過食からの糖質依存をなおしたい

私は糖質依存症だと思う。
砂糖たっぷりの甘いものに依存している。しばらく甘いものを食べていないとケーキワンホール食べたいで頭がいっぱいになる。甘いものを大量に食べるとスッとモヤモヤが溶けていく。
そして血糖値が上がり、それを下げるために大量のインスリンが出る。ジェットコースターのように下がったらまた甘いものを欲す。このようにして満腹中枢もイカれていく。
Twitterには同じようなことを繰り返している摂食障害のFFがいる。遺伝で糖尿病になりやすい人はなってもおかしくない気がするが、そんな人は見たことがない。多くのFFが10代20代と若いからなのだろうか。歳をとってからが怖い。

母に今度ミスドの食べ放題行こうよと誘われた。ミスドでは一部店舗で食べ放題をやっている。私がずっと甘いものを欲しているのを見て誘ってくれたのだろうが、お断りした。
自分自身が甘いものに依存していることに恐怖を感じながらも、目の前にあるドーナツを全部食べていいという状況に負けて大量に食べる。そして太る。
果たしてそんなことをして楽しいのだろうか。答えは否。
既に太っているくせに、ダイエットに成功していた時の拒食チックな思考が抜けていない。いまだに太るのは怖い。
あと私は食べ物への執着が凄くて、過食スイッチが入ると化け物のような顔をして胃に詰め込み始めるので外食には抵抗がある。たまたま理性が保てると全然食べられなかったりもする。

私はダイエットで主食を控えめに、お菓子とジュースはほとんど食べないようにしていた。
そう決めても大抵食べてしまうのだろうが、私は食べずにいられた。
なぜなら、ちょっとしたマイルールから「絶対に食べてはいけない」という強迫観念と変貌したからである。〇〇キロ切ったら減量成功！と決めていた数値を下回ってもやめようだなんて思わなかった。

実際のところかなり我慢してたのと、身体としても普通に栄養が足りていなかったのだろう。
ある日過食というものをしてしまい、頻度はどんどん増えていった。その時食ベたくなるのは決まってパンやお菓子だった。
リバウンドするのはよくある話だが、私の場合ダイエットの段階で無意識のうちに摂食障害の思考が出来上がってしまっていたため、過食で苦しむことになる。

理性に負けて甘いものを食べるうちに、徐々に糖質依存にもなってきたように思う。こうなれば過食依存と糖質依存のダブルパンチ。
過食で胃を満たすことのより不安感を和らげ、糖質で脳から快楽物質が出る。
血糖値スパイクで繰り返し甘いものを求める。
拒食脳も残っているのでやめたいと強く思うが、思えば思うほどやめられない。
太る。病む。最悪。

甘いものを切り離すのは不可能だと思い、普通の食事を少なくして体重増加を食い止めようとした。おかずでも案外カロリーは取っているので、そこのカットすれば理論上は総カロリー量は減る。
ただし、大量の糖質とついでの脂質しか取らないことになるので、身体はスッカスカになる。
でも、体重が増えなければそんなことどうでも良かった。若いので身体は持つが、心身ともに不健康である。
とか言いながら、結局普通の食事でカットされた胃の余白を菓子パンで埋めてしまう。摂食障害の過食特有の、常に腹がパンパンじゃないとソワソワするアレである（だからといって食べてホッとするわけでもなく、ただ、食べずにはいられないだけ）。結果、むしろさらに堕ちた。

甘いものが元々大好きなわけではない。依存しているので大量に取らないと落ち着かないだけ。四六時中甘いものから離れられない生活をどうにかしたいという思いはあった。
血糖値ジェットコースターで意識をぶっ飛ばすように寝て、起きて、胃の余白ができたらまた食べる。異常だし、すごく苦痛だ。生きていることが辛い。
私の中ではギリギリ甘いものにカウントされるヨーグルトを爆食いしたり、フルーツで誤魔化すだけではどうにもならなかった。昔だったらそれだけで充分糖質を取ったことになっていたのだが……。

今まで生活の99%を「食」に持ってかれていたが、完全にリバウンドしたのと、母に打ち明けたことにより80%くらいになった気がする。
流石にどうにかしたいという思いが本格的に芽生えてきたので、糖質依存脱却計画を遂行する。

また糖質を抜いたら反動が来るだけなので、パンとお菓子を食べすぎない、のみ。
基準は決めない。病的な過食を経験しているので、境目は決めなくても感覚で分かる。
少なくとも、欲求のままに胃の限界まで甘いものを詰めない。痩せるとは言いません、甘いものを異常の食べない努力をするだけ。むしろ、反動防止のため普通のご飯は食べる努力をする。
でも、白米にはものすごく抵抗がある。ダイエットしていた時、家族に異常なのを知られたくなかったので出されたご飯は残さないようにしていて、
白米が（減らしていたとはいえ）「食べたくないけど食べないといけないもの、カロリーの塊」という認識になった。それが抜けない。それも小麦オンリーの生活になった原因の一つである。

これが成功すれば緩やかに痩せることにも直結する。これが本来の目的なんでしょ？という質問はしないでくれ。もう一度同じ過ちを繰り返したくはないが、40キロ代前半まで落としたいという気持ちがなくなることはない……