ファイヤーバムタイプの二次創作『バーニングリゼッタ』とその主人公『リゼッタ』
レトロゲームファンとオリジナルキャラクター/オリキャラファンの皆様。
この作品とキャラクターに興味が出た方や何もできずに暇/退屈な方やすぐに作品とキャラクターを作りたい/描きたい方は作品を二次創作の小説、漫画/マンガ、フリーゲーム、インディーゲームとして制作/開発したり、キャラクターを一枚絵/全身絵のイラスト、二面図、三面図、設定資料集として自由気ままに描いてSNS(Pixiv、TINAMI、DeviantART、Twitter、note、ふりーむ!など)に投稿しても構いませんが、これはリクエスト/イラリクではありませんので、全て無料です。
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▲バーニングリゼッタ
◆内容
■概要
1988年にHAL研究所から発売されたファミコンディスクシステム用ゲームソフト『ファイヤーバム』をリスペクト/オマージュした二次創作。
■物語
それは果てしなき道、果てしなきときを隔てた彼の地の物語。
緑なす大地、野に咲く花々、全ての生きとし生けるもの、レイズールの理のもとその命を燃やす。
もとより、命こそ炎、炎こそ全ての源なり。
されど忘れるなかれ、炎の輝きある所、必ず深き闇のある事を。
我は今詠わん、西の空の太陽が、その光を失う前に。
全てのもの、全ての闇をも燃やしつくす永劫の炎(バーニング)、バイレッタ族の物語を――。
「太陽(レイザ)から9番目の星、イレーシアが砕け散った日から戦いは始まった。宇宙が真紅に染まる瞬間、イレーシアから一匹の竜がこの星(ネフェリア)へ飛んで来た。竜の吐く炎により、ミルファーレの氷は解け、多くの命が蘇った。やがて竜は飛び疲れ、モンドールの森に三つの卵を残して息絶える。一つはエルデヴィア、一つはレイズール、そして最後の一つはボールガード。それは三姉弟なれど、相い反する運命。ボールガードを除いた二つの力の戦い、その行方はレイザの炎だけが知っている……。」
父や母が語る"始まりの物語"を、リゼッタは幼い頃から姉と共に何度も何度も聞かされたものだ。
だけど今日からは、リゼッタがラガルタ村の子供たちにこの物語を聞かせる番だ。
今日はリゼッタの誕生日。
15歳になったリゼッタは一人前の"炎使い"として認められるのだ。
朝早く起きたリゼッタは村を出て、モンドールの森へ鎧虫の殻を取りに行った。
炎使いは鎧虫の炎細工を左指につける。
父と姉に負けないくらい立派な鎧虫を見つけたリゼッタは、軽い足取りで我が家へ急いだ。
しかし…
「何てこと!村が消えているわ!信じられない……」
リゼッタは、村のみんなの家が一軒も無いのにガク然となる。
父は、母、そして姉は?!
駆けつけたリゼッタの前に、我が家はその姿を保っていた。
中にいたのは3匹の魔物――身構えたリゼッタ、無抵抗な魔物の瞳に見入る。
見覚えのある4つの瞳……その魔物たちこそ、父と母と姉の変わり果てた姿だった。
リゼッタは両親と姉に話しかけるが、魔物になったせいか、言葉が通じない。
戸惑うリゼッタの前に現れたのはボールガードだった。
ボールガードはこう言った。
「姉のエルデヴィアだ。姉は君たちバイレッタ族の使う炎を恐れたため、村を襲い、村の人々を異空間に封じ込め、おまけに君の両親と姉を魔物に変えたんだ。だから、君が何を言っても言葉は通じないんだ。それに、今この村に残ったのは、君の家だけだ。私は姉を止めようとしたが、駄目だった…しかし、炎が使える君になら姉を止めることができるだろう。今君が持っているその短剣が頼りなんだ。だから、頼む!ネフェリアの平和を取り戻すために戦い、邪悪な魔物を率いる姉の野望を打ち砕いてくれ!」
全ての話を聞いたリゼッタはそれに承知した。
「分かったわ。私が必ず、エルデヴィアを止めて見せる!」
