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人外にモテすぎる僕

18
長編【連載中】リメイク作品
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記事一覧

(18)人外にモテすぎる僕

(18)人外にモテすぎる僕

1‘

“ドッカーン!!”

“ボン!ドガン!”

至る所から爆発が起きている。

奈々未「かなりの数の爆弾を仕掛けていたのね」

飛鳥「だから何日も攻撃してこなかったのね」

2‘

純奈「それにしても何が目的だ?以前は〇〇くんを狙っていたけど…」

絢音「着きました!ここが出口になります!」

麻衣「これで元の空間に戻るのね!」

〇「っ…絢音さんはどうされるのですか?」

絢音「私は戻ります

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(17)人外にモテすぎる僕

(17)人外にモテすぎる僕

1‘

蓮加の言うとおり、数日間

里で暮らしてみた。

里のみんなはすごく優しくて、呼び方は王とか〇〇様とか呼ばれるけど

ものすごく特別扱いしてくる訳でない、割とフレンドリー

2‘

奈々未さん達にも友好的

だけど子供が多いのも気になった

子供って言うか若い人?が多い

それを新内さんに聞いたら

どうやら鴉天狗族は王がいないと成長しないみたい

3‘

成長しないのは王の器を持つ者から

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(16)人外にモテすぎる僕

(16)人外にモテすぎる僕

1‘

絢音「ここが鴉天狗の里です」

〇「まさか、日本にこんな所があるなんて…」

眞衣「ここは異空間です」

〇「異空間?」

眞衣「はい、初代里長が作ったとされています」

2‘

深川「だから見つからなかったのね…」

麻衣「すごい…」

奈々未「こんな異空間を作り出すなんて、なんて妖力なの…」

純奈「しかも死後も維持されているなんて…」

絢音「まぁこの異空間は現在は別の方の妖力で維持

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(15)人外にモテすぎる僕

(15)人外にモテすぎる僕

1‘

あの事件から数ヶ月

僕はある人に呼ばれて、

ある場所に来ていた。

そこは森の中にある家

2‘

昔お母さんに連れられて、

来たことがある気がする。

正直、幼かったし

うろ覚えだけど…

3‘

〇「ふぅ…なんか緊張するな」

“コンコン”

?「どうぞ」

〇「失礼します」

家の中に入る。

4‘

?「おひさしぶりね」

〇「お久しぶりです、日奈さん」

家の中に入ると、

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(14)人外にモテすぎる僕

(14)人外にモテすぎる僕

1‘

〇「そんなことがあったんですね」

奈々未「えぇ、色々な亜人が助けてくれたの」

〇「皆さんにはお礼をしなければいけませんね」

麻衣「それにしてもよかった!」

2‘

〇「ご心配おかけしました」

麻衣「気にしないで!」

奈々未「とりあえず、まだ安静にしてなきゃダメよ?」

〇「はい、わかりました」

3‘

〜〜〜〜〜

4‘

ー夜中の3時ー

〇「……」

“ポワンァア”

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(13)人外にモテすぎる僕

(13)人外にモテすぎる僕

1‘

麻衣「ダークエルフ以外の素材は集まったね」

奈々未「最後の素材が問題だけど…」

麻衣「それが一番、問題だよね」

奈々未「と、とりあえず!何日も素材を煮込まないといけないらしいから私は調合を始めるわ!」

2‘

麻衣「じゃあ、私は色んな人に知り合いにダークエルフがいないか聞き回ってくるよ!」

2人は別行動をすることに。

〇「……」

奈々未「絶対に助けるから」

麻衣「だね!」

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(12)人外にモテすぎる僕

(12)人外にモテすぎる僕

1‘

奈々未「ここか…」

人気のない路地裏に来てる、奈々未。

誰かを待ってるようだ。

“ブルンブルン”

