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世界の人たちと、日本食の楽しみを分ちあおう海外で日本食がブームです。 2013年には「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、その後も、日本料理の人気は世界で盛りあがっています。 日本料理に詳しい外国人も増えています。 しかし、「本場」の日本人であるわたしたちは、どうでしょうか。 自然とのつながりや季節の移り変わりを大切に、長い歴史のなかではぐくまれた日本の料理。 親から子へ、祖父母から孫へと伝えられてきた日本の料理の知恵ですが、ここ数十年のあいだに途切れそうにな
和食は海外であれほど人気なのに、肝心の日本国内では食の欧米化が進み、和食の知識が廃れはじめている…。 そんな話をよく聞きます。 ワサビの世界にも、そうした流れを見ることができます。 日本日本の伝統的な薬味であるワサビ。 筆者は「ワサビさえあれば、他の調味料とかはなくてもいいかな」と思うタイプです。 個人的なおすすめは、かき揚げを食べるときにワサビのすったのを多めに載せ、がぶっとやる食べ方です。 そんなワサビですが、日本人のワサビ離れがじつは進んでいるという「悲報」を、
新興グルメ国南米ペルーというと治安のやや悪そうなイメージを抱いている人もいるでしょう。 そこでペルー政府は「ペルー料理」というコンテンツを使って国のイメージ向上に取り組んできました。 その努力が実り、 2011年:米州機構がペルー料理を汎アメリカの世界文化遺産として登録 2014年:ペルーが「世界で最も美食を楽しめる国」部門でワールド・トラベル・アワードの最優秀賞を受賞 という結果がもたらされました。 ペルーはいまや「美食の国」として認知されつつあるようです。 日本
割烹は、日本オリジナルの料理店のスタイルです。 いわゆる「カウンター料理」。 カジュアルな屋台なら日本以外でもあちらこちらで見ることができます。 ですが、本格的な料理店で料理人が料理さばきの一部始終をカウンター越しに見せるスタイルは、他国にはあまり例がないようです。 日本ではふつうに見えていることが、海外ではそうでないものの1つでしょう。 カウンター料理は、 どんな食材を使っているのかがわかる 板前の包丁さばきを見て楽しめる 料理ができあがったら即その場で客の目の
先日、漁師町、セジンブラの役所に用事があったので、その後に市場にフラッと行ってみた。そしたらその日は青魚がどれもとっても新鮮だった。 イワシはよく太っているし、アジも目がキラキラしている。その隣にあった鯖も、お腹がぷっくりしていて新鮮そのものだったので、試しに買ってみた。市場で見る鯖は新鮮でも開いてみると、身が割れていることがとても多いので、普段は魚の卸業者に注文することが多い。でも自分達用だしせっかくだから! 身はやっぱり割れていたけど、脂はよく乗っていて、鮮度はとても
イギリスは月曜日の最高気温が38度の予想、今日は30度まで上がり、それでもバテ気味なのに、どうなるんだろう?とドキドキ💦 明日に備えて、庭の芝生や植物にたっぷり水をやり、ほっと一息、水やりの時に裸足になって芝生の上を歩くと痛気持ちいい… 昨日のリベンジ、家でバーベキューするデービッド🌈 思いっきり裸足です🤣 今朝はオンラインサロンの勉強会、超能力者Kさんからもらった昔の日本人は凄かった!という資料に面白いことが書かれていたのでここでもシェア🌈 戦国時代以前の庶民は裸足
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。 日々気温が上昇しているパレルモです。 相方はしょっちゅう海へ行っていますが、私はまだ。 明日あたりから少し行こうかなぁと思っているところ。 そう言えば去年の私の海開きは7月に入ってからでしたっけ。 遅かった。 さて金曜日の話です。 友人夫妻と彼らの娘(大学生)、その彼と私達6人で食前酒を楽しむことにしました。 これは友人の娘からのリクエストで、ずーっと私と会っていなかったから、会いたい、と。 嬉しいですねぇ、若い方か
