「心が強い人」とは、ボーっとする時間を楽しめる人
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毎週土曜朝は、
インスタライブで朝の瞑想会をしているのですが、
昨日は朝の瞑想会の最後
「心の強い人とは」について
少しシェアをさせてもらいました。
以前、私が読んだ本に
心が強い人というのは、
何もしていない時間、
ぼーっとしている時間、
「空白の時間」を心から楽しめる人である
というようなことが
書いてありました。
本当の心の強さ、というのは
何かができるとか、
何か特別な能力あるなどではなく、
ただそこにある、
自分の存在そのものに満足して、
今この瞬間に
安らぎを感じられる力のこと。
でも、私たちのほとんどは、
「何かをしていなければならない」
「常に努力し続けなければいけない」
「何かを生みだし続けなければならない」
という思考、エゴに掴まれて、
何かしら結果や成果を出すことで、
なんとか自分の存在価値を出そうと必死で
いつもスケジュールがいっぱい、
知らず知らずのうちに
なぜか、いつも予定いっぱいな状態に
なっていたりします。
これをインド哲学では
ラジャス的な生き方といいます。
（バガヴァット・ギータ第16章）
逆に
心が強い人は
ただ「わたし」であることに
自信を持っていますから、
自分がただ存在していること、
それ自体に素晴らしいと感じ
感謝しています。
その状態でいると、
当然、いつも心穏やかですし、
周りのの評価や
言葉や行動に振り回されず
ただ何もせず、
そこにいるだけの時間を
楽しむことができます。
これが、心の強い人。
これをインド哲学では
心がサットヴァな状態といいます。
（バガヴァット・ギータ第16章）
静かに坐って目を瞑り、
今の自分の呼吸にを丁寧に感じながら、
自分の内側を見つめ
今、ここの「ある」に意識をむけて
すべてに感謝をしていたら、
それだけで、
豊かで満たされた気持ちになれますから、
なにか焦って頑張ったり、成果出さなければと
焦る必要も
予定を詰め込む必要もなくなります。
そうして
何もしない時間を楽しめるようになると、
自分への信頼が増えて
心が強くなり
ますます何もせず、
ただ存在する自分にOKが出せるようになり、
そして、
ますます毎日が穏やかで、豊かで、満たされている、
という
好循環にはいります。
「頑張らない方がうまくいく」
という言葉、
ここ数年、よく耳にしますが、
「頑張らなければ大変なことになる！」と
焦ってスケジュールいっぱいで過ごしているうちは
心がラジャス（激性）に傾きますから、
不安と怖れがわいてきて、
結果、何をやっても不安で、
空回りしたりするものです。
そうではなく、
ぼーっと何もしない時間を
楽しめることで
「あー私は私のままでいいんだ」
「私は私のままでいることが素晴らしんだ」
という安心感につながり、
その安心や愛や感謝をベースに
目の前の物事に取り組むので
結果、うまくいくようにできています。
頑張らない方がうまくいくは、こういうこと。
罪悪感なく、
頑張らない、
ぼーっといられるってことは
心が強い証拠。
そして心が強い人とは
サットヴァ（純粋性）の高い人。
そんな人は
何をやってもうまくいきます。
是非、
何もしない時間、ぼーっとする時間を
自分のために用意してあげてください。
どうぞ素敵な週末を。
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