マガジン

  • 森さんの全note(¥1680)

    森さんの全noteです。ここにしか収録されてない「ボートラ」入り。

  • 四十で人生詰んだらお遍路に行こう

    森の自転車野宿四国遍路記。個別で記事を「買う」よりは安いけど、無料でも記事はだいたい読めるのであくまで「オンラインお接待」(旅の支援)くらいの感覚でご購入いただければ。購入いただいた方は森までメッセージかXでリプライにて「願い事」をお伝えください。それ以降のお参りするお寺で願い事の成就を祈願してきます。

  • 森さん日記

  • DMCA虚偽申告~凍結からの一連の顛末

    とある犯人からDMCA虚偽申告を用いて、Twitterアカウントを凍結されてから、解除にいたるまでの一連の記事をまとめました。 関連する過去記事はすべて無料公開しているので、そのまま読めますが、まとめて読みたい方用。「森さん大変だったね」の意味を込めて、コーヒーおごる感覚の人用マガジン。

  • 人間関係に困っている人へ

    チームワークがうまくできないとか、職場で困った人がいるとか。その対処法や悩みの解決のヒントになる記事をまとめた。

最近の記事

10月26日(土) 19日目 浄瑠璃寺、八坂寺、西林寺、浄土寺、繁多寺、石手寺、太山寺、円明寺

昨日は夜中にSNSをしてしまい、そのせいで興奮して疲れているのにあまりよく眠れず朝4時に目が覚めてしまう。かなり体が疲れているのがわかる。が、今日は松山市内の八ヶ所の寺を一気にすべてまわる予定だ。早く出発しなければ。起きて旅のログを書きながら準備をする。ゲストハウス泊なのだが、朝の5時なのにもう活動している他のユーザーもいる。自分以外全員中年の女性である。 早速、四十六番札所浄瑠璃寺へ向かう。松山でも最も南に位置し、ほとんど砥部町との境にある寺だ。残念ながら雨が降っていたが

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    • 10月25日(金)18日目 大宝寺、岩谷寺

      今日は昨晩お遍路のプロ「ブンさん」からさんざん脅された岩屋寺へ、そしてその手前にある大宝寺へと向かう。本来のルートなら明石寺のある西予市から大洲市、内子町へ移動し、そこから山道越えて久万高原へ。大宝寺、岩屋寺とまわってから山を降り、松山到着、というコースになるのだが、自分の場合は先に松山に到着しているからこの逆を行く。松山から久万高原に登り、大宝寺、岩屋寺とめぐってからまたもと来た道を戻るというコースだ。正規の順打ち遍路ルートは焼山寺と並べて語られる「遍路ころがし」とされてい

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      • 10月24日(木)17日目 明石寺

        5時起床。よく眠った。が、起きて外に出てみるとキャンプ場一面、霧だらけで周囲がまったく見えない。テントについた結露もすごい。雨が降っていたのかと思うくらい濡れている。昨日受付で自分以外誰も宿泊者はいないと聞いていたから、この霧の中に一人だけだと思うと急に怖くなってきた。テントの中に入り旅の記録をつけることにした。しばらくして急にトイレに行きたくなった。外に出てトイレに向かうが、トイレがまったく見つからない。一つにはこの霧がある。少し前もよく見えない。さらにこのキャンプ場自体の

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        • 10月23日(水)16日目 龍光寺、仏木寺

          とにかくお遍路生活をはじめてからというもの眠るのか早くなった。気づいた時には意識がない。7時とか8時には眠ってしまう。その結果、朝とても早く目が覚める。ということは早く眠くなる……の繰り返しだ。というわけで今朝も3時に目が覚めて日記を書いている。 自分のお遍路のペースが遅いのはこの「朝、日記を書く」があるからだと思っている。札所の納経所は朝8時からやっているから、3時や4時に目が覚めるなら6時には宿を出発するとか。そんなスケジュールにしておけば8時頃に最初の寺に着き、その後

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        10月26日(土) 19日目 浄瑠璃寺、八坂寺、西林寺、浄土寺、繁多寺、石手寺、太山寺、円明寺

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        • 四十で人生詰んだらお遍路に行こう
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        • 森さんの全note(¥1680)
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        • 森さん日記
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        • DMCA虚偽申告~凍結からの一連の顛末
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        • 人間関係に困っている人へ
          4本
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        • noteはなぜ行きづまるのか(¥1000)
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        記事

