マガジンのカバー画像

写真とわたし

10
運営しているクリエイター

記事一覧

この3年間の写真をふりかえると

この3年間の写真をふりかえると

令和のはじまりは、平成のさいごの年だった。
年が明けると、それまでの「どこにでも・気軽に行ける・誰にでも逢える」が突如止まった。
そして、それはかたちを緩く変えながら、いまも続いている。

一年目、

息の詰まりそうな毎日を過ごしたそのころは
縛られてしまった自由のなかで、それでもどうにか出来ることを模索していた。
それは写真にも現れていた。
初めのころは、それまで自分のなかにあった記憶や想いの貯

もっとみる
物を伝える・事を伝える

物を伝える・事を伝える

さんざん、ずーっと教えられてもらっていたのに
「そうなんだな」と思えていなかったことって言うことはある。

知ってはいるけれど、他人事。みたいな。

写真って、「真」を「写」すって書いてて、まんま何も手を加えずに写してるのがそうだという定義がある。
アプリで加工したものは「ほんとうの写真」じゃないなんて意見もある。

近頃はスマートフォンのカメラ機能がものすごく良くなってきて、「カメラ」そのものを

もっとみる
表現には階層(レベル)や種類(バリエーション)がある

表現には階層(レベル)や種類(バリエーション)がある

そう、いっこじゃないんだよね。 
商品や料理や風景を撮るにしても、知識と経験と技術と熱量から得られる絵と、ただパシャっとしただけの写真だと感動打率が違ってくる。 

感動打率の条件 それは(モノ)写真でも(コト)写真でもそうなんだと思う。
 打率の上がる条件がいくつもそろえば、いい写真撮れるようになると思いますよ。プロじゃなくてもいい写真が撮れることがあるのは、そう時があるからなんじゃないかしら。

もっとみる
『作品』と言う写真

『作品』と言う写真

キレイを撮る、感動を撮る、思い出を撮る、
これらは感情を動かす被写体を写すこと。

それをより良く切り取る
技術だったり
知識だったり
機材だったり
道具だったり

物にまつわる
あれこれ。

よく、写真ゼミで
物を撮るか、事を撮るか、という話をされることがあるのです。

1枚の写真作品を『単写真』
複数枚で一つの作品にするのを『組写真』といいます。
『物』を順番に組んでいくと、そこそこ物語や関連

もっとみる
すきを知ることは

すきを知ることは

写真と出会って撮り始めて、新しいことに出会える楽しさと
新しいものを見つけていかなくては…。と思う気持ちに息苦しさを覚えていたころ、

すきという気持ちを思うことが多くなった。

趣味なのだから、単に楽しく・好きに・思うままに
目についた輝きを写しとればいいのではないか

という気持ちと、
それじゃダメなのではないかという思いと、
いいじゃんそれで、という二つの間で揺れていた
今も少しそれは続いて

もっとみる
パソコンの色設定

パソコンの色設定

年明け前にパソコンが壊れました。調子悪いのを騙しだまし使っていましたが、壊れました。
飲み物をこぼしたのが原因かもしれません。

マウスポインタでクリックすると
🍀1)〈勝手に「ごみ箱」に移動〉する
🍀2)「ごみ箱」のデータを元に戻そうとクリックすると『完全消去しますか』とエンドレスに聞かれ戻せない
🍀3)右クリックしてもゴミ箱にデータが移る
🍀4)オンライン上のデータが勝手に・断りなく消

もっとみる
デジタルカメラで何を撮ろう、の前。

デジタルカメラで何を撮ろう、の前。

こんにちは。写真趣味はじめて4年半、なかなか上達してない自分を振り返ろうと始めた「写真とわたし」の3回目です。

前回、「写ルンです」から凝り性もあって、色々と手を出しつつも写真は趣味じゃなかった話をしました。その後半の話。

レンズ付きのフィルム一眼を買ったころから、世間ではカメラ付きのガラケーの性能がどんどん良くなってきます。
画素数がどんどん上がって、メーカーはこぞって「キレイな写真が撮れる

もっとみる
始めて写真を撮った日は

始めて写真を撮った日は

こんにちは。写真趣味はじめて4年半、なかなか上達してない自分を振り返ろうと始めた「写真とわたし」の2回目です。

はじめて写真を撮った日、何を撮ったのか。
そもそもそれを覚えているか。ということですが…覚えてない。

ただ、よくフジカラーの『写ルンです』を買っていました。
何を撮ったのかは覚えてないけど、何を使ったかは覚えてる。
まだ写真機能付きの携帯電話が世になかった時代。
包装を開けて、シャッ

もっとみる
写真とわたし

写真とわたし

スキこそ物の上手なれ

こんにちは。写真を2015年の12月に趣味として始めて4年半になります。
技術的にうまくなれたらいいのですが、腕はイマイチ。
もっと子どもが幼いうちに今ぐらいの熱中度で趣味にしておけば、もっと沢山シャッターチャンスがあったのになーとか思う年頃です。

この4年で多方学んで気づいたことは
「技術は大切、でもそれよりも『どんな気持ちでソレを撮るか』」
「自分が楽しもうとすること

もっとみる