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山本太郎研究

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山本太郎の政治を解明する
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記事一覧

救世主降臨を体験した支持者たち 風評と怒りの伝道者 山本太郎研究 6

救世主降臨を体験した支持者たち 風評と怒りの伝道者 山本太郎研究 6

「山本太郎を批判するなら、山本太郎と同じことをやってからにしろ」という声がある。しかし、「山本太郎のやっていることが無益なだけでなく有害だから批判しているのだから、同じことをしてみろという理屈はおかしい」と考える人は少なくない。
支持者たちは「なぜ山本太郎を支持しない人たちが、これほど多くいるのか」とも言う。彼らは山本を誤りひとつない聖人と見ているのだ。他の政治家に対してもありがちな支持者側の認知

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13年目──震災の記憶は消えようとしている (Oisixやれいわ新選組など)

13年目──震災の記憶は消えようとしている (Oisixやれいわ新選組など)

加藤文宏

はじめに 東日本大震災について話をしているとき、「それは知らない」と言われる話題がとても増えた。
 津波の被害を受けた沿岸部を行脚した若い仏僧を、新聞とテレビだけでなくネットメディアも報じたが、ある人は「知らない」と途方に暮れ、別の人は「忘れたかもしれない」と視線が宙を泳いだ。福島第一原発で水素爆発が発生したのは何月何日だったか、それは一度きりのできごとだったのか、複数の建屋で発生した

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山本太郎研究 支持者像についての証言

山本太郎研究 支持者像についての証言

加藤文宏

はじめに 当記事は[山本太郎研究]全4回の後日譚だ。
 昨年(2023年)の春から初夏にかけて、山本太郎と山本支持とは何かを解明すべく記事を書いた。閲覧数が静かに伸び続けたおかげで、さまざまな方から多様な意見が届いた。これらのなかには山本支持者もいれば、元支持者もいた。家族や身近な人物が支持をしているという人もいた。
 今回は家族や周辺にいる人々と、かつて山本に投票した人の証言から、支

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風評と怒りの伝道者 山本太郎研究

風評と怒りの伝道者 山本太郎研究

── 第1回 ──

加藤文宏

山本太郎は何をしたのか 原発事故を契機に首都圏から避難したいと願った人と、中部・北陸以西の地域に自主避難した人に聞き取りを行うと必ず山本太郎の名前があがる。山本から反原発のみならず放射線への考えかたや、いかに行動すべきか影響を受けたというのである。

 しかし具体的にどのような言動に影響を受けたかを聞くと、答えに詰まる人が多かったものの、山本によって「やったら、や

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風評と怒りの伝道者 山本太郎研究

風評と怒りの伝道者 山本太郎研究

── 第2回 ──

独自解析や集計ほか先行研究の紹介をまじえ論考しています。第1回より長文なので、結論をお急ぎのかたは「目次」から「まとめ」に飛んでお読みください。またグラフや図はクリック/タップすることで拡大できます。

加藤文宏

第2回のはじめに 本論は第1回から、山本太郎とは何者か、彼の政治とは何かを、印象で語るのではなく実際のできごとと数値や数量を突き合わせて解明している。

 「 風

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風評と怒りの伝道者 山本太郎研究

風評と怒りの伝道者 山本太郎研究

── 第3回 ──
コラム編

加藤文宏

 原稿を書き終えようとしていたとき、岸田総理大臣が和歌山市の漁港で爆発物を投げつけられる事件が発生した。この事件を重ね合わせながら当記事を読んでいただければ幸いだ。これはテロへの衝動と賛美にも通じる問題である。

宮下公園再開発をめぐるツイートから 今回は、山本太郎と高学歴で上位階級への帰属意識が強い左派層(いわゆるバラモン左翼)が、衆愚政治・扇動政治・

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風評と怒りの伝道者 山本太郎研究 / これからの山本

風評と怒りの伝道者 山本太郎研究 / これからの山本

── 第4回 ──

加藤文宏

象徴的だった暴力的なダイブ 入管法改正案の採決が行われた2023年6月8日の参議院法務委員会で、傍聴中の山本太郎が杉久武法務委員長に飛びかかろうとして、自民党の若林洋平参院議員と永井学参院議員に打撲傷を負わせた。

 山本は何度も委員長に飛びかかろうとしたが、単に危険だっただけでなく、暴力で採決を阻止しようとする行為は民主主義の原則を否定するものであり、懲罰動議が

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