『糖尿病の治し方』14-3 理想の食生活
2度目の通院からはもうほとんど血糖値を計らなくなった。
インスリンも打たない生活が続いている。
糖質制限食を続けていくには気をつけるべき注意点がいくつか
あると本で学んだ。
例えば肉食。 牛や豚などの赤身肉を食べすぎていると、体が
メンテナンスする能力がおとろえて血管が硬化してしまうらしい。
肉食中心で糖質を抑えた食生活を実現できても、体がボロボロに
なったら長生きできない。
主食を全くとらない厳しい目の糖質制限食にも短命化するリスクが
あるらしい。
安易に主食のごはんを悪者にして排除すればいいというものでも
ないようだ。
野菜は葉野菜を中心に食べ、タンパク質は魚と卵と大豆を主にとり、
玄米ごはんは最後に少なめを食べる。
ここらへんが、へたばったすい臓が再起し始めた私にとっての現状
ベストな食生活であるらしい。
多分、私がトレーニングを続けることで筋肉量が増えたり、すい臓が
今より回復することによって、主食の玄米ごはんも食べる量を増やし
たりできるようになっていくんじゃないんだろうか。
つまり、何が『理想の食生活』なのかは、その時々の体の状態で変わって
いくのだ。
これからいろいろ工夫して、食生活をコントロールしていこう。
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追記:と、この頃の私は思っていたのである。;
『血糖値を計らなくなった』というところに油断の種があるんだが…。
(本人、気がついてない)
『へたばったすい臓も(健常者並みに)回復していくんだろう』という
認識にも、いろいろと誤りがあるんだが。(気がついてない)
まあ、失敗しながら学んでいくのが糖尿病対応というものなのかも
しれない。
肉食と粗悪な油脂を避けていることで、動脈硬化リスクを回避できている
のが、実はとても大きい。
血管がボロボロになっていたら、『失敗から学ぶ』とかいってられない、
一発アウトみたいな事態におちいってしまうのだ。
皆もうちょい…魚食べようよ。(ーωー; 美味しいよ? 魚。