仕事の年賀状はまだ活用余地があるという話
今年の年賀状、プライベートでは「こちらから出さずお返事に徹する」というスタンスを貫くことでずいぶん棚卸しができました。一方で、仕事関係で職場から出すものは、機械的に社交辞令を入れて相応の枚数を出しました。意味があるかと言われればアレなんですけど…
そんな出すのが少々憂鬱な、そしてビジネス年賀状は無味乾燥なものが多くて受け取ってもそれほど嬉しいわけではない年賀状ですが、個人事業主のお取引先から頂戴する年賀状に関しては楽しみだったりします。
仕事柄、イラストレーターさんやデザイナーさんとのお付き合いが多いので、作品として楽しめるというのがあります。自身の仕事アピールに使っている方は多いと思いますが、紙で届くという点でも有効だと思います(会社・部署によっては回覧するケースもあり、その場合はPR効果がさらに高くなります)
具体的に作品を表現することが難しいライターさんや校正者さんからであっても、近況がわかると
「そういえばライターさん探してたんだよな」
「校正者と言えば●●さん、なんで忘れてたんだろう」
となり、仕事を依頼するというケースはままあります。
もちろん、力のある方のことは覚えているものですが、記憶の限界でちょっと疎遠になると必要なときにパッと思い出せなくなります。記憶のトリガーとして年賀状は有効だと思うので、
「長らく仕事してないから年賀状を出すのはちょっと…」
と思わず、必要な相手には出されることをオススメします。
って、1月に書くべき内容でなかったことに今さら気づく。