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海外/旅

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これまで30ヵ国くらいを旅したこと(日本ふくむ)
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はじめて「旅」を知ったのは、20ヶ国を旅したあとだった

はじめて「旅」を知ったのは、20ヶ国を旅したあとだった

「旅」というには不思議な瞬間だった。

その頃、私は車で生活をしていた。働きすぎた反動なのかとつぜん仕事をやめ、家を解約し、車を買って北へ向かった。これから暑くなるだろうという6月。だったら涼しいところへ行こうと、東京から新潟へ、そして船で北海道へ渡ったのだ。

車生活を選んだ理由は、ヒマだったから。自由な時間があるなら行きたいところに行こう、家が動けば便利じゃん。という単純な理由だった。『ハウル

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美しき芸術の都市《ロシア・サンクトペテルブルグ》

美しき芸術の都市《ロシア・サンクトペテルブルグ》

ロシア第二の都市・サンクトペテルブルグに降り立った感想は

「“帝国”ってこういうことを言うんだ……」でした。

でかい。あまりにでかい。なにもかもでかい。
同じ“帝国”とはいえロシア帝国と大日本帝国とは規模が違いすぎる。
戦争して勝てるなんて到底思えない。
そして、美しい……

なかでもロシア帝国当時の首都サンクトペテルブルグは「芸術文化の都市」と言われています。芸術・文化については首都モスクワ

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SNSで配信しながら車生活をしていた時、彼に出会った。

SNSで配信しながら車生活をしていた時、彼に出会った。

いまだに親には言っていないことだけど、20代のある時期、一人で車生活をしていた。

それまであまりに仕事が忙しくて、時計の針が「2時」を差していたらそれが夜中の2時なのか昼の14時なのか判断がつかないくらい、太陽を見ずにぶっつづけで働き詰めだった。

えーい!と、投げ出したくなったのかもしれない(こまかいことは覚えてない)。家を解約し、足を伸ばして寝れるという基準だけで選んだ中古車を購入し、初夏だ

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歯みがき粉すら買えない国を、音楽が救うか。《南米ベネズエラのアーティストたち》

歯みがき粉すら買えない国を、音楽が救うか。《南米ベネズエラのアーティストたち》

『アーティストになったから、 
国外へ出られた』これは南米ベネズエラで出会った、若いアーティスト(音楽家)たちのことだ。

ベネズエラはこの数年、アメリカの制裁によるハイパーインフレと、革命と、反政府デモで、混沌の一途をたどっている。日中はバリケードがはられ、犯罪が多く、暴力が溢れ、夜出歩くことは困難だ。もちろん日本人が観光に行くことは薦められていない。

ベネズエラに入国した時、わたしはベ

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シェイクスピアのとなりで海を眺める 《デンマークの劇場》

シェイクスピアのとなりで海を眺める 《デンマークの劇場》

デンマークには、シェイクスピア好きにはたまらない場所がある。戯曲『ハムレット』の舞台となった城「クロンボー城」だ。

首都コペンハーゲンから1時間弱。クロンボー城は、ハムレットが住むエルシノア城のモデルだ。とはいっても、シェイクスピアはこの城に来たことはないみたいだけれど……

「誰の言葉にも耳を傾けよ。
 口は誰のためにも開くな。」

 シェイクスピア『ハムレット』

クロンボー城の存在もあり、

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なんで演劇に関わりつづけるんだろう 《パレスチナ国際演劇祭にて》

なんで演劇に関わりつづけるんだろう 《パレスチナ国際演劇祭にて》



高さ8mの壁に囲まれ、自由には出られない“パレスチナ自治区”。『進撃の巨人』みたいな壁は、外からの侵入を防ぐためじゃなくて、中にいる人を閉じ込めるために作られている。

その“パレスチナ自治区”の西岸地区にあるベツレヘムで、『子どもと若者のための国際演劇フェスティバル』が開催され、行ってきた。主催は地元の団体Al-Harah Theatre。

ちなみにパレスチナは「ヨルダン川西岸地区」「ガザ

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「また来ます」とすぐに決めた 《ルーマニア・シビウ国際演劇祭》

「また来ます」とすぐに決めた 《ルーマニア・シビウ国際演劇祭》

ルーマニアでは6月、“ヨーロッパ三大演劇祭”といわれる『シビウ国際演劇祭』が開催されます。日本からのアーティストも毎年5団体くらい参加していて、昨年は演出家の野田秀樹さん、建築家の隈研吾さんも、ほかにも劇団、ダンサー、能などのパフォーマーが訪れていました。過去には演出家の串田和美さんや、歌舞伎の中村勘三郎さんなども。

その『シビウ国際演劇祭』には毎年、日本からボランティアスタッフが現地に行ってい

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ブルガリアの街中にアートが増えていく……(オープニングまで後2日)

ブルガリアの街中にアートが増えていく……(オープニングまで後2日)


ブルガリアに来て数日。
11日からはじまる欧州文化首都atプロブディフのオープニング準備が進んでいます。  *

午後。カフェから出たら、センター街のど真ん中に突然に出現していたデヴィッド・ボウイの『HEROES』。 

I, I can remember
僕は、僕は覚えているよ 
Standing, by the wall
壁の横に立っていたことを
And the guns, shot ab

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芸術文化の祭典・欧州文化首都2019オープニングセレモニーにて……『一緒だから、一緒じゃない』

芸術文化の祭典・欧州文化首都2019オープニングセレモニーにて……『一緒だから、一緒じゃない』

ブルガリアのプロブディフに滞在して1週間。
その後半にあたる1月12日夜、欧州で30年以上開催されてきた芸術文化のビッグイベント『欧州文化首都』のオープニングセレモニーがおこなわれました。

(動画がうまく貼れないので、あとで挑戦します!)

『欧州文化首都』は、いわば、EUをあげての文化オリンピックのようなもの。毎年、基本はEU圏内で選ばれた2都市で開催されます。開催地の座を勝ち取った2都市は、

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ブルガリアに来ています。なぜなら2019年は“ブルガリア×芸術文化”の年だから!

ブルガリアに来ています。なぜなら2019年は“ブルガリア×芸術文化”の年だから!

1月7日、ドバイ経由でブルガリアにやってきました。
ドバイ、上空から見ると魔都市感すごい。ファイナルファンタジーなの?スターウォーズなの?ダンジョンがはじまるぜ!?(※人工島です。高級なものがいろいろあります。つまり魔都市です)

さて気温20℃越えのドバイから、氷点下のブルガリア第2の都市プロブディフへやってきました。見てのとおり、寒いです。

人口38万。歴史は古く、6000年以上前の遺跡が残

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