見出し画像

カレーの辛さは3が良い 辛味と秋の関係

みみさん、辛いの好きです。
先日、お昼ご飯にカレーショップへ行きました。
美味しいと評判のお店です。
ランチセットは2種類のカレーが選べて、たくさんある中から、特製オトナカレーと、バターチキンカレーを選びました。メニューの黒板には、唐辛子のかわいい絵が、オトナカレーには5個、バターチキンカレーには3個書いてありました。
マスターは注文時に、「オトナカレーは、うちのカレーの中で一番辛いカレーですが、大丈夫ですか?」と、辛くても大丈夫かを確認してくれました。「大丈夫です!辛いの大好きです!」と笑顔で元気に答えた後に、、みみさんは後悔しました。。。

秋は控えた方が良いのです。
「辛いの大好きです!」って言った直後に思い出しました。。。

漢方の陰陽五行説では、秋はと関係します。そして、とも関係します。

秋の乾いた空気は肺にダメージを与えやすいので、肺を大切にしたい季節です。肺は気や水分を身体のすみずみへ行きわたらせる役割があり、このはたらきがあると、お肌はぷるぷるで、汗や、濁った気などを外に出すことができ、外邪(秋は乾燥の邪気=燥邪)が身体に入ることを防ぎます。つまり、肺の機能が正常だと、身体にバリアを張ってくれる、というイメージです。

辛みは、肺を助けるといいます。辛みが肺に良い・・・というわけではないですが、辛みの持つ発散作用が肺のバリア機能を高めるとされています。
だいこん、ねぎ、かぶ、などがおすすめです。

え?

辛くていいの?

いけません。

辛すぎはいけないのです。
なぜなら、毛穴がパカっと開いて汗がダクダク出ていくと、体内の水分が減ります。そこに秋の乾燥がやってくるため、カサカサさんになってしまうのです。香辛料ガンガンの辛味は、”秋の辛味”とは違うのですね。

カレーはとーっても美味しかったです。ただ、めっちゃ辛かった。身体中からが吹き出し、自分がカサ子になっていく気がしました。翌日、やっぱりくちびるはカッサカサで、リップクリームをたくさん塗りました。秋のカレーは辛さ3が、ちょうど良いと思いました。


前回、身体の陰液、つまり潤いを養うために睡眠をとると良いという記事を載せました。秋には潤うために白いものが良いという記事も載せました。
(↓↓最後に2つの記事を貼付けときます↓↓)

今回の良いものは、、、

すっぱくて甘いものです

「酸甘化陰(さんかんかいん)」

と言って、酸味と甘みを併せて摂れば、”陰液”が増えて、粘膜や皮膚に水分や潤いを与えると言われています。

梨なんかはビンゴなフルーツですね。たしかに梨って、潤いをあたえてくれそうじゃない?
りんごやぶどうも良いですね。何でも食べ過ぎは良くないですけど。

梨おいしそう

みみさんは、秋のあいだは、梅シロップやリンゴ酢をお湯で割って飲んでいます。甘酸っぱいでしょ?日課とまではいきませんが、甘いものが欲しくなった時や、一息つきたくて、いつもならコーヒーのところを、替えています。

①酸甘化陰
②睡眠 
③白いもの

で、潤うお肌をキープして、陰液を養い、
④ちょい辛味
で、バリアを張って
秋の乾燥に備えましょう!

最近急に寒くなって、身体がびっくりしているのが分かります。
朝と夜の寒暖差もあって、暑いの?寒いの?どっちなの?と皮膚が言っています。
みんなが、夏の疲れをしっかりと癒やして、秋の乾燥を乗り越えて、冬の訪れを穏やかに迎えられると良いなぁと、思うみみさんです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。よかったら「スキ」も押してくれると嬉しいです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?