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2019年2月の記事一覧
紙で見るか、モニタで見るか
河合塾の小池先生が以下のようなツイートをされていました。私は「プリントアウトして校正」に一票を投じました。
やはり紙派が多数派。でも確かにディスプレイだけで完結させる人はいるし、私もモノによっては出力せずに済ませます(とはいえやっぱり基本は紙)
以下のまとめが大変興味深く。
プリントアウトがよい理由として、視線や光、姿勢、俯瞰性、「ペンでの赤入れ行為」の意義などなど挙げられている一方、「本当
朝日新聞 仕事力「学びとキャリアをつなげよ」
日曜日の朝日新聞といえば求人欄。いや、別に転職したいわけではないのですが、でもなんとなくいつも目を通しています。
で、求人欄のリレー連載コラム「仕事力」は、各界の著名人・専門家が自身の職業観を語るコーナーで、こちらも割と読んでおります。今月は歴史学者の磯田道史先生。
上記2週目のコラムは、就職コラムでありつつ、教育コラムでもありました。引用させていただきます。
これは近江商人の「三方良し」と
【思い出】高校時代使っていた学参
20年前に使っていた本が今も現役、というのがあり得るのが学参。私が使っていたものを思い出してみると…
■英語↑高3時の英語の先生がZ会シンパで、学年採用しておりました。「蚊の話」とかまだ覚えてる。当時、田舎者にとっては未知の出版社だったZ会ですが、私はデザインが妙に好きで、遠くの書店まで足を運んでいろいろ買っておりました。
↑どうやら「英頻」と呼ぶのが一般的らしいですが、私達は「即ゼミ」と読ん
【表記表現あるある】つまづく
意外と見かける、赤字入れたくなる表記が「つまづく」です。
語源が「爪突く」のようですし、歴史的仮名遣いである「つまづく」も使用を許容されてはいますが、少なくとも教材屋的にはより一般的な「つまずく」を採りたいところです。
「いなづま」か「いなずま」かというのも、同じ問題(?)です。教材屋としては「いなずま」を採ります。漢字表記の「稲妻」から考えるとかえって混乱するという…
特に小中学生モノであ
「ルビ 小さな働き者」
昨日の朝日新聞朝刊「文化の扉」欄がなかなかに興味深く。
リンク先は会員じゃないと読めないんですけど、特に(教材)編集に関わる方は楽しいと思いますのでよろしければどうぞ。
ルビを「黒い虫の行列」と呼び廃止を主張した山本有三と、「働き者の黒い虫たちを駆除すると日本語はバラバラになる」と擁護した井上ひさし。「黒い虫」って表現がなんともよいです。
そもそも「ルビ」って呼称、何の疑問も持たずに使ってい
「●●力」はセンスが問われる
教育産業における宣伝文句としてよく使われるのが「●●力(が身につく!)」というものです。
既存の言葉でもよい、というかそちらの方が多い印象ではあります。最近だと「創造力」「課題(問題)解決力」「論理的思考力」あたりが刺さる印象(自分も使ってるんだけど)。
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造語の場合はセンスが問われます。実はずいぶん前に『●●力養成ブック』(仮称)という教材を担当したんですけど、元々自分が考えていたタ