リゼッタに承知してくれたボールガードは…
「頼んだぞ。リゼッタ。姉を止めるためには魔法の剣が必要だ。しかし、その剣はゼタンという魔物に奪われてしまった。まずはその魔物からそれを取り戻す事だ。」
リゼッタは戦いの準備をする。
「待っててね。お父さん。お母さん。お姉ちゃん。私が必ず、エルデヴィアを止めて見せるわ!」
リゼッタは鎧虫の指輪を付けた。
瞳に炎が宿る。
■ラガルタ村
惑星ネフェリアにおけるミルファーレ地方の一角に存在する村。
この村は、代々炎使いのバイレッタ族であるリゼッタが守ってきた。
しかし、平和だったこの村もリゼッタが留守の間に、突如現れたエルデヴィアに襲われ、村人たちはデモーズという異次元の世界に封じ込められてしまった。
さらにこのエルデヴィアは、バイレッタ族の操る炎を恐れなかったために、最後まで村に留まっていたリゼッタの両親と姉を魔物に変えてしまった。
しかし両親と姉は、襲われた時にエルデヴィアの弱点をつかみ、秘かにエルデヴィアを倒す武器を作っていた。
しかしエルデヴィアの魔法をかけられたこの姿のままではリゼッタにそれを渡すことができない。
はたしてリゼッタは両親と姉を元の姿に戻すことができるのか?
リゼッタが旅立つ頃、この村には、リゼッタの家以外は何もない。
リゼッタがデモーズのボスを倒し、その世界を破壊する事により、ラガルタ村から消えた家や店が元に戻り、封じ込められていた村人が村に戻ってくる。
するとリゼッタは元に戻った家の住人に話しかけて情報を集めたり、店で武器や道具を購入したりすることもできる。
■モンドールの森
ラガルタ村から東の方角にある森林地帯。
バイレッタ族も、その奥地には入れないという闇と謎の土地。
この森には、エルデヴィアが作ったデモーズの入口であるクロスゲートや、不思議な商品を売る商人などがいる。
惑星ネフェリアで通貨のように使用するという事の出来る火の種のことをバーニングルーツという。
敵を倒すと必ずいくつか吐き出す。
これを持っていると村や世界各地の店で物を買う事ができる。
■ゼオルダ山
ラガルタ村から北の方角にある山岳地帯。
惑星ネフェリアで唯一地面に雪が積もっており、寒気がする地帯である。
ここにもデモーズの入口や、不思議な商品を売る商人などが存在する。
■エラスの浜辺
ラガルタ村から南の方角にある海岸地帯。
バイレッタ族が良く海水浴を楽しんだ場所でもある。
■リカードの砂漠
ラガルタ村から西の方角にある砂漠地帯。
この砂漠には炎を強化させる場所があるらしい。
■デモーズ
エルデヴィアの配下の支配する異次元の世界。
森や山や海岸や砂漠の各所にあるクロスゲートを通る事で辿り着ける。
風が吹き、迷路があり、川があり、沼があり、炎の海があり、氷の山があり、暗闇がある。
そして、さらにその奥にはエルデヴィア直属の部下が侵入者には牙を剥いて迫ってくる。
また世界を仕切る空間の壁を破るには魔法の鍵が必要となってくる。
その世界のどこかに隠されているはず。
この世界には、バーニングソウルという、パワーを内蔵した動物の化石がある。
■設定のポジションとなる作品
世界観・物語:ファイヤーバム
■作品(ファイヤーバム)
▲リゼッタ(バーニングリゼッタ)
◆内容
■プロフィール
種族:バイレッタ
性別:女
年齢:15歳
身長:158 cm
利き腕:右利き
武器:剣、盾
登場作品:バーニングリゼッタ
■概要
『バーニングリゼッタ』の主人公。
ラガルタ村の炎使いであるバイレッタ族の少女。
剣だけでなく、ブーメランやボウガンも使いこなす。
ガーダーと呼ばれる盾も装備できる。
村の子供達には人気が高いらしい。
■余談
彼女はゲーム『戦場のヴァルキュリア』における衣装「ブルール自警団の制服」を着ている少女を意識して作られた。
■部分変更
マント:無し→有り
■資料(戦場のヴァルキュリア ブルール自警団の制服)