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森さんの全note(¥1680)

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森さんの全noteです。ここにしか収録されてない「ボートラ」入り。
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2024年10月の記事一覧

10月22日(火)15日目 観自在寺

10月22日(火)15日目 観自在寺

道の駅の脇のキャンプ場。すぐ真横で道の駅の物産を買って食べながらキャンプできるし、景色も最高なのだが、ただ、その素晴らしいキャンプ場というのにも弱点があって、それはつまり「それだけ素晴らしい場所ならいろんな人が来る」ということである。普通、キャンプ場というものはお金を払ってキャンプしにきた客しか入れない。ところがこの道の駅に併設されたキャンプ場は、懐が深いというか、まちの人たちに愛されているという

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10月21日(月)14日目 延光寺

10月21日(月)14日目 延光寺

いつもと同じく早朝に起床。夜中に何度か軽く目が覚めた以外はもう熟睡。気持ちよく眠ることができたので昨日の100km近くの移動の疲れはだいぶ消えたと思う。「途中に何度か軽く目が覚めた」というのは他でもない。ゴキブリである。夜中寝ている時、何か指先を軽くコソコソされる感覚があった。何だろうと見てみるとゴキブリが指のあたりで動いていたのだ。結局、その日の夜はそんなゴキブリを合計で五匹くらい見た。自分もゴ

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10月20日(日)13日目 金剛福寺

10月20日(日)13日目 金剛福寺

昨晩はぐっすり眠ることができたのでもちろん今朝も3時くらいには目が覚めている。旅のログを書きつけたり、旅館が素泊まりなので食事を作ったりして朝の時間を過ごす。旅館はとにかく古いのにWi-Fiなどもちゃんとあり、女将さんもとても感じがよかった。これで4000円ならめちゃくちゃ安いと思う。岩本寺の次は金剛福寺。およそ100km先だから、ここで多くの人が宿泊していくのだろう。建物の年季的には廃れていても

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10月19日(土)12日目 岩本寺

10月19日(土)12日目 岩本寺

昨晩は絶好のキャンプロケーションを見つけ、最高の野宿をした、はずだった。が、ここに思わぬ落とし穴が。それくらい絶好のロケーションだということは当然、地元の人も観光客もその場所を利用する、ということである。別にそこまでマナー悪いとかではないのだが、テント張った近くで、おそらくは地元の若者たちがバーベキューをはじめた。その音が気になって夜中に何度か目が覚めた。いや、ほんと大騒ぎしてるとかでは全然なく、

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10月18日(金)11日目 清滝寺、青龍寺

10月18日(金)11日目 清滝寺、青龍寺

昨晩は6時頃には野宿をして7時か8時には眠ってしまったので「今朝」は2時に目が覚めた。「今朝」と言っていいのかわからないくらい早いが……。昨晩は雨が降っていたが、一時的に止んでいるようだ。時間を確認しようと思って手元のiPhoneを見たらまた保護フィルムがいつの間にか割れていた。昨日「割れてから一ヶ月以内なら半額で貼り直せる」とお店の人から保証書をもらったとき「そんなすぐに割る人いるんだ」と他人事

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10月17日(木) 10日目 禅師峰寺、雪蹊寺、種間寺

10月17日(木) 10日目 禅師峰寺、雪蹊寺、種間寺

5時起床。昨日はSOさんと飲んだけれど遅くはならなかったし、水を補給しながらの酒だったので二日酔いはほとんどない。今日は調子よく札所を回れそうだ。そう思い、朝一番でサウナに入ろうと思ったら、なんとここのカプセルホテル&サウナ、朝のサウナは8時から10時までらしく、サウナに入るならそれまで待たなければならないという。それならサウナはやめて今すぐ出立しようかとも考えたが、荷物をフロントに預けており、こ

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10月16日(水)9日目 国分寺、善楽寺、竹林寺

10月16日(水)9日目 国分寺、善楽寺、竹林寺

ここしばらくは夜8時か9時には眠くなって寝て、3時4時には自然に目が覚める、そこからしばらく旅の記録をつけるというルーティンが確立されていたが、昨日は2時まで飲んでいたから今朝は目が覚めたら7時。早寝早起きはよいルーティン、習慣だと思うが、酒は一発でこれをぶち壊す。まったくおそろしいドラッグである。今晩も高知を堪能するぞ(反省する気なし)。

