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もめのメモ書き

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つまずきも迷いも愛おしい、女の風景の断片集。 パートナー、こども、仕事、親…他者との関係性の中で自分を探究。
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記事一覧

40歳に寄せて。

40歳は、嬉しい。 今の感情を測るため、胸に手をあててみたところ、40歳が嬉しい。 ちゃんと…

もめ
2か月前

カウンターと小休憩

日曜の夕刻、買い物に出ようと思うと雨が降る。 「何もしない1日でいいのか」と娘が憤慨するの…

もめ
6か月前
7

アラフォーの、再会コラボレーションは小気味良く。

一週前、山口にあるラブホテルのワンフロアがぎゅうぎゅうになるイベントを終えた。私が直感的…

もめ
1年前
4

39歳に寄せて。

高校生の頃、同級生何人かに「もめっていつも幸せそうやね」って言われたことが、記憶に残って…

もめ
1年前
12

おばさんバービーを増やしたい。

バービーの映画を観た。とても面白かった。バービーの世界では、大統領も、ノーベル賞受賞者も…

もめ
1年前
20

僕の右手を知りませんか。

手のひらを手術した。利き手の中指が痛み、検査をすると手術が必要だと。手荒れが原因なのか細…

もめ
1年前
13

移動の民。

山積みのタスクと、タスク進行の手掛かりとなる僅かな情報を残して、彼はアフリカへと旅立った。ほとんどの締め切りが、彼の帰国直後。途中、電波のほぼ入らぬ地に入ル。 国境近くでzoomに入れないという彼不在の中、彼の友人たちと彼発案のプロダクトに関するミーティングをする。 愛と仕事は、混ぜるな危険。そんなことを言ったひと月後、混ぜまぜにやらざるを得ぬ水無月に入ル。 五月、家にやって来た星読み人が、「これからとっても忙しくなり、なんでもやれるところまでやって自分の限界を測る」と

愛と仕事は、混ぜるな危険。

アフター主婦の、遅咲きの会社員生活4年目。社歴は浅くとも、いい歳だ。年齢の観点での若手た…

もめ
1年前
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ブレーキ、その先に。

漫画家の鳥飼茜が、再婚した浅野にいおと離婚していることを知った。恋愛時代の日記が綴られた…

もめ
1年前
15

カンジャンケジャンが食べたい。

一日の終いのささやかな楽しみは、Netflixで映画やドラマを見て感動し、Tverでバラエティ番組…

もめ
1年前
4

この町、今年の景色。

 目の前は、青い空。自転車は、すいすいと前へ進む。時折かかる雲や、じっとり濡れる冷たい雨…

もめ
1年前
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続ステップファミリー・ステップ

一年前の夏に「ステップファミリー・ステップ」という文章を書いた。自然が多い土地に一泊旅し…

もめ
2年前

zine「もめのめも書き」できました

1984年生まれ。 今、人生の何幕目なんだろう。 それなりに酸いも甘いも経験してきたと思う。 …

もめ
2年前
3

38歳に寄せて。

誕生日の祝いの品として、指輪をもらった。照れくさく感じながら付けている。 耳でも首でもなく、指に付けるアクセサリーを贈られるというのは、意図を勘繰る。関係性への態度というか、代替し難い存在だと伝えてもらったのかなと受け取った。 指輪は、友人のおしげが作ってくれたものだった。ちょうど1年前に、「昔暮らしていた地域の友人たちに会いに行きたい」という、私の願いを叶える旅に出た。その時に会ったおしげは、アクセサリーや楽器を作ったり演奏していて、パートナーのルウナはイラストを描いた