          10月22日(火)15日目 観自在寺

          道の駅の脇のキャンプ場。すぐ真横で道の駅の物産を買って食べながらキャンプできるし、景色も最高なのだが、ただ、その素晴らしいキャンプ場というのにも弱点があって、それはつまり「それだけ素晴らしい場所ならいろんな人が来る」ということである。普通、キャンプ場というものはお金を払ってキャンプしにきた客しか入れない。ところがこの道の駅に併設されたキャンプ場は、懐が深いというか、まちの人たちに愛されているというか、別にキャンプ以外で来る人たちにも割とウェルカムというか、たとえば近所の人たち

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          10月22日(火)15日目 観自在寺

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          10月21日(月)14日目 延光寺

          いつもと同じく早朝に起床。夜中に何度か軽く目が覚めた以外はもう熟睡。気持ちよく眠ることができたので昨日の100km近くの移動の疲れはだいぶ消えたと思う。「途中に何度か軽く目が覚めた」というのは他でもない。ゴキブリである。夜中寝ている時、何か指先を軽くコソコソされる感覚があった。何だろうと見てみるとゴキブリが指のあたりで動いていたのだ。結局、その日の夜はそんなゴキブリを合計で五匹くらい見た。自分もゴキブリは苦手だし好きではない。が、割と「こういう状況」には慣れてるし、あまりにも

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          10月21日(月)14日目 延光寺

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          10月20日(日)13日目 金剛福寺

          昨晩はぐっすり眠ることができたのでもちろん今朝も3時くらいには目が覚めている。旅のログを書きつけたり、旅館が素泊まりなので食事を作ったりして朝の時間を過ごす。旅館はとにかく古いのにWi-Fiなどもちゃんとあり、女将さんもとても感じがよかった。これで4000円ならめちゃくちゃ安いと思う。岩本寺の次は金剛福寺。およそ100km先だから、ここで多くの人が宿泊していくのだろう。建物の年季的には廃れていてもまったくおかしくないのに(そういう旅館や民宿はこれまでの旅でたくさん目にしてきた

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          10月20日(日)13日目 金剛福寺

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          10月19日(土)12日目 岩本寺

          昨晩は絶好のキャンプロケーションを見つけ、最高の野宿をした、はずだった。が、ここに思わぬ落とし穴が。それくらい絶好のロケーションだということは当然、地元の人も観光客もその場所を利用する、ということである。別にそこまでマナー悪いとかではないのだが、テント張った近くで、おそらくは地元の若者たちがバーベキューをはじめた。その音が気になって夜中に何度か目が覚めた。いや、ほんと大騒ぎしてるとかでは全然なく、非常に節度とマナーを守って常識の範囲内で楽しまれていたのだが、こちらのモードが「

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          10月18日(金)11日目 清滝寺、青龍寺

          昨晩は6時頃には野宿をして7時か8時には眠ってしまったので「今朝」は2時に目が覚めた。「今朝」と言っていいのかわからないくらい早いが……。昨晩は雨が降っていたが、一時的に止んでいるようだ。時間を確認しようと思って手元のiPhoneを見たらまた保護フィルムがいつの間にか割れていた。昨日「割れてから一ヶ月以内なら半額で貼り直せる」とお店の人から保証書をもらったとき「そんなすぐに割る人いるんだ」と他人事だと思っていたが、すぐも何もたった一日で割っている。 いつもの通り早朝のうちに

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          10月18日(金)11日目 清滝寺、青龍寺

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          10月17日(木) 10日目 禅師峰寺、雪蹊寺、種間寺

          5時起床。昨日はSOさんと飲んだけれど遅くはならなかったし、水を補給しながらの酒だったので二日酔いはほとんどない。今日は調子よく札所を回れそうだ。そう思い、朝一番でサウナに入ろうと思ったら、なんとここのカプセルホテル&サウナ、朝のサウナは8時から10時までらしく、サウナに入るならそれまで待たなければならないという。それならサウナはやめて今すぐ出立しようかとも考えたが、荷物をフロントに預けており、これも受け取れるのが8時からになる。ということはいずれにせよ8時まで待たなければな

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          10月17日(木) 10日目 禅師峰寺、雪蹊寺、種間寺

