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映画好きです。京都の映画館で鑑賞してます。

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    マーベル・シネマティック・ユニバース作品の感想をまとめております。

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映画、ドラマの感想リスト

今まで書いた感想まとめ。全部ネタバレしてます。 あ行アイアンクロー 愛すべき夫妻の秘密 アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで アイム・ユア・ウーマン アイリッシュマン 赤と白とロイヤルブルー 茜色に焼かれる アクアマン アクアマン/失われた王国 浅田家! アス アダム&アダム アド・アストラ アナと世界の終わり アナベル死霊博物館 あのこは貴族 アベンジャーズ/エンドゲーム その1 アベンジャーズ/

    • 「ハウス・オブ・スポイルズ 魔女の厨房」の感想(ネタバレあり)

      Amazonプライム・ビデオ配信映画作品。 ブラムハウス製作ホラー作品という事で結構期待して観たけど、コミカルさと物語の驚きのバランスが流石でやっぱり面白かった。 冒頭のお婆さんが怪しげな本のレシピを広げ、素手でぐちゃぐちゃに潰したよく分からない肉を混ぜて、「大地の糧となる」等と呟きながら、具合の悪そうな女性に何かを無理矢理食べさせようとするシーンで始まり、狂った魔女の儀式を思わせタイトルの通り、いかにもよくある魔女ホラー映画を予感させるのだけど観終わってみると、ここのミス

      • 「ブルービートル」の感想(ネタバレあり)

        Netflixで鑑賞。 DCEU17作目になるらしいのだけど、18作目の「アクアマン/失われた王国」が最終作で、結果的にシリーズの打ち切り前の最後から2作目の作品で、しかも日本では劇場公開なしというなかなか不遇な作品になってしまった。 そんな感じで正直まわりでも観てる人が少ない印象で、あまり期待しないで観たけど、普通に面白い正統派アメコミ映画という感じで、かなり楽しむことが出来た。 これまでのDC映画と比べても「ファミリー映画」としての印象が強くて、アクアマンとかも家族全

        • 「ヴェノム ザ・ラストダンス」の感想(ネタバレあり)

          本来はスパイダーマンのヴィランであるヴェノムを主人公にしたアメコミ映画シリーズ、3作目。 今回で一応完結作っぽいけど、観終わってみると想像以上のアッサリ具合にちょっと困惑している。 上映時間的にはアメコミ映画にしては結構短い作品ではあるけど、映画の語り口的にはめちゃくちゃ早足なシーンと、割と冗長なシーンとが混在していて独特なリズム感だと思う。 前半とにかく話の展開がめちゃくちゃ早くて、映画が始まってバーを乗っ取って酒を作り出したかと思ったら「なんか指名手配されてるし、なんと

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          おひとりさま族の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライムビデオで鑑賞。 何も知らないで観たけど不思議な味わいの作品でとても面白かった。 主人公であるジナが他人と出来るだけ関わらない様に生活している様子をじっくり撮っていくのだけど、彼女が自分の殻に閉じこもっているのを示す描写が見ていて面白い。 移動中は常にイヤホンをしてスマホで動画を見て、仕事のお昼休憩では職場からかなり離れた場所にあるおじさんとかしかいないそば屋?で、そこでもまた動画を見ながら黙々と食べているだけなのに、彼女のおひとり様ライフに引き込まれる

          おひとりさま族の感想(ネタバレあり)

          「破墓/パミョ」の感想(ネタバレあり)

          作品比較のためにナ・ホンジン監督の「哭声/コクソン」や、同じくナ・ホンジン製作、バンジョン・ピサンタナクーン監督の「女神の継承」のネタバレを多少しているので、ご注意お願い致します。 「墓を掘って改葬しようとしたらヤバイもんが出てきてエラいことになる」みたいな予告を観た時点でめちゃくちゃ面白そうで、楽しみにしていた。 こういう悪魔や呪い的なモノに対して祈祷等で対抗する映画で言うと僕の大好きなナ・ホンジン監督作品の「哭声/コクソン」や、同じくナ・ホンジンプロデュースの「女神の

          「破墓/パミョ」の感想(ネタバレあり)

          「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の感想(ネタバレあり)

          2019年公開「ジョーカー」の続編。 結構評価が分かれている作品という事だけど、それも納得。 続編としてなかなか変なバランスの映画だったけど、個人的にはジョーカーではなくアーサーというキャラクターの行き着く先としては納得度が高くて、とても好きな作品になった。 まさかの続編 一作目が単体としてかなり完成度が高く、何が現実なのか?最後までこちらを試す様なラストの切れ味も完璧だっただけに、続編が作られる事自体がかなり意外だった。 観るまで、あの後の何をどう描いても蛇足になりそう

          「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の感想(ネタバレあり)

          「マイ・スパイ2 永遠の都へ行く」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオ配信限定作品。 2020年公開の「マイ・スパイ」の続編なのだけど、前作は未見で鑑賞。 本当は観たかったけど、何故か前作は課金しないと観れないという、不親切にも程がある状態に、なっていて、本当にAmazonプライム・ビデオは、こういう所が酷いなぁと改めて思う。 ネトフリとかU-NEXTとかと違って、本当に配信作品のチョイスに人の心を感じない。 という訳で結局一作目は課金してまでは観る気にはならず、内容やあらすじを調べてから鑑賞してみた。 一作目は

          「マイ・スパイ2 永遠の都へ行く」の感想(ネタバレあり)