とはいえ、昼はお遍路したい。高知市内とその周辺には札所

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10月15日(火) 8日目 神峯寺、大日寺

10月15日(火) 8日目 神峯寺、大日寺

早朝に起床。いつもと同じく旅の記録をつける。もっと簡単に書けるかと思ったがいかんせん毎回書きたいこと書かなければいけないことが多くなりすぎて時間が非常にかかってしまう。どんどん記録が追いつかなくなっている。今日は体調万全、というか、昨日のお接待と休息のおかげで全身にパワーがみなぎっている。どこまでだって行けそうな気がしてきた。これからの計画を練る。

ここ室戸から「少し」、と言っても30kmほどだ

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10月14日(月) 7日目 津照寺、金剛頂寺

10月14日(月) 7日目 津照寺、金剛頂寺

昨晩は、テントの屋根が消え、自然と完全に一体になり、中も外もなくなって、無限の広がりの中で一人寝ているような感覚になり目が覚める、というのを何度か繰り返した。非常に不思議な感覚である。よく眠れたし眠ってる間もとても心地よかったのだが、朝起きるとどうも体が重たい。節々に「高熱になる前の痛み」のようなものがある。風邪特有の倦怠感のような。これはまずい。

だがお遍路に休みはない(そして無職なので毎日が

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10月13日(日) 6日目 最御崎寺

10月13日(日) 6日目 最御崎寺

今朝も早くから目が覚める。眠れないわけではない。逆だ。キャンプだろうがテントだろうが安眠。熟睡。本当は夜更かしして、みなと一緒にインターネットで戯れてその日を終えたいのだが、毎晩気づいたら意識がなく、夜明けが来る前に目が覚め、そして早朝のうちに旅の記録をつける、というのがルーティンになっている。いいことだ。いいことか?

いよいよ今日から高知県だ。お遍路には各県ごとに「ステージ名称」がつけられてい

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10月12日(土) 5日目 平等寺、薬王寺

3時起床。いつもこの時間に目が覚める。起きたらすぐに旅のログを書きはじめる。書くべきことが多くて書いても書いても終わらない。手元にスマホしかない。今、一番したいことはPCとキーボードを使っての執筆だったりする。HHKBの心地いい打鍵感が恋しい。

7時に民宿の食堂に集まる。他の2人のお遍路さんは夕飯朝食つきのプランなので食事が出て当然なのだが、ぼくは「素泊まり以下」の金額しか出せてない。それなのに

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お遍路アイテムリスト【前編】

お遍路アイテムリスト【前編】

まだ巡礼の途中だけれど、気になる人もいるかもしれないので、森のお遍路「全アイテム」を紹介しておく。

mont-bell ムーンライト Ⅰ型10月に行く野宿遍路。ということでテントを持っていくかタープを持っていくかで結構悩んだ。テントは重いけどその分、安心感が段違い。タープは装備を軽くできる。最終的にはテントを持っていくことにした。

道具を選ぶときは「効率」や「合理性」もあるけれど「思い出」とい

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10月11日(金) 4日目 :  恩山寺、立江寺、鶴林寺、太龍寺

10月11日(金) 4日目 : 恩山寺、立江寺、鶴林寺、太龍寺

早朝三時に目が覚める。眠れなかったのではない。めちゃくちゃ快眠である。お遍路中は疲れきっていて、夜も早くに寝てしまうので目覚めもどうしても早くなってしまうのだ。早く起き、しかも日中はずっと運動しつづけるのだから当然夜もすぐ眠くなるという早寝早起きサイクルになる。いいことだ。

起きてすぐにコンビニに行き、コロッケ蕎麦と麻婆豆腐ともやしナムルを買って食べた。とにかく食べるのが楽しくて仕方ない。いくら

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10月10日(木)3日目 : 焼山寺(後編)、大日寺、常楽寺、国分寺、観音寺、井戸寺

10月10日(木)3日目 : 焼山寺(後編)、大日寺、常楽寺、国分寺、観音寺、井戸寺

昨日初めてもらったお接待のチオビタ。お接待もらったのが嬉しかったのと、冷えててとても美味しそうだったため午後なのにその場でグビグビ飲んでしまい、そのせいか昨晩はあまりよく寝付けなかった。お風呂に入れてないことも大きいと思う。4時には目を覚まし、旅の記録をつけたりしていた。

6時頃になるとクリスもNさんも起きてきた。Nさんは昨日のカップ麺の残りを食べていた。クリスもカップ麺。「お湯ないから沸かして

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