門の入り口に佇んでいる。
吾輩は猫である。
名前は、名前は、、、分からない。
君の名は?と聞きたいところだけど答えてくれなさそう。
この猫さん、写真を撮っても逃げない。
こちらがニャーニャーと声に出してみても反応しない。
試しに、ヒヒーンと馬の鳴き声を真似てみたら、静かにこちらを向いてくれた。
ああ。
いわゆる失笑を買った感じだろうか。
何だか恥ずかしくなった。
付き合ってくれてありがとうと猫さんに感謝を述べて後にする。
たった今撮影したばかりの猫さんの写真を確認するため、スマホの画面に目を落としながら歩いていると、またニャーニャーと鳴き声が聞こえる。
学校側を振り向くと、そこには先程の猫さんがいた。
おお、とテンションの上がる私。
またスマホのカメラを構える。
ちょうど体育館裏で、グラウンドを整備するための用具が置かれている場所だった。
猫さんは少し土がこんもりとした場所までやって来ると必死に前足で地面をホリホリする。
この猫さんは何をしているのだろうと興味津々の私。
ある程度、ホリホリを終えると猫さんはその場でお座りの体勢に。
最初はこの猫さんが何をしているのか分からなかった。
鳴き声も発しないし、何処かを一点集中して見つめている。
一体何をしているのかと不思議で堪らなかった。
程なくして私はある猫さん動画を思い出した。
家で飼っている飼い猫だが、猫は犬と違い自分でトイレまで行き排泄する。
猫砂の入った容器まで行き前足でホリホリと、排泄場所を造る。
まさにそれと一緒だった。
となると、この猫さんは今排泄中なのである。
猫さんは私に排泄するから見ないで、と行ってきたのかもしれない。
私の頭の中で吉本新喜劇の島田一の介師匠の“ダメよ、ダメよ、ダメなのよ”が嫌と言うほどに木魂した。
排泄が終了した後の猫さんは何事も無かったかのようにその場所に砂をかけ始める。
これで証拠隠滅完了だと言わんばかりに。
そして一言も鳴かずに、そのままどこかへ行ってしまった。
おそらく満足してどこかに休みにでも行ったのだろう。
私は猫さんの排泄に遭遇した。
飼い猫では無く野良猫の猫さんだったから変にテンションが上がった。
でも、よくよく考えてみると排泄中をガン見されると良い気分はしないだろうなと思う。
少なくとも私なら嫌だ。
何だかこの猫さんに申し訳無いことをした気分だ。
これからは見ないようにしますので。
もしかしたらニャーニャーと鳴いて、排泄することを知らせてくれたのかもしれない。
親切な猫さんだ。
猫さんの排泄を目撃してしまい、テンションが上がると同時に、申し訳なさもあり何だか複雑な気分になった散歩だった。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
朝から下世話なお話となり申し訳ございません😿