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「変な英語教師」の日常

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「変」というと語弊があると思うのですが、インパクトをとって「変」という言葉を使っています。子どもたちからも「先生って変」って言われます。これは「変わってる」って意味だと思います。…
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2023年9月の記事一覧

大人の悪知恵、脅しと比較

大人の悪知恵、脅しと比較

 教育業界の端っこにぶら下がってる。自作のブランコで。
ここから眺めていると、大人のいろいろな所業が目につく。私はどんな教育現場も尊いと思っているけど、子どもの目を通して見ると危険がいっぱい。

 皆さんもごぞんじの通り、子どもはいとも簡単に洗脳出来る。だって、最初は大人を信じているから。でも大人が子どもたちを洗脳出来たと思った時、子どもたちは本当は洗脳されたのではなく全部知った上で諦めているのだ

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憂き世離れ

憂き世離れ

 若者の車離れ、みたいに私の浮世離れも加速していく今日この頃。
アイドルの苦悩時代の記事が目に留まって読んでいると、本当に辛くなった。「怪我したら休めるんじゃないか、と思った」ってさ。

 私も思ったことあるな。仕事をしてもしても次から次へと仕事が湧いてくる。あの時、自分の様子を落ち葉を掃くお坊さんになぞらえたことあるわ。月刊のカタログ制作をしていたから、今月号が終わったらすぐ来月号。なんなら終わ

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慰めの言葉〜懺悔〜

慰めの言葉〜懺悔〜

 最近身内が亡くなった。今まで親族、友人、いろいろな人を天国に見送ってきたが、一番亡くなるまでずっと一緒にいた方だった。淋しさはあるけれど、ある意味この世と天国が地続きであるかの様な親しみが湧いたのも、今回初めてのこと。

 そんな風で、いろいろな感情で目の前が曇ることなく、意外と私の頭の中はクリアだった。そこで感じたのは「ことば」のこと。
基本的にどんな言葉もありがたかった。人それぞれの発する言

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誰だって甘えたい

誰だって甘えたい

 たまたま時間があったので、最寄りの大きな駅のたくさん電車が見える展望デッキの一角でパソコンを広げて仕事をしていた。土曜日ということもあってか、小さい子どもの手を引いた家族や親子が電車を眺めたり、そこに設置されている電車の模型などを眺めている。この人たち、みんな電車が好きなのかな…否、わざわざ土曜日に駅で電車の模型観るより家で寝ていたい大人なんていっぱいいると思う。敢えてよそ行きの服を来てわざわざ

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"どーでもいいこと"を敢えてシェア

"どーでもいいこと"を敢えてシェア

 フリーランスの英語講師。基本的に私の授業プランは自由。以前は人に見てもらって意見されることが必要なんじゃないか、と思ったこともあるけど。ある時に学校の研究授業に参加してみて、ある若い先生の授業にいろいろな立場の方々が意見しているのを見ながら思った。
「どのアドバイスも、私にとっては的外れ」
 多分それは「学校の先生として」必要な指導法だったからだろう。テーマが「いかに管理するか」「いかにゴールに

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