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#表現技術
シューマン=リストの「献呈」がね~ どうも気になるのですよ
スタジオを運営するようになって分かったことは、なぜかこのリスト編曲は絶大な人気を誇っている、ということですね。
ちなみに、私のように、歌曲大好き人間は、圧倒的に原曲の歌曲の方が好きです。はいはい、分かったってば…。
それはともかく、やはり気になるのですよ~、こういう曲の表現のあり方。もとの歌曲における表現のポイントが、ピアノ編曲版を演奏するときに考慮されているのかどうか、というあたり。少なくと
【あ~あ 残念なピアノ弾き それ歌ってるつもり?】
「もっとメロディを歌って!」 ― ピアノを習うと必ず注意されることです。
でも「ピアノで歌う」ってどういうことでしょうか?
おっと、例によって、歯に衣着せぬ物言いでおなじみの「嫌味婆K子さん」、またまた言いたいことがあるらしく、さっきから毒舌を吐いているようです。
ピアノの腕前を判定するのは、至極簡単なことよ!
メロディを歌う能力があるかどうか、ま、4小節聞けばわかるわね!
だいたい、歌う基
【あ~あ 残念なピアノ弾き ― agitato の罠】
「アジ演説」という言葉、今どきはあまり使わないのか、それは何とも分かりかねますが、この「アジ」は煽動すること・興奮させることを意味する agitation から来ているのは、周知の事実です。これと語源を同じくするのが、イタリア語の agitato 、知ってますよ、それぐらい! ― という声が聞こえてきそうです。
音楽事典の類には、「興奮して」とか「激して」とか書かれているわけですが、要するに動き
【あ~あ 残念なピアノ弾き ちゃんと使ってる?】
「あ~あ 残念な演奏だな~」 ― その残念ポイントを探すシリーズ、本日は約一年前に公開した私どもの動画コラムをまずはご紹介したいと思います。
タイトルは「残念な演奏から抜け出すために和解した方がいいもの」です。
え? 和解?
そうですよ。多くの方が毛嫌いしているアレ、アレちゃんと使っていますか?
もしかして喧嘩していませんか? もしそうなら、そのアレとの和解をしませんか、という話です。
【あ~あ 残念なピアノ弾き 雰囲気で何となく…になっていませんか?】
「あ~あ 残念だな~と思えるピアノ弾き」にありがちな「残念ポイント」について、自戒をこめて綴るシリーズ、前回に引き続き、本日もブラームスの3つの間奏曲 Op.117 をとりあげます。
ちなみにこの作品、若い頃からから折にふれて弾いてきた曲です。先般昔の録音が出てきて、おそるおそる確認しようとしましたが、もう聞くに堪えないもので、数秒再生したところで止めてしまいました。そんな残念きわまりなかった思
【あ~あ 残念なピアノ弾き 続・そのご意見にドキッ!!】
「あ~あ その演奏残念だなぁ~」という状態からの脱出を模索するシリーズ、前回は嫌味婆K子さんによる毒舌炸裂でしたが、今回少し違うケースです。
知識が増えることによって豊かさが増すのはピアノに限ったことではないと思いますが、知識が増えるとそれだけ先入観にまみれることにもなります。場合によっては、先入観による色眼鏡で、問題点に気づかないまま放置してしまうこともあります。
なので、ときに先入観なきご
【あ~あ 残念なピアノ弾き そのご意見にドキッ!!】
「あ~あ その演奏残念だなぁ~」という状態からの脱出を模索するシリーズ、今日は自分の演奏に対する他人様からどう受け止められるかというお話。ドキッとしますよ。
演奏という行為、無人島で自分のためだけに演奏するという方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、大抵の場合は演奏を自分以外のどなたに聞いていただくことを前提とするものです。ですから、自分がどう弾きたいかということもさることながら、この演奏を聞
【あ~あ 残念なピアノ弾き 語源は一緒でも ― アニメ違い!】
「あ~あ 残念なピアノ弾き」シリーズ、止まりません、全く。なぜなら、あまりにもネタがありすぎますので。長年ピアノを弾いてきたこともあり、「残念なピアノ弾き」の失敗談だけは事欠きません。
今日もその中の一つをご紹介しましょう。この年になってくると、こういう恥ずかしい失敗談も、ネタに出来るようなりますね。これ、実話。もちろん、お粗末な私の経験談です。ご笑覧下さいませ。
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とある曲の
【あ~あ 残念なピアノ弾き 止まりなさい~~】
本日も、「あ~あ 残念な演奏だな~」からの脱却をめざして、ちょっと呟いてみますよ。
音楽を習うと、すぐにお勉強する「フェルマータ」記号。丸に・がついたあの記号です。
このフェルマータ記号、本家イタリアでは「コロナ」(←円冠なので)と言われているのですよね。その起源には諸説あるようです。日没だの皆既日食だのがイメージされているという説も。いずれにしても、時の流れや活動が止まることがイメージされて
【あ~あ 残念なピアノ弾き 付点は隠せない~】
あ~あ、残念だな~、と思える演奏、その残念ポイントをちょっと考えてみようという企画の2回目。
私自身は、「残念なピアノ弾きから脱却するぞ党」の党首(←それなに?偉いの?)就任をめざして、日夜活動中なのですが、そんな私の前に立ちはだかる嫌な女が一人。私は、ひそかに嫌味婆K子というあだ名をつけて、敬して遠ざけようとしております。その嫌味婆K子ときたら、傷口に塩をぬるような発言ばかり、本当にイヤなヤツ
【あ~あ 残念なピアノ弾き 残念なお休み】
あ~あ、残念だな~、と思える演奏、その残念ポイントをちょっと考えてみたいな、とふと思いました。
「残念なピアノ弾きから脱却するぞ党」(いかにもアヤシイ団体ですな~)の党首に就任しようと目論んでいる私、残念なピアノ弾きにありがちなあれこれを少しずつ考えたいと思っています。
残念ポイントには、いろいろあるのですが ― 例えばペダルやテンポ等 ― 今日思うのは休符の扱いです。
残念な演奏をしている
モーツァルトは難しいといわれるけれど ― 求められる表現技術とは?
こんにちは。以下は、私どものブログでもっとも多く閲覧された記事です。こちらでもご紹介したいと思います。ご参考になれば幸いです。
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こういう言葉聞いたことはないでしょうか。「モーツァルトは実は難しい」とか、「シンプルで音が少ないものほどごまかしがきかない」とか。あるいは、「モーツァルトって、子供がくったくなく弾いていると魅力的だけれど、大人になると怖くて弾けないのよね」とか。
これ