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個別最適な学びについて考える(103)ー赤坂真ニ(2011)教室に安心感をつくる勇気づけの学級づくり・2ーから

お疲れ様です.本日も元気にアウトプットをしていきましょう!
気づいたら10月も終盤になってきました!早すぎます!
今年もあと2ヶ月ちょっとですが,どこまでこの記事を伸ばせるかも考えないといけないですね.

少しずつ本の整理もしないと,冊数が増えてきて置けない状況となってきました…。
まずいですが,これは年末に整頓したいと思います。

本日は「赤坂真ニ(2011)教室に安心感をつくる勇気づけの学級づくり・2.ほんの森出版,東京」です。では,早速読んでいきましょう!

認め合いをシステム化する
子ども同士が互いに認め合うことの大切さが認識されるようになると、教室では「いいとこ発見」などの認め合い活動が行われるようになります。
安心感づくりの観点から見ると、それを単発の活動に終わらせず、システム化していくとさらに効果的です。認め合い活動でせっかく抱いたあたたかな気持ちも、時間とともに薄れてしまいます。手を変え品を変え、いろいろな場面でやっていくことも有効だろうと思いますが、一方で、スキルの蓄積や活動に対する満足感などを考えると、一つの方法に繰り返し継続的に取り組むことも大切な観点だろうと思います。
子ども同士の認め合いの活動をしていると、子どもが人を認めることやほめることがあまり上手ではないことに気づかされます。例えば、ほめられた相手が「これってほめられているのか?」と首をかしげたくなるようなほめ方をすることがあります。せっかくやるのであれば、ほめたことや認めたことがしっかりと相手に伝わるようなやり方を学ぶことで、効果を上げていきたいものです。

赤坂真ニ(2011)教室に安心感をつくる勇気づけの学級づくり・2.ほんの森出版,東京

一時期やって認め合いが増えていっても,少しずつ認め合いが薄れていくということがあります。
手を変え品を変えとありますが,システム化するまでには何度も取り組む必要があると思います。

認め合いがあるかないかで,学習の進め方も変わってくるのではないでしょうか。
1人で学習を進める中でも,少しの工夫で立ち歩きを始めることができるはずなので,教師の支援も必要です。
ただ,基盤となるのはこうした学級経営、学級の雰囲気が重要で,蔑ろにしてはいけないものではないでしょうか。

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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nanjolno
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