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【43】 ほめて、ほめて、ほめまくりの暮らしが始まった。最初は、違和感ありまくり
『ほめ日記』という一冊の本との出会いから、自分を自分でほめる日々が始まりました。
本の内容によれば、小さなことでも「今日の自分のいいところ」を見つけて書き留めてゆくうちに、自己肯定感なるものが次第に育ってきて、ネガティブ感情やマイナス思考が改善されてゆくとのこと。
脳みそのミソちゃんが、自分で自分に「イイね!」を出してやれるようになったら最高だなぁ……そんな気持ちで私は一冊の小さなノートを用意しました。
ほめ方の例は、具体的に何かができた・せずに済んだ、ということだけではなく、例えば発想や考え方を褒めたり、カラダの働きを褒めたり、感受性に対して褒めたり、見た目を褒めたり、なんでもあり。
毎日続ける。
3つ思いつけば、3つほめる。
10個思いつけば、10個ほめる。
そんなわけで、私がおずおずと書いた最初の「ほめ」。
それは……
ほめ日記を始めた私って、すごいな~!
というもの(笑)
だって自分をほめるだなんて、そんな、こっ恥ずかしいことを、40代の大人がわざわざノートを買ってまでやろうってんだから、これはほめるしかありません(笑)
でもその行動力が、これまでの私では考えられなかったから、「行動をおこした私って、本当にえらいな」って素直に思ったんです。
「ついに、はじまったね」
脳みそのミソちゃんが、私の行動をじっと見ています。
「続けるからね」
毎日、少しずつ自分で自分をほめることを見つけ、書き留めてゆきました。
◆今日は朝からヨガを気持ちよくできた。あがらなかった右腕も大分上がるようになってきた。継続できていて、えらい!
◆午前中から、筑前煮とポテトサラダを作った。夕飯の準備を早めにできた私は計画性があって素晴らしい!
◆鏡に向かって、自然とにっこり笑えた。習慣になってすごい!
◆今日は、おしりの具合が、昨日よりマシだった。私のカラダは頑張ってくれている! 立派!
◆今日は一日中、ごきげんで過ごせた! 体調が悪いのに、すばらしい!
正直はじめは、あまりにもバカみたいで恥ずかしいという思いもありましたが、誰にも内緒ですし、やって失うものなどありません。
不思議なもので、最初は抵抗があった「自分ほめ」も、はじめて一か月も経たないうちに当たり前の習慣となり、自分をほめないと落ち着かなくなってきました(笑)
誰か他者に褒められたいのではなく、「自分で自分をほめたい」という心境になるのが不思議です。
「今日もミソのことをほめてよ~」
「まかせておいて!」
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私も、ミソちゃんをほめようと心がけるからこそ、自然と「今日できたこと、よかったこと、楽しかったことはなんだろう」と、「いいこと探し」にフォーカスできるようになってきました。
これまでギャーギャー騒いでいたミソちゃんも、ほめられることに関しては割とすぐに馴染んでくれたようです。
まるで乾いたスポンジのように「ほめ」を吸収し喜んでいるミソちゃんでした。
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