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わたしととらんくん

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二人の序盤にあたる記事たちです。 ご興味があればぜし。
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決断が呼んだもの

決断が呼んだもの

生き方を変えたい2019年の秋から生き方をシフトしたくなっていた私は翌年の年始に、
「やっぱり、社会に関わってできるだけ長く働きたい」
「そのために自分を養っていくことが大事」
「自分を養っていくための技術を持ちたい」
という気持ちで、小さくて大きな決意をした。

それは「ずっと独身なら、それもいい。オールドミス上等!」
ということ。(我ながら大きく出た)

「結婚して初めて社会において一人前と言

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マッチングアプリに登録してみる?

マッチングアプリに登録してみる?

キッカケ①私はプログラミングを勉強する!多少なりやりたいと思う事をするんだ!と意気込んだものの、全くの未経験の業界に、学歴なし、資格なし、予備知識なしで挑む私はせめて友人が欲しかった。折しも初学から在宅学習を迫られてしまった為だった。

キッカケ②前職の同僚で気の合う子(松本まりかさんに似ているのでMちゃんとする)がいて、寿退社となったんだけど、キッカケがマッチングアプリだった事を話してくれていた

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Pairsに登録してみる

Pairsに登録してみる

Pairsなるものをしてみむとてするなり自分なりに吟味した結果、有名マッチングアプリPairsにした。Pairsは女性はお金をかけなくても、ある程度自由に男性とやりとりができるしくみ。

覗いてみると、色んな人がいた。
顔出しせずに、インスタに載せるような観光地や、素敵で豪勢な食事や、高級ホテルやら何かをアップしてる人。

「あなたは私に何を提供してくれるんですか?」
と女性に喧嘩を売るような文言

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知り合ってからのこと①

知り合ってからのこと①

ひたすらの敬語・笑彼はキャリア約10年のベテランSEさんだった。プロフィールには「すぐ仲良くなる」って書いてたのに、とてつもなく丁重なメッセージ。私は過去の職業柄ペーシングというものを知っていたので、なんとかなんとか。

男性が課金制というのは知っていたけど、相手一人あたりにお金が発生するのかどうかまではわからなかったので、とらんくんに「もし私とのメッセージに都度お金がかかってる様なら、LINEで

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知り合ってからのこと②

知り合ってからのこと②

抱えてたジレンマとタイミング今となってはずいぶん前の話だけど、ある日「どんな風に勉強してるのか、興味ある!」と言ってくれたとらんくん。ガツガツした殿方じゃないのは把握していたし、興味関心を抱いてくれたのは嬉しかった。

話さなきゃいけないことあるんだ「そろそろ頃合いなのかも」と感じて、「電話しませんか?」と伝えた。その頃にはもう、7〜10日に1度くらいのペースで電話とかしてたので。

当時取り組ん

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知り合ってからのこと③

知り合ってからのこと③

このひと、自分がカワイイって知らないんだ!zoomで対面した時の彼はやっぱり飾らない印象。控えめで、穏やかで。でもユニークで。激務に追われている中で時間を作っては、おしゃべりの時間を作ってくれていた。逃げ恥の平匡さんを彷彿とさせる私の王子様(当時はそんな自信はなかったですよ!笑)。

自分の魅力に無頓着である事が尚更かわいくて、何度もベッドにダイブしてジタバタした。中高生か私よ。

段々と、とらん

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知り合ってからのこと④

知り合ってからのこと④

王子さまを自ら迎えにゆく大バクチ私は敏感で小心者で、なのに時々大それた事をしてしまうフシがある。
19の頃、「ハタチになる前に世界を見たい」と単身ニューヨークへ4泊の旅に出かけた時もそうだった。(えっと、人というのは多面体らしいという言い訳)

片想いハイのターボ(笑)とらんくんと逢えるメドがたってからの私の行動スピードたるや。
ただちに航空券を取り、宿を押さえ、多幸感著しかった。とらんくんはきっ

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最初で最後かもしれないデート

最初で最後かもしれないデート

ひとりずつ傘をさして外はしとしと小雨だった。
今となっては何ら問題を感じないけど、当時はポーカーフェイス気味プラス、マスクってことで、表情の見えにくいとらんくんと、お互いに傘をさしながら、歩いた。

ほとんど眠れてなくて、朝ごはんも食べられてなくて、それを伝えると近所の「スタバでも行こっか」となった。
とらんくんは朝ごはん済ませて来たから、コーヒーでいいと。

私は季節限定の桃フラペが飲みたくて飲

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当たり前はキセキの上に成立している

当たり前はキセキの上に成立している

前回の続きエシレのアイスクリーム をイチかバチか、ひと口差し出してみたら、パクっと食べたとらんくん。どぉおおああ(中高生再び)

私「30分で解散と思ってたから、お土産とか全部持ってきちゃったんだけど渡していいかな」
とらんくん「あっ、そうなの?ありがとう〜、開けてもいい?」

和食派で甘いものもそんなに積極的に食べないとリサーチ済みだったので、ご飯のお供になるものを差し上げた。

これは彼にはク

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初おデートその2

初おデートその2

改めてデートをなか1日おいて、もう一度会う約束をしていた私と、とらんくん。
前日に、「少し早めに着くように行くね!」とメッセージをくれた。
お仕事のために切り上げる時間を早めるのかな?と思ったけど、尋ねたら、そうではないという事で。一緒に居られる時間が、少し長くなるんだ。嬉しい。

とある歌をその夜、何度もくり返し聴いた。(伏線をはる)よく眠れなかった。今夜は、喜びで。

ピクニックのつもりが雨が

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夢じゃないんだ

夢じゃないんだ

ふしぎな感覚身体が、何をすればいいか不思議とわかる感覚で、とらんくんのおでこや髪の毛を、最初から知ってたように私の手が撫でていた。

「よく頑張ってるよね」

言わんとして言った訳じゃなく、これも、なんだか最初から理解してたように、口をついて出た。

新調したワンピースと、座ってるレジャーシートと、そっと太ももに乗っかってるとらんくんの感じで、ズズズ、とズレ始めたので、「座り直しましょうかね」とい

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出逢って、そして

出逢って、そして

やっぱり朝は来るふたりの始まりの始まりが終わる、その朝が来た。ホテルのチェックアウトを済ませて、自分だけで何とか羽田へ到着することができた。

とらんくん、今日お仕事なのに、わざわざ半休とって見送りに来てくれるという。
それだけでも嬉しいのに、ホテルから羽田まで連れて行かなくて大丈夫かどうかまで心配してくれてた。優しい。

知り合って、自分の気持ちに気づいた当時は「胸にしまっておけばいい」と考えて

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