ムゲンソウルズタイプの二次創作『創生の魔人IV 天と地の中枢』とその主人公『パオラ・サテライア』
コンパイルハートファンと女神転生ファンとオリジナルキャラクター/オリキャラファンの皆様。
この作品とキャラクターに興味が出た方は作品を二次創作の小説、漫画/マンガ、フリーゲーム、インディーゲームとして制作/開発したり、キャラクターを一枚絵/全身絵のイラスト、二面図、三面図、設定資料集として自由気ままに描いても構いませんが、これはリクエスト/イラリクではありませんので、全て無料です。
▲創生の魔人IV 天と地の中枢
◆概要
■インフォメーション
2013年にアトラスから発売されたゲーム『真・女神転生IV』とコンパイルハートから発売されたゲーム『ムゲンソウルズシリーズ』をリスペクト.オマージュした二次創作。
◆物語
■インフォメーション
天界と冥界を象った惑星ヘヴル。
パオラの住む「地表のヴァルハリア国」は神のような国王と修道院が統治する国であり、建国4492年を迎えた。
国民はセラフィーズ(セラフ階級)とエンジェリーズ(天使階級)のどちらかの階級に属し、セラフィーズは政治や公務などの知的労働、エンジェリーズは農業や商業などの肉体労働に行っており、セラフィーズによる情報操作によってエンジェリーズは不満や疑問を持たずに肉体労働に励んでいた。
国民は18歳以降になると階級に関係なく全員ヴァルハリア城に集まり「ガントレスの儀」を受け、魔法の遺物である「ガントレス」を起動することができれば国防組織の「イカロス衆」に入隊することになる。
このイカロス衆になることが、エンジェリーズがのし上がる唯一の方法でもある。
パオラは幼馴染のラグスと共に「ガントレスの儀」を受けにヴァルハリア城に向かう途中、不思議な夢を見た。
爆炎が立ち昇る荒野で何者かが世界を破壊して変革しようと誘う夢、静寂が支配する砂漠で何者かが世界を静寂のまま維持しようと誘う夢、暗い海岸で少女が自分を蘇らせてほしいと頼む夢、そこまで見てパオラは夢から醒めた。
ヴァルハリア城に着いたパオラは儀式が執り行われるベレト像広場に向かった。
ラグスは成り上がることを意気込んでいたが、ガントレスはそれに応えなかった。
意気消沈するラグスを尻目に、パオラも儀式を受けた。
パオラは見事ガントレスを起動することができ、この瞬間からイカロスとしての日々が始まった。
儀式の後にイカロスの同期と顔を合わせたが、驚くべきことにそこには夢で見た少年少女二人がいた。
紳士的な青年・シリウスと血気盛んな美女・ソフィー、彼らも同じような夢を見ておりパオラにデジャヴを感じていた。
イカロスになったパオラの初めての任務は、地下洞窟ヨツンでの悪魔討伐だった。
ヨツンでは神話や伝承などで語り継がれる悪魔たちが闊歩しており、これら悪魔をヴァルハリア国に出現しないよう食い止めることがイカロスの任務であった。
イカロスとしての任務に慣れてきたある夜、ヴァルハリア城の屋上に集まっていたイカロス新人たちはパオラの故郷である「ルフレ村」の方向から火の手が上がっているのを見た。
生存者を捜索するために森に入るも、そこにはおびただしい数の悪魔がひしめき合っていた。
生存者の証言によると、「黒きイカロス」なる者が朗読会を行い、それに参加した者が次から次へと突然悪魔に変貌したとのことだった。
悪魔となった幼馴染のラグスを倒し、森の奥で黒きイカロスを追い詰めるもあと一歩のところで逃げられた。
ヴァルハリア城に戻ると、ヨツンに逃げ込んだ黒きイカロスを追うよう修道院から指令を受けた。
行く手を阻む強敵を撃破し、ヨツン最下層のヘヴンタワーの窓から外を見ると、足下には闇の中に無数の光が輝き、夜空のような幻想的な風景が広がっていた。
建物の外に出ると、パオラたちは夜空のように見えていたものが荒廃した世界であることに気付いた。
その時、修道院から通信が入った。
ここはケガレビトの里「地裏のヘリオーン」であると。