今日は久しぶりの「和食チャレンジ in デンマーク」です。 赤くて酸っぱい野菜「ルバーブ」デンマークでは、春先から初夏にかけて「赤いセロリのようなもの」がスーパーの店頭に並び始めます。 これは「ルバーブ」という野菜。 生で食べると、セロリのような食感と共に強い酸味が口に広がるので、あんまり美味しくない感じ(笑) なので、欧州では砂糖をたくさん使い、ジャムにしたり、パイやタルトの中身を作ったりするのに使われることが多いようです。 また、ベリー系の果物と相性が良いらしく
食育日本食文化伝承協会さんから「和食のドーナツ化」について教わりました。 ここでシェアしたいと思います。 日本で起きていることかつて日本食の知識は、 家庭内で親から子へ 社会の中で世代から世代へ と、自然に受け継がれていました。 それが昭和後期、平成、令和と時代が移り行くにつれ、だんだんとそういうことが少なくなりましたね。 「ちゃんとしたご飯の炊きかた」 「ちゃんとした味噌汁の作りかた」 「ちゃんとした漬物の作りかた」 「季節・行事ごとに作る料理」 などを、親か
ここへ来て、マスク着用や海外渡航の制限もぐんと緩んできた、6月。 早いものです。 嬉しいながら、拭いきれない恐さも些か残りつつ、 ずっと会いたかった人との再会を果たしに、 ずっと行きたかった場所へ足を運びに。 この夏は、 そんな我慢を乗り越えた旅に向かう人たちで、 各地、賑わいを取り戻すのでしょう。 実際にすぐに腰を上げるわけではなくても、 「(なんの制限もなくどこでも行けるとしたら)最初にどこへ行きたい?」 近頃、あちこちでそんなことが頻繁に話題にのぼるようになりました
文責:内田真生 2021年5月 我々日本人が古来より口にしてきた和食は、2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産に登録された[1]。来年2023年には、登録10周年を迎える。ユネスコに登録された和食とは、①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、②栄養バランスに優れた健康的な食生活、③自然の美しさや季節の移ろいの表現、④年中行事との密接な関わり、という要素を持つ、「自然の尊重」という日本人の精神を体現した食に関する「社会的慣習」のことを指す[2]
食育日本食文化伝承協会以前書いたこの記事ですが、 ↓ ↑ 記事の中で「食育日本食文化伝承協会」という団体を紹介しました。 この団体の代表である梛木春幸(なぎしゅんこう)氏は、日本料理ひとすじ30年の料理人ですけれども、「食育日本食文化伝承協会」はプロむけの団体ではありません。 一般の人に参加してほしい団体です。 彼がこういう協会をやっている背景には、 日本の伝統食文化をなんとかして日本人に伝えたい という強烈な思いがあるようです。 梛木氏は、日本の伝統食文化の話をして
和食を知らない日本人と、和食に詳しい外国人地元にいながら地元の名所を知らない… 観光客のほうがよく知っている… そうした話をよく聞きますが、同じようなことが日本の食文化でも起きているように思われます。 日本にいながら和食のことをよく知らない… 訪日外国人のほうが和食をよく知っている… ということです。 たしかに、現代の日本人は日本の食文化や伝統的な日本料理の世界を意識することが少なくなってきています。 ごはんの炊きかたを知らない人が増えています(筆者も人のことは言えません
Ciao! イラストレーターのReiです(*´꒳`*) 今日はイタリア夫と食事していて気づいた食文化の違いです。私は毎食サラダとかおかずをメインと一緒に食べるんですが、夫にとっては異様らしいです。 イタリアでは一品づつ食べるのが普通で、確かにイタリアレストランに行くとコースで一品づつ出てくるなと思った。夫曰く、交互に食べたらせっかくの料理の味が混じっちゃうじゃん。と。 ・・・・・・確かに! 食を楽しむ(厳しい?)イタリア人から言われて腑に落ちました。同時に料理に対して