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個別最適な学びについて考える(116)ー有田和正(1989)有田和正著作集「追究の鬼を育てる」5「書く力を鍛える」ーから

おはようございます!
少しだけ暖かくなり、寒さがないだけでも、身体が動きやすくなってきますね。
そして一月が終盤になっている恐ろしさ、この前年明けだったじゃないかと思っている今日この頃です。笑

本日は「有田和正(1989)有田和正著作集「追究の鬼を育てる」5「書く力を鍛える」.明治図書,東京」です。では,早速読んでいきましょう!

学習のしかたが体得できるように
子どもが、生涯にわたって学び続けることができるように、「自己学習力」(学ぶ力)が体得できるように配慮する。
具体的には、次のような点が考えられる。
①問題の発見のしかた、調べ方、考え方、作業のしかたがわかり、その楽しさが体験できるようにする。
②一つの資料を、深く、広く、読みとることができるようにする。
③資料を関係的に活用できるようにする。
④学習のしかたを発見し、使い、身につけていく学習展開を考える。同時に、学習活動の多様化をはかる。

有田和正(1989)有田和正著作集「追究の鬼を育てる」5「書く力を鍛える」.明治図書,東京

生涯を見据えて力をつけていくとは重要ですね。
情報活用能力が基盤になり、調査方法などを身につけていくことは分かりますが、さらにその先を見ている気がしますね。
問題の発見のしかたも、いずれ重要になる力です。この力も大事にしていきたいです。
しばらくは僕もこの四つをだいじにしてがんばりたいと思います。

自己評価力(判断力)を伸ばす
自分の追究のしかたをふりかえり、厳しく自分自身を吟味する場面をつくり、自分で評価できるようにしていく。提示された教材や問題をうのみにして、その範囲内での追究に終わっていないか、教材を自分のものとし、問題を自分の切実な問題として追究しているか、などの点を、自ら評価できるようにしたい。
そこには、評価とともに、適切な判断力もはたらく。評価力をつけるということは、判断力をつけることにもなる。

有田和正(1989)有田和正著作集「追究の鬼を育てる」5「書く力を鍛える」.明治図書,東京

自己評価がうわべのものになっていないか気付かされました。
どのくらい切実な思いでやっているかはとても重要ですね。
自己内対話をしてどこまで真剣に課題に向き合っているか、そんなことも自己評価できるような工夫をしていきたいです。
評価と判断がここでは出てきますが,重要な2つの言葉だと思います。

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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nanjolno
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