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もめのメモ書き

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つまずきも迷いも愛おしい、女の風景の断片集。 パートナー、こども、仕事、親…他者との関係性の中で自分を探究。
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2021年9月の記事一覧

37歳に寄せて。

ここ10年くらいで一番平穏。人生の凪タイムと呼んでみよう。 ㅤ 仕事のシフト、子どもの預け預…

もめ
3年前
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もしもの時に報せてもらえる関係でありたい。

もしも人生をやり直せるなら、一人でもあの町に住み続ける道を選びたい。何度も繰り返しそう思…

もめ
3年前
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時が重なり、呼応した。

ちょっとしたデジャヴュだった。 デジカメを手に、京都の商店街の今を切り取り、古い記憶を乗…

もめ
3年前
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今日も、歩幅が揃わない。

たとえ我が子であろうとも、誰かのために自分を置き去りにする関係は続かない。ここまでの人生…

もめ
3年前
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過去にかえる。

感情はナマモノ。自分の言葉で、瑞々しくトレース出来るのは、その時だけ。せっかく味わった経…

もめ
3年前
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別れの感度が鈍いのか

別れは訪れるものだろう。早かれ、遅かれ。そう思うようになった。 桜が咲きだすと散りゆく日…

もめ
3年前
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ワンオブゼムの湯治の果て

東京の、雑踏の中に埋もれてしまいたいと思ったことがあります。 銀行に立ち寄った時、近所の温泉で裸になった時、「もしかして、もめさん?」と、知らないおばさんらに声を掛けられることもあり、私が知らない人も私を知っているのかもしれないと思うようになった。 自然の木々に囲まれる生活が長くなり、身なりも馴染んできた。髪は黒色、衣服はアースカラー、化粧はしない。だけどある時、全部ひっぺがして、自分のイメージ変えたくなって、金髪にした。人生初。 東京には金髪がいっぱいいた。金髪くらい

今日のあたりまえを、ちょっと揺らして。

休日の朝、少し用事があったので、娘に留守番を依頼した。これまでも、ついていく/行かない攻…

もめ
3年前
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つくられたい、片付けたい

家事の中で、もっとも億劫なのが、食事の支度。 好きなのは、人にごはんをつくってもらうこと…

もめ
3年前
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