          「ブリス」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオで鑑賞。 自堕落な生活をしている画家である主人公が変な薬とかセックスをしていたら、どえらい事になっていく様子を描いた作品。 画面が常に暗くて色合いがキマリまくっている雰囲気なので、時代性みたいのが読めなくていつ頃に撮られた映画なのか全然分からない感じだったけど、観終わって調べたら2021年で最近の映画なのはちょっと驚いた。 見せ場はドラッグをやっている様子を、主人公の主観的な毒々しい映像で見せつけてくるシーンの数々で、まさに分かりやすくドラッグ

          「ブリス」の感想(ネタバレあり)

          「ぼくのお日さま」の感想(ネタバレあり)

          まさにタイトル通り自然光を生かした場面が印象的で、どのカットも美しい。 特に何度も登場する窓から太陽光が綺麗に入ってくる屋内スケートリンクが、ロケーションとして本当に素晴らしくて、あの場所を見つけられた事でこの映画は勝ちだと思う。 雪国の冬の日差しが、見事に表現されていて、限られた期間の小さな物語の特別さを際立たせていた。 この場所でのタクヤ、荒川、さくらの関係性の変化が、苦さも含めて一つ一つが思い出として刻まれている感じが、ドラマとして本当に見応えがあった。 途中、あま

          「ぼくのお日さま」の感想(ネタバレあり)

          「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の感想(ネタバレあり)

          MOVIX京都にて呉美保監督の舞台挨拶付きバリアフリー字幕付き上映回で鑑賞。 呉美保監督最新作 何と言っても「そこのみにて光輝く」や「君はいい子」等、傑作を生み出してきた呉美保監督の最新作という事でかなり期待して鑑賞したけど、その期待以上の傑作だった。 「君はいい子」でもそうだったけど、ラスト前の映画的な感動の畳み掛け方が素晴らしくて、めちゃくちゃ泣いてしてしまった。 原作は大人になった目線からの回想形式の語り口らしいけど、リアルタイムで主人公が成長していく構成に変更し

          「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の感想(ネタバレあり)

          「侍タイムスリッパー」の感想(ネタバレあり)

          MOVIX京都の舞台挨拶付きの上映回で鑑賞。 大きめのシアターだったけど、ほぼ満席でギャグの度に笑いが起こるとても良い環境で鑑賞出来た。 待望の安田監督最終作 僕は今は無き立誠シネマで公開されていた安田監督の第一作目の「拳銃と目玉焼」で大好きになって、その次作の「ごはん」の完成試写イベントを観に行ったりしていたので、今作がこうやって全国的に「カメラを止めるな!」の様に口コミで広がりヒットしていくのは、とても嬉しかった。 「拳銃と目玉焼」の時には数十人しか入らないシアター

          「侍タイムスリッパー」の感想(ネタバレあり)

          「ジャックポット」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオオリジナル配信限定作品。 ポール・フェイグ監督最新作でオークワフィナ主演のブラックコメディという事で間違いないだろと思って観たけど、やっぱり期待通りしっかり面白い作品だった。 2030年のアメリカが舞台。 オープニングでも説明がある通り、不景気過ぎて政府や国中の人が自分の利益優先で世知辛くなり、殺人宝くじが合法化されたディストピア。 数時間だけ宝くじ当選者への殺人が合法化され、命を守ってくれるボディガード的な存在と逃げていくという設定だけ考える

          「ジャックポット」の感想(ネタバレあり)

          「ラストマイル」の感想(ネタバレあり)

          TBSで放送されていた「アンナチュラル」「MIU404」と、同じ世界線を舞台にした映画作品。 いわゆるユニバースモノの作品にはなるけど、しっかり続編という訳じゃなく、あくまで今回から登場する映画オリジナルのキャラクターをメインにした群像劇的な物語で、沢山の登場人物の中に「アンナチュラル」や「MIU404」のお馴染みのキャラクターが事件の解決の為に混ざって出てくる感じ。 なので、別にこれまでのドラマシリーズを見ていなくて全然楽しめるし、映画を観て興味が出たらドラマシリーズを後追

          「ラストマイル」の感想(ネタバレあり)

          「タイラー・レイク -命の奪還-2」の感想(ネタバレあり)

          Netflixオリジナル配信作品「タイラー・レイク -命の奪還」の続編。 ずっと観ようと思ったけど観れていなかったけど、有給消化夏休み期間中に改めて鑑賞してみた。 前作から引き続きアクション描写が最高に面白い。 特に「ここが見せ場ですよ!」と分かりやすい刑務所から脱出シーンの長回しシーンは前作から更にパワーアップしている印象で、緊張感を通り越して逆に笑ってしまうレベル。 前作が暑い地域だったのに対し、今回は雪が降る寒い地域で、見た目からもまた違うアクションを見せくれている感

          「タイラー・レイク -命の奪還-2」の感想(ネタバレあり)

          「カラオケ行こ!」の感想(ネタバレあり)

          Netflixで鑑賞。原作は未読。 山下敦弘監督で脚本が野木亜紀子という、どちらも好きな作り手コンビの作品という事で、公開当時観に行きたい気持ちはめちゃくちゃあったのだけど、どうしても時間が合わず観れていなかったので、このお休み期間に鑑賞してみた。 山下監督らしい緩い空気感から生まれるコミカルシーンが楽しい。 他からすれば大きな問題でも無い様に見えるのに、その人の立場から考えるととても切実で、だからこそ小さくも見える変化によって映画が終わっていく余韻がどの作品も好きだったけ

          「カラオケ行こ!」の感想(ネタバレあり)