9/2オンライン朝活読書部レポート【Next Innovation Kansai】
9月が始まりました!今日も朝活読書のレポートをお届けします。
おはようございます。里山でログハウスに住むリモートワーカーのなかあづさです。
最近、みんなの感想が深い!そして別々の本を読んでいるのに、近い話につながったりと面白い流れになります。いつも9時を少し過ぎてしまうのですが、朝からじっくり話すことができてとても満足度の高い朝です。
堀越さん…ネコ型人間の時代
前回に引き続き、こちらの本を読まれている堀越さん。
犬型…上司に従順、大量生産時代、決まったことをやれば上に上がれる時代のスタイル
ネコ型…個性のある人がプロジェクト単位で集まる、異質な才能の持ち主
企業はとんがった人を求めるのに、会社の中では受け入れられない。日本の子どもの頃から内申点。急にネコ型になれない…。自由と平等の街、パリでは幼稚園生ですら自己選択をさせる。「最強の働き方」のムーギー・キムさんも、できるビジネスマンは子どもの頃から自己選択をしてきたと書いています。自己選択がキーポイントのようです。
また、「弱い紐帯の強み」という言葉があり、普段一緒にいるグループでは同一性が高く、新規性も低いが、薄いつながりの仲間たちとのつながりが新たな情報を得られたり、学びが深いので大切と話してくださいました。
丹ちゃん…ストレスフリー超大全
毎回朝活で丁寧に読んでいるこちらの本。ついに今日、最終章突入!自己肯定感を高める方法について。自己肯定感が高い、低いではなく、自己否定感に気付き、受け入れるための自己受容が大切とのこと。私なんて…無理かもしれないという気持ちををまず受け入れる。そのために自己受容の4行日記という手法がおすすめ。まずネガティブな気持ちを書いて、その後は自分でフォローを入れる日記手法。
また、嫌なことを忘れる方法として、他人にアウトプットしないこと。アウトプット大全にもあるように、アウトプットの機会が多いと記憶が定着してしまう。話すとしても1回だけ話す1回ルールの適用を。書く場合も、1回だけ書いて、書いた内容にアドバイスを書く「賢者のワーク」をすること。
いわしーさん…人生は20代で決まる
アメリカの臨床心理学者の方の著書。こちらでも、ゆるいつながりの大切さが書かれていたそう。学生時代や地元友達も大事だけど、似たような価値観の人だけになってしまう。成長機会にはならない。たまにつながるひとのほうが新しい情報を持ってきてくれる。詳しく話してくれる。
また、アイデンティティ・クライシス(自分は何者かと危機感を覚える)を乗り越えるためには、時間をかけてスキル、価値を高めること。できる挑戦をしてスキルを上げていく。目の前の賃金よりもスキルに投資。
なかあづさ…里山資本主義
今日はお金を稼ぐ以外の価値について考えさせられる内容でした。物々交換によるやりとりがある里山・田舎。お金をもらうよりも、仲間が増えること、喜んでくれることに価値を感じる。一見、美談のように聞こえるが、「人の価値は年収で決まる」「稼いでいない人はサボっているやつだ」など、現代の資本主義による価値が当たり前になっていると、すべての活動が成果のための手段にしかならない。お金ではない価値を知ること。ここが里山資本主義の考え方ではとても重要であると気付きました。
みんなの感想がつながっていく「気付きのアハ体験」
全く違う本を読んでいて、キャリアも、年齢も、住んでいる場所も違うのになぜか感想では似たキーワードが出てきて理解が深まる…この現象を「気づきのアハ体験」と勝手に呼んでいます。
今読んでいる本だけでなく、これまでに読んだ本や見聞きした話も相まって、どんどん気づきの多い会話が膨らんでいく。これこそ、弱い紐帯の強さではないでしょうか。同一性が少ないからこそ、集合知には今まで自分の見たことのなかったものが見られます。これからも、「気付きのアハ体験」がたくさん起こる場を作っていきます。
Youtubeチャンネル「T&A OUTDOOR」にて里山でのログハウス生活や夫婦の趣味であるアウトドアを発信中です。
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