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個別最適な学びについて考える(112)ー安部恭子・稲垣孝章(2018)みんな」の学級経営伸びるつながる2年生ーから

みなさん、こんばんは!
やっぱり寒いですねー。体調の管理が難しくなってきました。
また流行っているインフルエンザにも気をつけてくださいね。
管理は難しいかもしれませんが予防はしておきましょう。

本日は「安部恭子・稲垣孝章(2018)みんな」の学級経営伸びるつながる2年生.東洋館出版,東京」です。では,早速読んでいきましょう!

子供主体の教室掲示のレイアウト
教室掲示のレイアウトは、子供たちの学習、学級生活に大きな影響を与えます。教室前面の掲示物については、学習に集中できないという困難さを抱える子供たちも増えていることから、どの子供も落ち着いて学習できるようにシンプルなものにすることが求められます。
教室側面については、常設して貼り重ねていく学校だより等のお知らせや、学習コーナーを設定するケースが多く見られます。子供たちの学級生活の歩みを月ごとに作製し、掲示していくことも学級集団としてのまとまりを高める手立ての一つになります。教室背面については、特に背面黒板は子供たちにとって「学級生活のノート」であるという認識して活用することが大切です。学級活動コーナーとして次回の学級会の議題を提示したり、係活動のお知らせコーナーを設置したり、道徳コーナーを設けたりすることで、子供主体の教室環境づくりに直結します。特に、係活動については、係からのお知らせやお願いを自由に書き込める場所を設定することで、子供主体の豊かな学級文化を創造する教室環境となります。
また、個人目標の掲示については、月ごとに振り返りをすることを根気強く行い、達成できた目標は改善していくという取組にすると効果的です。

安部恭子・稲垣孝章(2018)みんな」の学級経営伸びるつながる2年生.東洋館出版,東京

四年生の本も読んだのですが,少しずつ学年でこの本は集めてるんですよね。
読んでみると,学年毎に少し違うわけです。

同じ子ども主体であっても,4年生の学び方と違って,学びの過程を可視化することを重視することが書かれています。

1年生から一つ上がって,教室全体が学びの場とするような環境の設定が必要になってくるのかもしれませんね。

学校が学ぶ場所と少しずつ理解し始めて,学ぶことが日常化していくためもあると考えられます。

こうした流れは中学年と高学年と上がった時にも受け継がれていくものだと思います。
少しずつ積み重ねて個別最適な学びに向けた環境づくりにも力を入れていきたいですね。

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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nanjolno
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