オイル・砂糖・小麦粉不使用 シフォンケーキ
10月ですね。もう最終日ですけど。
今月は卵とはちみつのシンプルなシフォンケーキを作ります。
秋は乾燥の季節です。卵には不足している体液や血液を補い、身体を潤す効果があります。はちみつにも潤す効果があり、のどや皮膚の乾燥にも有効ですから、おいしく、秋の身体をいたわってあげましょう。
オイルも砂糖も小麦粉も使っていないなんて、シフォンケーキと呼んでも良いのか分かりませんが、シフォン型を使いますし、シフォンのように、ふぁっふあな仕上がりです。いつもはおおざっぱなみみさんですが、今回は少しだけ気を遣って作ります。
卵白を泡立てる際のちょっとしたコツと、このレシピのポイントも含めて解説します。さぁ、さっそく作っていきましょう!!
材料
シフォンケーキ型(卵3個用)
ハンドミキサー
◎卵 3個
◎はちみつ 50g
◎米粉 60g
◎レモン汁 小さじ1/2
シンプルな材料ですね~。
バニラオイル少し入れて作ってもおいしいです。(サヤなら1/4)
卵3個もないわぁって人は、卵2個、はちみつ40g、米粉40gで、レモン汁も少し少なめにして作る事もできます。おいしくて、すぐになくなっちゃうので、卵3個使用のレシピがお勧めです。
作り方
①卵を卵白と卵黄に分ける
大きめのボウルに、油分と水分がついていないか確認して、卵白を入れる
小さめのボウル(ハンドミキサーが入る大きさ)に卵黄を入れる
卵白は油分と水分を嫌います。泡立たなくなってしまうので、必ず確認しましょう。コツ1です。卵白は冷蔵庫へ。または氷水のボウルを下にあてて冷やしておく。コツ2です。
②卵黄をハンドミキサーで泡立てる
ふわっとしてきたら、はちみつを入れて、しっかりと泡立てます。
みみさんはMAXの高速回転で4分ほど攪拌しました。
コレがこのレシピのポイントです。卵黄も、しっかりと攪拌して泡立てます。
③メレンゲを作ります
卵黄を攪拌するために使ったハンドミキサーを洗います。
コツ1なので、食器用の洗剤を使って、ハンドミキサーの泡立て部分(ビーターって言うんですって)をしっかりと洗い流し、水分を拭き取る。よく角っこに卵黄がこびりついていたりするので、要注意です!
水分と油分のないハンドミキサーで、卵白を泡立てます。
モコモコっとなってきたら、レモン汁を入れて、さらに攪拌します。
ピンっとツノが立つくらいになればOKです。
卵白はもともとアルカリ性で、酸性のレモン汁を入れることによって中性に近づきます。中性に近づくと泡立ちが良くなるため、空気をしっかりと抱き込んだメレンゲができます。このレシピでは、メレンゲの泡を安定させる役割の砂糖がないので、レモン汁でメレンゲの泡を安定させています。
④②の卵黄に米粉を入れて混ぜる
卵黄液も攪拌して泡立っている状態です。泡をつぶさないようにゴムべらでやさしく混ぜましょう。
⑤④の卵黄液に③のメレンゲを1/3加えて混ぜる。やさしくやさしく。
さらに残りのメレンゲの1/2を入れて混ぜる。
今度は、残りのメレンゲのボウルの中に、入れて、混ぜて、全体を合わせる。
⑥シフォン型に入れて170℃で25分焼く。
完成です!
米粉油を大さじ1(15g)ほど入れてもしっとりとして美味しいです。
小麦粉のグルテンがないので、コシは強くありません。
フワフワすぎてものすごく扱いにくいけれど、紅茶やコーヒー、緑茶にも合う、カステラに近いようなお味です。やさしいはちみつの味です。
バニラの風味を付けて作るのもみみさんはスキです。
つぶさないようにラップをして、冷凍したら、好きなときにいただきましょう。
11月は計画的に早めのレシピの完成をめざします。なにを作ろうかなぁ。
みなさんがおいしくたのしく健康な毎日をすごせますように。
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