パオラたちはこの地裏で衝撃の真実を知ることになる。
◆用語
■ヘヴル
天界を象った地表と冥界を象ったを象った地裏といった2つの世界を持つ惑星。
いずれの世界も町や国々が建てられている。
■地表のヴァルハリア国
ミッドガリオと呼ばれる大地にある城塞都市。
約3500年前に初代国王ベレトが建国し、現在はクレス王が統治している。
年号は「ゼボイム歴」。
領地はヴァルハリア城の周辺にも広がっており、「ルフレ村」や「ファティナ村」といった集落が存在する。
天界のような世界観であり、国民はセラフィーズ(セラフ階級)とエンジェリーズ(天使階級)のどちらかの階級に属し、セラフィーズは上質な服装で街を歩き、エンジェリーズは質素な服装で畑や牧場で労働に励んでいる姿が物語の中でも描かれている。
エンジェリーズはセラフィーズによる情報操作で疑問や不満を持たず思考すらしない暮らしを送っていたが、黒きイカロスがもたらした本を読むことで思考を持つようになり、不満や欲求を自らの内に貯めこんでいった。
実は、岩盤に覆われたヘリオーンの上に作られた国であり、国民は天使によってヘリオーンで誘拐され肉体操作された子供たちとベレトたちヘリオーンの人間が交わったことで誕生した不安定な存在。
それゆえに何かのきっかけで突然悪魔化することもある。
■ガントレス
イカロス衆の証である籠手型の携帯端末。
「能力吸収プログラム」や「DDS(デジタルデビルサービス)」といった機能を使用できる。
地表のヴァルハリア国の文明にとっては明らかにオーバーテクノロジーな精密機器であり、ガントレスのOS「バロウズ」は「ガントレスに住む妖精」と認識されている。
数に限りがあるため、死亡したイカロスのガントレスは初期化され、後任に支給される。
もちろん、初期化の際に天使や悪魔から吸収した能力も抹消される。
実はベレトたちヘリオーンからやってきた人間が持ち込んだものであり、天使や悪魔にとっては忌まわしき道具として認識されている。
■ガントレスの儀式
修道院によって毎年執り行われる儀式。
18歳以降になった国民は全員参加する義務があり、ガントレスを起動できるかどうかを試される。
ここでガントレスを起動できた者はイカロスとして取り立てられ、国の治安維持活動に従事することになる。
エンジェリーズにとっては、セラフィーズにのし上がる生涯で唯一のチャンスでもある。
ガントレスは主体性を持つ者しか起動できないため、起動に成功する確率は極めて低く、物語開始前の数年は起動できた者は一人もいなかった。
そのため、起動できたものはイカロス衆への参加が強制される。
また、ガントレスを起動するにはベレト王を始めとする「ケガレビト」の血が濃い必要がある。
◆作品のポジション
■世界観
■世界観2
■物語
▲パオラ・サテライア
◆プロフィール
■インフォメーション
種族:マージス人
性別:女
血液型:B
身長:157cm
利き腕:右利き
武器:大剣、弓矢
家族構成:父、母、姉
声優:柳原かなこ
登場作品:創生の魔人IV 天と地の中枢
◆概要
■インフォメーション
『創生の魔人IV 天と地の中枢』の主人公。
地表のヴァルハリア国のルフレ村に生まれ育ったエンジェリーズ出身の女。
ガントレスに認められたことでイカロス衆の一員となり、大きな運命に巻き込まれてゆく。
25年前、彼女にそっくりな外見を持つ少女が存在した。
地表と地裏での冒険を得て、シリウスとソフィーのどちらか一方と別れてもう一方と行動を共にし、砂漠の世界でパオラ、シリウス、ソフィーの三人が再び合流するが、片方は平行世界から来たらしく二人とも直前までパオラと行動を共にしていたと語っている。
武器は弓に変形できる両手用の大剣。
■台詞
・これが…ガントレス…かな?
■余談
彼女は『圧倒的遊戯ムゲンソウルズZ』におけるキャラクター「ティオニー」を意識して作られた。
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