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語ってるやつ。

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つれづれなるままに病んだり、エモくなったり。何か一つのテーマについて語っているものはここ。
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記事一覧

雑記 満たないことに満足している。 2024/11/04

生きていると、たくさんチャンスに巡り合うものだ。
たくさんチャンスを与えてもらったし、あそこで動けていればと後悔することも少なくない。
なのに、どうせ手には入らない、もう手遅れだ、今更何ができるって言うんだとすぐに諦める自分が嫌いだ。

不幸な自分が好きだ。
幸せになる勇気も、不幸せに耐える気力もなくなってしまった、不幸な私が大好きだ。
必死に目的に向かって努力して、それが叶わないことを考えたら、

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雑記 死ね 2024/10/30

私は、ボカロが好きだ。
普段周りに見せないように精神をすり減らしている、辛い苦しい羨望嫉妬その他もろもろ、醜い感情を私の代わりに歌ってくれるような気がする。それに救われている人が確かにそこにいることに、私は救われている。

父にも母にも、妹にも親友にも、誰にも言えないことを歌ってくれる、かけがえのない場所だと思っている。

私の母には悪癖がある。
歌詞やら台詞やらにいちいちいちゃもんをつけたがるこ

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雑記 聡明な人 2024/10/30

私は、聡明な人になりたい。
聡明っていうのは、自分の中に明確に芯があって、でも独り善がりにならず、誰でも理解できるようにそれを説明できること。

芦田愛菜さんのshortが流れてきて、聡明という言葉のなんたるかを知った。
彼女のことは子役上がりの俳優さんであることと、この1分弱でなんとなくこんな人なのかと感じ取ったくらいしか知らないけれど、なんとなく異質だと思った。
なにかを悲観しているのでも、諦

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雑記 スケール 2024/10/29

スケールの練習が好き。
めちゃくちゃゆっくりの、ほぼロングトーンみたいなテンポを鳴らして、一つひとつの音の幅を確かめて自分のものにしていくのが好き。
どうやらそれを先天的にできる状態で吹奏楽の世界に飛び込む人もいるみたいだけれど、私は一つひとつ、自分で確かめるのが好き。
だから、なんかちょっともったいないなって思う。

高校に入ってから、音の幅という概念を覚えた。
たとえば、B♭durのGとB♭に

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雑記 特別 2024/10/27

特別になりたい。
そう思い始めたのはいつだっただろう。

小学生のころ、先生からの信頼を肌で感じていた日々だっただろうか。
同い年の男の子に告白されたときだっただろうか。
生徒会で庶務として仕事をたくさん任されていた日だっただろうか。
はじめて身近に推しができた日だっただろうか。

それとも、記事にいいねしてくれた方の記事を見て、素敵だと思ったけれどフォロワー数を見てフォローの手を止めてしまった、

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雑記 泣きたかった話。 2024/10/27

高校に入ってから、私はあんまり泣いていない。

ただしこれは、一人の時に限る。
周りの人と喋ると自分でコントロールできない部分が生まれて、その分私のキャパを超えることが割とあった。だからこれは、私が一人で…例えば自分の部屋とかで、泣けなくなった話だ。

高校に入ってからは冷静に周りを見れるようになって、同時に自分に陶酔していた今までの自分がイタいと思うようになった。
今の私が、置かれている環境や状

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雑記 猫になりたい 2024/10/22

小さい頃から、気ままな子供だった。
不意にくるくる回ってみたり、タイタニックさながらに腕を広げて風にあたってみたり、ふと目についた道端の猫じゃらしで遊んでみたり、日向で横になって寝たり、暑くて日陰にごろごろ転がっていったり。

何をするにも落ち着きがなくて、全部の行動に意味はない。意味はなくても、そうしている時間が好きだ。私の好きなようにすることを世界が許してくれるような気がして。

この世は全部

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雑記 JKをやめたら息がしやすくなった話 2024/10/21

陽キャというのはただ陽気なだけの子はなれないらしい。インスタのプロフィールに学校の伏字とfjkとかsjkとかを書いたり、なんだかそういう「陽キャの掟」みたいなものがある。

一年生の時のクラスは、陽キャが幅を利かせているというか、みんながそういった掟を守らないといけないような雰囲気だった。掟を守れないならJKじゃない!みたいな、別にJKでいたい訳でもないのにそれを押し付けられるような、そんな類の息

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雑記 吹奏楽コンクール 2024/10/20

コンクールの全国大会がありましたね。聴きたかったです。

この時期になると、全国に向けて死ぬほど頑張ったであろう子たちでも、金賞の嬉しさも銅賞の悔しさもいずれ風化して美化されるんだろうなと考えてしまって悲しくなる。

私は、私のこの感情を上手く説明できない。一応吹奏楽をやってる身としては興味を持つべきことなんだろうけど、どうにも冷めた感じで…自分とは縁のない話だと思って見てしまう。嫉妬もあると思う

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命をたたむ

100年後には誰も私のことを知らないから、きっと私が思っているよりもすぐに私は消えるだろう。教科書の中の彼らのことを覚えている人なんていないから、きっと彼らも消えている。残っているのは、名前と成し遂げたことだけ。偉業、なのだろう。でも彼らはやっぱり生きていない。

どう死にたいか、なんてことを考える。
私が死ぬとき横に誰がいるのだろうか。私がどれだけ必死に生きても、結局私はいずれ消えてしまうから、

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親友の話

自分でもなんで書きたくなったかとか、何を書きたいとか全然わからないんだけれど、とりあえず書き進めてみる。
テスト期間につきあんまり読み返す時間がなくてやたら長くて下手くそな文章になる気がする。

私には親友がいる。
幼小中高と学校が同じで、中学でも高校でも一緒に(…というと何か語弊がありそうな気がする、彼女はもっと頑張ってるし上手)、吹奏楽部をしている。

私たちの共通点というと、幼稚園でお母さん

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名前の由来。

ご存じのとおり、私はぼんと名乗っております。凡です。

実はぼんというのは2つ目の名前で、1つ目の名前は茶々でした。
茶々は当時お気に入りだったぬいぐるみの名前から、
小2とかのときにamebaブログを作ったタイミングで名付けて、そこからなんだかんだ中3まで使ってました。

ネットから完全に離れた期間を中3で1年ほど挟んだおかげで自分のイタさに気付き、茶々は封印して、高校生になったから新しいのを作

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社会に放り出されるのが怖いから勉強をする

街を歩いているとluupという電動自転車・スクーターが置かれているところがある。コンビニやら駐車場やら、それはもうそこかしこにある。しかも日に日に増えてるし。

私は怖かった。どこからお金が出ているかわからないから。
設備やシステムを作るのにかなりの額がかかるはずなのに、利用料はかなり安い。
出資している企業もまあたくさんあるがそれも精々90億くらいのもので、しかも最初の起業した段階での出資者は多

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いちばん昔の記憶。

私が今も鮮明に思い出せる最古の記憶は、ひいおじいちゃんのお葬式だ。
…といっても、当時の私は幼稚園生で、ひいおじいちゃんの死に顔も覚えていない。私の中のひいおじいちゃんは、昔も今も額縁の中の笑顔のご老人って感じだ。

私の、明確に残っている最古の記憶は、
「泣いている母を慰めようと背中をさすったら、怒られた」。

ひいおじいちゃんが死んだことも、死ぬってどんなことかも、当時の私は知らなかった。だか

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