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          10月16日(水)9日目 国分寺、善楽寺、竹林寺

          ここしばらくは夜8時か9時には眠くなって寝て、3時4時には自然に目が覚める、そこからしばらく旅の記録をつけるというルーティンが確立されていたが、昨日は2時まで飲んでいたから今朝は目が覚めたら7時。早寝早起きはよいルーティン、習慣だと思うが、酒は一発でこれをぶち壊す。まったくおそろしいドラッグである。今晩も高知を堪能するぞ(反省する気なし)。 とはいえ、昼はお遍路したい。高知市内とその周辺には札所が集まっている。まず、南国市にある二十九番札所国分寺。次に高知市内にある三十番札

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          10月16日(水)9日目 国分寺、善楽寺、竹林寺

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          10月15日(火) 8日目 神峯寺、大日寺

          早朝に起床。いつもと同じく旅の記録をつける。もっと簡単に書けるかと思ったがいかんせん毎回書きたいこと書かなければいけないことが多くなりすぎて時間が非常にかかってしまう。どんどん記録が追いつかなくなっている。今日は体調万全、というか、昨日のお接待と休息のおかげで全身にパワーがみなぎっている。どこまでだって行けそうな気がしてきた。これからの計画を練る。 ここ室戸から「少し」、と言っても30kmほどだがそこに次の札所二十七番神峯寺(こうのみねじ)がある。そこからまたさらに40km

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          10月15日(火) 8日目 神峯寺、大日寺

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          10月14日(月) 7日目 津照寺、金剛頂寺

          昨晩は、テントの屋根が消え、自然と完全に一体になり、中も外もなくなって、無限の広がりの中で一人寝ているような感覚になり目が覚める、というのを何度か繰り返した。非常に不思議な感覚である。よく眠れたし眠ってる間もとても心地よかったのだが、朝起きるとどうも体が重たい。節々に「高熱になる前の痛み」のようなものがある。風邪特有の倦怠感のような。これはまずい。 だがお遍路に休みはない(そして無職なので毎日がお遍路である)。今日もこれから札所をまわらねばならないし、その前に装備を整理して

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          10月14日(月) 7日目 津照寺、金剛頂寺

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          10月13日(日) 6日目 最御崎寺

          今朝も早くから目が覚める。眠れないわけではない。逆だ。キャンプだろうがテントだろうが安眠。熟睡。本当は夜更かしして、みなと一緒にインターネットで戯れてその日を終えたいのだが、毎晩気づいたら意識がなく、夜明けが来る前に目が覚め、そして早朝のうちに旅の記録をつける、というのがルーティンになっている。いいことだ。いいことか? いよいよ今日から高知県だ。お遍路には各県ごとに「ステージ名称」がつけられている。徳島は「発心の地」。高知は「修行の地」。愛媛は「菩提の地」。香川は「涅槃の地

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          10月13日(日) 6日目 最御崎寺

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          10月12日(土) 5日目 平等寺、薬王寺

          3時起床。いつもこの時間に目が覚める。起きたらすぐに旅のログを書きはじめる。書くべきことが多くて書いても書いても終わらない。手元にスマホしかない。今、一番したいことはPCとキーボードを使っての執筆だったりする。HHKBの心地いい打鍵感が恋しい。 7時に民宿の食堂に集まる。他の2人のお遍路さんは夕飯朝食つきのプランなので食事が出て当然なのだが、ぼくは「素泊まり以下」の金額しか出せてない。それなのにトースト2枚と丁寧に淹れてくださったコーヒー、おにぎりまでいただいてしまった。ま

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          10月12日(土) 5日目 平等寺、薬王寺

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          お遍路アイテムリスト【前編】

          まだ巡礼の途中だけれど、気になる人もいるかもしれないので、森のお遍路「全アイテム」を紹介しておく。 mont-bell ムーンライト Ⅰ型10月に行く野宿遍路。ということでテントを持っていくかタープを持っていくかで結構悩んだ。テントは重いけどその分、安心感が段違い。タープは装備を軽くできる。最終的にはテントを持っていくことにした。 道具を選ぶときは「効率」や「合理性」もあるけれど「思い出」というか、いつも一緒だった、大好きなあのギアと今回も旅したい、みたいな基準も実はあっ

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          お遍路アイテムリスト【前編】