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個別最適な学びについて考える(43)ー赤堀侃司(1995)教育メディア利用の改善ーから
おはようございます!
あっという間の1週間!
もうすぐ2月ですね…なんて言っていたら気づけばこんなに日が過ぎています。
1日1日が無理のないよう,充実した日々を行っていければいいのではないかなと思います。
本日は,「赤堀侃司(1995)教育メディア利用の改善.国立教育会館,東京」です。早速読んでいきましょう!
創造力育成のためのメディア活用
我が国の子どもたちは、決まった手順の計算や、知識や技能を確実に身ける点においては優れているが、創造力や発想に乏しいのではないかと指摘されてきた。コンピュータやメディアを利用するとき、例えばドリルのような学習の定着に利用することも無駄ではないが、さらに発想や表現力を伸ばすねらいで活用することが重要である。
(中略)
メディアを教師による教材づくりの道具としてではなく、子どもたちの表現や創造、情報の活用の道具として子どもたちに手渡す考え方である。上記の2つの学習観で言えば、後者の立場に立つ。このようにして子どもたちは、優れた電子メディアを自由に扱い、情報を文字どおり主体的に活用する能力を身につけるであろう。そのような実践事例が多く出てきている。
今までの効果的なICT活用ではなく,幅広く創造力を養うための活用が増えてきているのは事実です。
さらに,個別最適な学びが後押しをしている気がします。
同じ課題であっても,表現の仕方は異なってもいい,まとめ方は異なってもいい,そこの表現の表出の仕方が異なってきています。
こんなに記事を書いていますが,自分は文章で伝えることがものすごく苦手です。
しかし,動画で表現することは割と得意な方です。何度も編集して,文章の確認をしながら自分の言葉で喋れるからだと思います。
このように,表現の得意,不得意は異なります。そのような使い方もありですね。
あとは,赤堀先生も書いている自由度から生まれる創造力ですね!
新たな発想を生み出す可能性があるワクワクするものが,コンピュータです。当然,使い方がわかっていないと苦労しますが,慣れてきたら抜群に子どもたちの力は伸びていくと思います。
そして,新たな発想を生み出す力が今後の社会を生きていくにも役に立つと思います。何か問題を解決するためには,必ず人間のアイデアが助けになるはずです。
メディアの利用を広く考えることができる一冊になっています。
効果的なICT活用だけに目を向けず,広く知るための勉強になる本でした!
本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!
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