2‘

数十分待っていると路地裏に一台のバイクが入ってくる。

?「お待たせしました」

奈々未「いえ、こちらがお呼びしたので」

?「要件は大体予想がついてます、竜人の鱗…ですよね?」

3‘

奈々未「そうです」

日奈「本格的に話す前に改めて自己紹介しときますね、私は樋口日奈」

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(11)人外にモテすぎる僕

(11)人外にモテすぎる僕

1‘

〇「……」

奈々未「起きないわね…」

麻衣「くぅ〜ん…」

あの事件以来、眠り続けてる〇〇。

2‘

麻衣「奈々未、〇〇…起きないの?」

奈々未「お医者さんが言うは精神的苦痛と身体的苦痛が原因だろうって」

麻衣「どうにかならないの?」

奈々未「…心当たりはある」

3‘

麻衣「それって?」

奈々未「奇跡の秘薬」

麻衣「奇跡の秘薬?」

奈々未「ええ」

4‘

麻衣「じゃ

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(10)人外にモテすぎる僕

(10)人外にモテすぎる僕

1‘

〇「ぅ…ぅぅ…」

“ポタポタッ…”

未央奈「あれ〜?鳴かなくなっちゃった」

〇〇の太ももには何本ものナイフが突き刺さっている。

2‘

〇「ど…うし…て…」

未央奈「どうして?君は“甘淫”の持ち主でしょ?」

〇「あま…い…ん?」

未央奈「君のフェロモンのことだよ」

3‘

〇「そ…れで…?」

未央奈「そういうことwあははははははは!!!!!!!」

高笑いしてる。

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(9)人外にモテすぎる僕

(9)人外にモテすぎる僕

1‘

〇「あなたは…」

未央奈「今日はお前を殺しにきたわけではない」

〇「ならなんで…」

未央奈「話したいことがある」

〇「……」

2‘

なんの目的があって…

未央奈「散々、お前の…いや、君の命を狙っておいて疑う気持ちはわかる…しかし、ついて来てほしい」

なんか様子が…

〇「わかりました、場所はどこにしますか?」

3‘

未央奈「君の家はどうかな?それなら君も安心するだろう」

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(8)人外にモテすぎる僕

(8)人外にモテすぎる僕

1‘

ー倉庫ー

〇「暗いな…」

純奈「灯りをつけようか?」

急に耳元で声がする。

2‘

〇「うわぁ!」

驚いて尻餅をついてしまう。

純奈「ご、ごめん!そんなに驚くと思ってなくて」

手を差し出してくる純奈。

3‘

〇「い、いえ、ありがとうございます」

純奈「私をここに呼んでくれてありがとう」

〇「き、聞きたいことが!」

純奈「うん、どうぞ」

4‘

〇「僕は今日、初めて

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(7)人外にモテすぎる僕

(7)人外にモテすぎる僕

1‘

まただ…

どうして…

未央奈「前より、フェロモンが強くなってる…」

史緒里「早く殺した方がいいですね」

2‘

⚪︎「僕は悪くない!」

未央奈「あぁ、わかってる、お前は何も悪くない」

⚪︎「なら!」

史緒里「それでも殺します…」

未央奈「恨むならそのフェロモンを持った自分を恨むんだな」

3‘

未央奈が持ってるナタを振り下ろす。

?「やめなさい!」

未央奈「っ!」ピタ

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(6)人外にモテすぎる僕

(6)人外にモテすぎる僕

1‘

ーゆるふわ部・部室ー

これはどういうことでしょうか…

⚪︎「ほ、星野先輩…?」

みなみ「みなみって呼んで〜🩷」

⚪︎「みなみ先輩…」

〇〇の右腕に抱きつく。

2‘

理々杏「ずるい〜!りりも抱きつきます🩷」

左腕に抱きつく理々杏。

⚪︎「い、伊藤さん…」

理々杏「理々杏って呼んでください🩷」

3‘

あやめ「私も名前で呼んでください〜🩷」

〇〇の後ろから抱きつ

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(5)人外にモテすぎる僕

(5)人外にモテすぎる僕

1‘

あの拉致から数ヶ月

あれからはそういった気配はない。

一応、日奈さんが言ってた通りに、

1人で行動するのは極力控えた。

2‘

具体的には、飛鳥さんや与田ちゃん

飛鳥さんのご友人の一実さん

彼女は蛇人族の【ラミア】

下半身をヘビにすることができて、

よく絡みついてくる。

3‘

一実「ふふっ…今日も可愛いね…?〇〇くんは💕」

⚪︎「そ、そんなことは…」

飛鳥「ちょっ

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