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2019年1月の記事一覧
【今日のチラシ】いまからできる2020年度対策
(「2020年教育改革」を意識したチラシを見つけていく連載です)
朝日小学生新聞のチラシです。
2020年度には入試や学校が大きく変わります。小学校ではプログラミング教育が始まり、5,6年生の英語が教科になります。大学入試センター試験にかわる新テストでは「記述式」が導入されます。これからの子どもたちに必要なことは、「思考力」「判断力」「表現力」を養うことです。
朝小で身につく5つの力として以
【教育メモ】外化する力≒表現力
教育においては「思考する」ことがとにかく重視されてきましたが、教育改革の議論の中で、いわゆる「学力の3要素」として「思考力」だけでなく「判断力」、そして「表現力」にも光があたっています。
「判断力」は自分自身よくわからないところがありもっと勉強せねばですが、「表現力」については仕事絡みでこれまでいろいろ見たり聞いたりしてきました。自分の整理のために少しまとめておきます。
教育学の世界では、表現
センター解説動画と「質より速さ」
今や、動画やアプリで学習するのが当たり前の時代。動画授業というと「いつでもどこでも見られる」「わかりやすい」といったところがウリとされがちですけど、企画から実現までのスピード感も、紙教材にはない強みだと思います。プラットフォームさえあれば、撮影・編集の時間次第でかなり短期間で教材を上げることができます。
ところで、2019年度センター試験が実施され1週間。YouTubeにはたくさんの関連動画が上
AERA「大学入試改革2020」特集を読む
AERA、たまに気になる特集をしていてつい買っちゃうんですよね。ということで、大見出しごとに気づいたことなどを…
早稲田「慶應と真逆」の選択目次ではこの表記なんですけど、本文では「早稲田と慶應『真逆』の選択」でした…単純ミスなのかどうなのか。ほぼ早稲田メインで比較記事ではない点からいうと、目次の表記が正しいんでしょうね…。それはさておき、意欲と野心あふれる早稲田の改革に、関係者の視線は少々冷やや
続・古典は本当に必要なのか
「古典は本当に必要なのか」というテーマ、当該のシンポジウムの枠を越えて、ネット上(主にTwitter上)で議論を呼んでいます。シンポ当日、実況が盛んに行われた結果、ハッシュタグ「#古典は本当に必要なのか」がトレンド入りしたことが大きかったかと。
※シンポジウムの動画視聴メモはこちら
で、三省堂の辞典編集者・飯間浩明さんもTwitterで本件に言及されており、大変興味深かったので転載させていただき
【視聴メモ】古典は本当に必要なのか
先週開催されたイベント、気になってたんですけどYouTubeにアップしてくださってたので観ました。
感想としては、いろいろ考えるきっかけにはなりましたが、よいイベントだったかというと微妙。議論が噛み合ってなかったというか、前提が共有されてなかったというか。もやもやしました。
●古典を現代人が学ぶ必要があるのか
●高校国語の中で古典が占める割合は今のままでよいのか
●高校で古典を必修とする必要が
テストを語らんとする者はまずテストを解け
昨日の朝日朝刊に、新井紀子先生のコラムが載っていました。テーマは大学入学共通テスト(最近この話題ばかり取り上げている気がするな…)。
新井先生は、現在のセンター試験に疑問点はあるとしつつ、2次試験と合わせ「世界一丁寧な入試」と評価しています。対して新入試実施に向けた一連の取り組みについては「出口の見えない改革」であり、「一部の『有識者』の思考実験の玩具」や「政治のキャンペーンの手段」にならないよ
仕事の年賀状はまだ活用余地があるという話
今年の年賀状、プライベートでは「こちらから出さずお返事に徹する」というスタンスを貫くことでずいぶん棚卸しができました。一方で、仕事関係で職場から出すものは、機械的に社交辞令を入れて相応の枚数を出しました。意味があるかと言われればアレなんですけど…
そんな出すのが少々憂鬱な、そしてビジネス年賀状は無味乾燥なものが多くて受け取ってもそれほど嬉しいわけではない年賀状ですが、個人事業主のお取引先から頂戴
【参加メモ】これからの「国語科」の話をしよう!
昨日、表題のイベントに参加してきました。主催者の予想を大きく上回る参賀者の数、会場に詰められるだけイスを入れても入り切らず、廊下で声だけ聞くという人もたくさん…というか私もその中の一人でした…くたびれた。
「大学入学共通テスト」における国語の記述式問題の是非がメインのテーマだったので、いらっしゃったのは高校と大学の先生が中心だった印象。あと学生さんも結構いましたし、塾・予備校関係者もそれなりにお